TOPルチャ・リブレAAA 2011年 →AAA:Best of AAA 2013

AAA:Best of AAA 2013の分析


名勝負 なし
好勝負 エアロスター、アンヘリコ、ジャック・エヴァンスvs.マシーン・ロッカー、ペンタゴンJr.、ソウル・ロッカー(8/16/13)

@レイ・デ・レイエス決勝、3ウェイ・ダンス:エル・カネックvs.エル・メシアスvs.LAパーク(3/17/13)
 ロートルのカネックが入っていることもあって
 カネックをダウンさせておけるようメシアス、パークがルードという位置づけ。
 尤もメシアス、パークはその状況に合わせて、
 同じルードを躊躇無く攻撃するので展開は固定されておらず
 スリリングで密度のある流れとなっています。
 椅子を加えたりレフェリーを絡めたりと演出を加えながら早めにカネックを排除。
 それによりメシアスvs.パークという2年前のビッグ・マッチ再び。
 過激なスポットを間に挟みながらカウンターの応酬を見せます。
 ライバル関係を感じさせる良質な攻防ながら
 技がすっぽ抜けなど不完全なものが目立ちましたね。
 まったり二ア・フォールを取り合う内容なだけにこれは勿体無かった。
 中々良い試合
 (執筆日:5/?/13)

Aディナスティア、マスカリータ・ドラダ、レイ・セレスティアルvs.ミニ・アビスモ・ネグロ、ミニ・チャーリー・マンソン、ミニ・イステリア(4/15/13)
 序盤はムーブ披露。
 ディナスティアを初めとしてキレの良い動きを見せます。
 ルードがリング制圧して中盤へ。
 この日の客は非常に盛り上がりが良いですね。
 もう少しルードが制圧時に合体技を見せたかった。
 テクニコが十分機運が高まる前に反撃を成功させてしまっています。
 ニュートラルに戻すと再び序盤調の演舞。
 決して何かを軽んじていないが
 ハイ・フライヤーのスポット・フェスト以上のものになっていません。
 もっとルードがルードとして機能したかった。
 平均的な良試合。

Bエアロスター、アンヘリコ、ジャック・エヴァンスvs.マシーン・ロッカー、ペンタゴンJr.、ソウル・ロッカー(8/16/13)
 まずは流れるような攻防。
 アンヘリコの格好のつけ方が良いですね。
 1度目のダイブはエアロスターが敢行。
 適度に流した後2度目のダイブへ。
 これをキャッチしてパワー・ボムに切り返したところからルードがリング支配。
 エプロン際の攻防などを齟齬なく入れ込むなど
 素晴らしいフロー感がこの試合の魅力ですね。
 ダイブの重層からルチャにしては珍しいカットを使ったニア・フォールの連発。
 スポット・フェストに見えて意外に機微の分かった変化のつけ方が光りました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:9/?/13)

Cラテン・アメリカン王座戦:ブルー・デーモンJr.(ch)vs.エレクトロショック(12/21/13)
 エレクトロショックも歳なので早々にトペを決めるとジャベへ。
 3本勝負なら簡単に決まる展開ですね。
 しかしこのジャベ合戦が中々もって
 心地よいリズムで応酬が行われ良い意味で期待を裏切ってきます。
 ジャベで決めきれずハイ・フライに変化する
 試合場の意図もはっきり伝わってくる。
 しっかり1本勝負の起承転結がつけられた内容ですね。
 最後はAAAらしくきな臭くなりましたが、フィニッシュはクリーンに決着。
 中々良い試合。


注目試合の詳細

なし

試合結果

@レイ・デ・レイエス決勝、3ウェイ・ダンス:エル・カネックvs.エル・メシアスvs.LAパーク(3/17/13)
Aディナスティア、マスカリータ・ドラダ、レイ・セレスティアルvs.ミニ・アビスモ・ネグロ、ミニ・チャーリー・マンソン、ミニ・イステリア(4/15/13)
Bエアロスター、アンヘリコ、ジャック・エヴァンスvs.マシーン・ロッカー、ペンタゴンJr.、ソウル・ロッカー(8/16/13)
Cラテン・アメリカン王座戦:ブルー・デーモンJr.(ch)vs.エレクトロショック(12/21/13)