TOP日本のプロレスその他 →WRESTLE-1:8/4/05

WRESTLE-1:8/4/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚、約3時間5分です。
SlamBamJam製。

@ミル・マスカラス、テリー・ファンクvs.本間朋晃、中嶋勝彦
 テリーが本間相手にテーブル攻撃を、
 マスカラスがルチャ流のフィニッシュを見せましたが、
 余りに時代が違いすぎて表面だけの内容。
 それはともかくこのレジェンド2人を普通オープニングに持ってきます?
 悪い試合。

Aカズ・ハヤシvs.AJスタイルズ
 AJはキレのある得意技を、カズも素晴らしいトペコンを見せるけれど
 FB03再びで相変わらず攻防がいまいち。
 それ故カズが決め手としては弱い脚攻めを見せたり、
 知名度の差がそのまま結果に影響したりと
 中盤と終盤の色分け、構築がいまいちです。
 平均レベル。
 
B1回戦:諏訪間幸平vs.ザ・プレデター
 プレデターは明らかに意識したスタイル作りだからブロディ二世と言うのは良いとして
 諏訪間をジャンボ二世というのには?。
 バック・ドロップ1発で勝たせ、鶴田の入場曲&オォーのアピールをやらせたら
 もうこれは実像と離れたテーマ設定でやりすぎです。
 悪くない試合。

C1回戦:天龍源一郎vs.村上和成
 表現力の無い村上が表現しようとしているヒールは実に下品です。
 その上、試合中に古傷を再発させています。
 ただ痛い打撃がそこにあるだけ。
 最後の反則フィニッシュも瓶を取り出した時点で取っても良い。
 無駄にぐだぐだしすぎ。
 ひどい試合。 

D1回戦:ボブ・サップvs.ジャイアント・バーナード
 プロレスだから予め技を食らう事は分かっているのに
 サップは受ける時に売りである強さが揺らいで弱さが露呈しすぎ。
 一方の攻めも格好だけでやってる張りぼてレスラーだけに致命的です。
 ひどい試合。

 橋本の追悼セレモニー。

E1回戦:佐々木健介vs.長州力
 私情の絡んだ遺恨マッチですが
 2人は私情を絡めず遺恨マッチを作り上げようとします。
 しかしそれをするには長州は年を取りすぎ。
 試合が進むに連れ年の差の影響が大きなり勝負にならない。
 悪い試合。

F1回戦:秋山準vs.柴田勝頼
 柴田の不意打ちからいきなり秋山が流血すると
 怖い秋山が表出し柴田を椅子で滅多打ち。
 これは血が沸き踊る展開でしたね。
 相手が打ち返すのを待つ凡庸な物とは違う
 ハードな打撃の応酬がその後も続きます。
 ただ構成に抑揚をつける意識でサブミッションを織り交ぜたのでしょうが
 こういう試合ではMMA並みの緊張感を持って扱わないといけませんね。
 押せ押せの性質なのにそこだけ停滞する事になります。
 また最後に何か一工夫欲しいですね。
 そうでないと今回のようにクライマックスでは体格の大きい秋山が持っていく形になってしまう。
 好勝負に少し届かず。

G1回戦:グレート・ムタvs.曙
 ムタが客を驚かし、脚を攻めラフに凶器で攻撃と色々やって時間を稼いでいます。
 曙はメインの仕事できないのは分かっているけど
 バンザイ・ドロップが当たってないのはひどいし、
 コーナーに上りもしないのにフライング・ボディ・プレスをやってみたいなんてプロモで言っちゃあ駄目でしょう。
 悪い試合。

総評
 分かりやすいテーマ設定は良いが大風呂敷広げすぎ。
 大会構成はいまいちで秋山vs.柴田が唯一の救い。
 (執筆日:3/3/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

