ユニオン・プロレス:Best of Union 2011の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@石川修司vs.菊地毅(2/3/11)
(最初カット)
鶴田とやっていた頃の菊地を復活させよう、という趣旨。
無骨な石川は確かにその相手としてうってつけです。
石川が主導権をぎっしりと握り、
菊地はジャーマンなど力関係を壊さずに出来る反撃に留めています。
それは良い事ですが石川は一瞬の配慮を隠す事は出来ないし、
菊地も粘る以上の事は出来ないので、
昔を思い出させる以上の意味合いはないですが、
菊地が流血した事で一応他の現代の試合と比べても遜色ないレベルまで辿りつきました。
まあまあ良い試合。
AKUDO、HARASHIMA、MIKAMIvs.石川修司、高木三四郎、大家拳號(9/25/11)
DDTvs.ユニオンの対抗戦。
といってもユニオンの面子を見てみると
先日ST-K王座を争った石川と大家(真霜)に高木という顔ぶれ
石川と真霜は協力する気ないし、高木はドラゴン・リングインなどコミカルな方向。
3人がそれぞれ自分勝手にばらばらな方向を向いています。
しかし返って統一感がない面白さがありますね。
一方でDDT勢はチームとして働いています。
KUDOが積極性を見せて王者らしく働いているのが良かったですね。
ただ締め方が疑問ですね。
MIKAMIが持ってきたラダーは最後石川のパワフルさのアピールに使われ、そのままフィニッシュ。
元々色の薄いDDT勢があくの強いユニオン勢に食われた格好となっています。
しかもユニオン勢は個性を出す中で勝負への意欲が低く見えてましたから、
それに対し、連携の取れていたDDTが負けるなんて情けなさが際立ちます。
石川がKO-D王座に再挑戦する予定でもなし、普通にHARASHIMAが締めた方がまとまったと思いますよ。
中々良い試合。
(執筆日:12/23/11)
注目試合の詳細
なし試合結果
@石川修司vs.菊地毅(2/3/11)AKUDO、HARASHIMA、MIKAMIvs.石川修司、高木三四郎、大家拳號(9/25/11)