TOP日本のプロレスその他 →Wrestle-1:Best of Wrestle-1 2015

Wrestle-1:Best of Wrestle-1 2015の分析


名勝負 タッグ王座戦:チーム246(カズ・ハヤシ、近藤修司)(ch)vs.田中稔、吉岡世紀(2/13/15)
好勝負 なし

@W-1王座戦:武藤敬二(ch)vs.征矢学(1/30/15)
 完全にスタイルが固まった武藤を活かす方向性で、
 征矢が武藤に負担がかからないよう
 投げ以外に絞め技の引き出しも出して試合を構成。
 たいして面白みもないけれども
 少しずつ積み重ねることには成功しているし、
 征矢を見直した部分も多い。
 ただ征矢が大技をかけれないので
 終盤の盛り上がりに欠けるのはどうしようもない。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:7/?/14)

AKAI vs.田中将斗(2/13/15)
 感情的な出だしはストーリーにのっていて良いですね。
 また、田中を前にしてKAIの真っ直ぐではあるものの
 自分のやるべき道が見えてない、
 もしくは信じ切れていない部分が出てきている。
 それは勿論、欠点ではあるものの
 今回の試合の起点となるストーリーにのっているので
 むしろプラスに働いています。
 中々良い試合。

B田中稔vs.近藤修司(2/22/15)
 ショルダー・タックルの受けあいからスタート。
 場外を挟んだり、抵抗シーンを交えて
 軽めの変化をつけて軌道に乗せます。
 田中の緩急と近藤のスポット、
 それぞれの強みを上手く一致させて中盤以降も構築していますね。
 自団体だし近藤の強さをもう少しアピールして
 最後は攻防を交えても面白かったのでは。
 平均的な良試合。
 (執筆日:3/?/15)

Cタッグ王座戦:チーム246(カズ・ハヤシ、近藤修司)(ch)vs.田中稔、吉岡世紀(2/13/15)
 吉岡はインディー的に見ると良い資質を持っていますね。
 メジャーにはない弱さを持ちつつ動きはキレがある。
 稔とのタッグ・ワークはまだ課題があるものの
 このマッチ・アップではそのタッグ力の差が
 試合の展開、ストーリー・ラインにも活かされます。
 ラフ・ファイトや部位攻めの要素、更には合体技もあり
 オールラウンドの内容ですが、
 驚いたのは4人が同時にロープ・ワークをしたシーン。
 4人全員が同時に動いたのは短時間ですが、
 非常に挑戦的で高度な内容にプロレスの可能性を見ました。
 タッグとして相互に攻めあう見応えのある攻防は
 観るものの想像を超えて極限まで続きました。
 タッグのMOTY。
 ぎりぎり名勝負です。


 (執筆日:8/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@W-1王座戦:武藤敬二(ch)vs.征矢学(1/30/15)
AKAI vs.田中将斗(2/13/15)
B田中稔vs.近藤修司(2/22/15)
Cタッグ王座戦:チーム246(カズ・ハヤシ、近藤修司)(ch)vs.田中稔、吉岡世紀(2/13/15)