TOPルチャ・リブレAAA 2004年 →AAA:Invading Japan

AAA:Invading Japanの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

日本来日を記念して作られたDVDみたい です。
総時間1時間半。

@マスカラ・コントラ・マスカラ:ラ・パルカvs.シベルネティコ (Triplemania 12 6/12/04)
 紛れも無く”台本”に過ぎず、
 誰がやろうと同じ、という印象は消えません。
 しかしCMLLは本格派、AAAはエンタメとして割り切って再見すると
 その”台本”は非常に素晴らしい物だと感じました。
 ルード・プレイの作法、凶器を一式完備し、
 救急車により会場の外を使う事でスケール感を出しました。
 そしてクライマックスはテクニコが手下を一掃するだけに抑えて
 リングの中には手を出さずコントラ戦の重さを軽んじていませんし、
 リングの周りで火炎放射攻撃を行う事で良い絵を作り出しています。
 テクニコvs.ルードのダイナミズムをエンターテイメントで持って最大限に盛り上げました。
 中々良い試合。
 (執筆日:9/26/09)

2試合目−男・女・オカマ混合マッチ:エステル・モレノ、ピンピネーラ、アレプリヘvs.浜田文子、男色ディーノ、カズ・ハヤシ(Tokyo 1/23/04)
 見事なオカマぶりを見せるピンピネーラ、ディーノ、
 要所で出てくるミニ・アレブリヘに
 中々良い動きをする浜田、
 そして微妙な日本語をしゃべるモレノと
 ハヤシ以外は各人それなりに良い味を出しているのですが
 試合としてもファン・マッチとしても微妙です。

3試合目−エリミネーション・マッチ:フベントゥー・ゲレラ、ミステル・アギラ、チャーリー・マンソン、ゲファー・ディファニーvs.獣神サンダーライガー、 エル・ソロ・オリエンタル、エレクトル・ショック、レディ・アパッチェ(Tokyo 1/23/04)
 流れるような展開、華麗な飛び技と
 ある程度ルチャの魅力は伝わりますが・・・
 ディファニー、アパッチェは女子レスラーで使えないし
 オリエンタルや怪獣レスラー、エレクトルは下手。
 元WWEレスラーのアギラは良い感じでした。
 ミスしても巧く誤魔化していたし。

試合以外に入場曲15秒ほどが14人分入っています。

総評
 一瞬の途切れがない完全版ではありますが
 興味があるなら普通にTM12を購入すれば良いでしょう。
 このDVD自体手に入れにくいと思いますしね。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

@マスカラ・コントラ・マスカラ:ラ・パルカvs.シベルネティコ(Triplemania 12 2004)
  シベルネティコが入場中のパルカに襲い掛かり先手を取る。
  パルカは反撃しシベルネティコを落とすとスプリングボード式クロス・ボディへ。
  シベルネティコはチェスマンを身代わりにすると蛍光灯を叩きつける。
  この一撃でパルカはぐったりしている。
  シベルネティコはパルカのマスクを破り更に椅子攻撃。
  コスチュー ムも破る。
  マスクを破った所から殴りつけ流血させる。
  場外に逃れたパルカを追い花瓶を殴りつける。
  シベルネティコは脚に狙いをつける。
  パルカは延髄切りを決めるとリバース・チン・ロック。
  シベルネティコ軍団がパルカに襲い掛かる。
  シベルネティコはスーツケースで殴りつける。
  パルカのセコンドが1人いたがぼこぼこにされる。
  更にフービーらが現れ、そのセコンドを暴行し救急車に入れる。
  リングではシベルネティコ軍団が暴行を続けている。
  救急車が発進しパルカを助ける者はもういない・・・
  と思われたその時。
  バック・ステージでペーニャがバイクを奪い取り救急車の後を追い、追いつく。
  救急車から出てきたアビスモネグロが火炎放射攻撃を狙うも味方のティファニーに誤爆。
  ペーニャーの味方がアビスモネグロに火炎放射攻撃。
  パルカのセコンドはバイクにまたがり親友の元へ向かう。
  オクタゴンらも同じくリングに現れシベルネティコ軍を蹴散らす。
  これで1対1。
  しかしリングではシベルネティコの完全優勢。
  パワー・ボムを決めカバーするもカウント2。
  パルカが一瞬の隙を突きクルーシーフィックスからの丸め込みで1,2,3!  
  パルカの勝利!
  シベルネティコは潔くリングに戻りマスクを脱ぐ!

試合結果

@マスカラ・コントラ・マスカラ:ラ・パルカvs.シベルネティコ (Triplemania 12 6/12/04)
A男・女・オカマ混合マッチ:エステル・モレノ、ピンピネーラ、アレプリヘvs.浜田文子、男色ディーノ、カズ・ハヤシ(Tokyo 1/23/04)
Bエリミネーション・マッチ:フベントゥー・ゲレラ、ミステル・アギラ、チャーリー・マンソン、ゲファー・ディファニーvs.獣神サンダーライガー、エル・ソロ・オリエンタル、エレクトル・ショック、レディ・アパッチェ (Tokyo 1/23/04)