F1回戦:秋山準vs.柴田勝頼
  ゴングが鳴るな柴田が突進しハイ・ニー。
  バック・ドロップ。
  頭部を蹴り上げる。
  顔を蹴りつける。
  流血した秋山は場外に出て間を置く。
  柴田が場外に下り襲い掛かる。
  秋山は柴田にフォア・アームズを入れるとニー。
  柵にぶつけ観客席に投げつける。
  椅子を叩きつけていく。
  レフェリーが引き離す。
  両者リングに戻る。 
  秋山が首元を掴み胸に張り手。
  柴田が打ち返し打ち合いに。
  柴田がアッパーカート。
  秋山が顔に張り手。
  柴田がアッパーカート。
  秋山が顔に張り手。
  柴田がフォア・アームズ。
  秋山が蹴り飛ばしバック・ドロップ。
  柴田が食らいながらもチョークを決めている。
  スリーパー。
  柴田は離すとロープに走り胸に蹴り。
  起き上がりかけた所にニー・ストライク。
  ニー。
  殴りつけアッパーカート。
  胸に蹴り。
  秋山がうずくまる。
  起こしてニー。
  助走をつけてニーを突き上げる。
  秋山は場外に転がり落ちる。
  柴田が後を追おうとする。
  出させまいとするレフェリーを跳ね除けエプロンから殴りおろす。
  鉄柱にぶつける。
  ニー。
  ソバット。
  ハイ・キックへ。
  しかしかわされ自爆。
  それでもひるまずニー。
  秋山が脚を蹴り。
  脚を蹴り。
  実況席へのバック・ドロップ。
  椅子を脚に叩きつける。
  もう1発。
  マットを剥ぐとそこでパイル・ドライバー。
  ダウンする柴田に椅子を叩きつける。
  もう1発。
  リングに戻る。
  柴田が何とかリングに戻る。
  ロープをまたいだ所に秋山がランニング・ニー・ストライク。
  蹴り上げていく。
  ニーで倒す。
  柴田を起こしバック・ドロップ。
  カバー。カウント1。
  フロント・ネック・ロック。
  柴田が引っこ抜いてマウントでパンチ。
  背中を蹴り。
  ふらついた柴田に秋山ニー・ストライク。
  柴田が耐えフライング・ニール・キックへ。
  秋山がニーで叩き潰す。
  起こしてニー。
  パンチ。
  殴り、張り手の打ち合い。
  柴田がニー。
  ターン・バックルにぶつけニー。
  胸に蹴り。
  脚を払って倒し胸にけり。
  コーナーでうずくまった秋山にドロップ・キック。
  起こしてSTO。
  アナコンダ・バイス。
  秋山がロープに脚をかける。
  柴田がカバー。カウント2。
  スリーパー。
  秋山がロープを掴み起き上がる。
  柴田がフルネルソン。
  解かれるもジャーマン。
  背中に蹴り。
  ロープに走り胸に蹴りを狙う。
  秋山が避けエクスプロイダー。
  柴田が起き上がりバック・ドロップ。
  秋山が起き上がりエクスプロイダー。
  柴田が起き上がり胸に蹴り。
  両者ダウン。
  10分経過。
  柴田が先に起き上がる。
  秋山を起こしニー。
  腹にパンチ。
  蹴りを放つ。
  秋山は受け止めると脚にエルボーを打ちおろしキャプチュード。
  クロス・フェイスで締め上げていく。
  柴田が何とかロープに脚をかける。
  秋山はランニング・ニー。
  ロープに走りニー・ストライク。
  カバー。カウント1。
  ふらついて起き上がった柴田に張り手。
  張り手の打ち合い。
  秋山が連発しニー。
  エクスプロイダー。
  ロープに走るとニー・ストライク。
  カバーするもカウント2。
  アーム・ロック・エクスプロイダー。
  カバーし1,2,3!
  秋山の勝利!

試合結果

@ミル・マスカラス、テリー・ファンクvs.本間朋晃、中嶋勝彦
Aカズ・ハヤシvs.AJスタイルズ
B1回戦:諏訪間幸平vs.ザ・プレデター
C1回戦:天龍源一郎vs.村上和成(DQ)
D1回戦:ボブ・サップvs.ジャイアント・バーナード
E1回戦:佐々木健介vs.長州力
F1回戦:秋山準vs.柴田勝頼
G1回戦:グレート・ムタvs.曙