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SWS:Best of SWS 1992の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@3本勝負:天龍源一郎vs.リック・フレアー(4/18/92)
 フレアーは日本的強さは持たない選手ですが
 何故か天龍は黙って受けっぱなし。
 観客からもどうした、天龍、という声が上がっていますね。
 フレアーが短期的スパンを念頭においているのに対し、
 天龍は中期的スパンを考えているようでズレています。
 フレアーが4の字からまず1本奪取。
 その延長の脚攻めを凌いだ天龍が反撃。
 天龍がパワー・ボムで追いつきます。
 3本目になってフレアーが引き込んでアクションを生み出すという形になりましたが
 コミュニケーション効率が遅く、残念な試合でした。
 最後は2本目と同じくパワー・ボムで決着。
 3本勝負と言えば必殺技で1本取った後、
 別の本でどのようにフィニッシュするかが1つの見せ場でしたけどねぇ。
 平均より少し上。

AWWF王座戦、3本勝負:リック・フレアー(ch)vs.天龍源一郎(9/15/92)
 前回は失敗試合でしたが
 今回は天龍がしっかりリアクションを取り、
 序盤から俺もチョップの使い手だとアピール。
 レスリングの重みも桁違いです。
 大技の盛り上がりを上手く落ち着かせながら試合進行。
 大きな流れではないですがパワー・ボムで天龍が先取。
 フレアーが変則的にいなしながら脚攻め。
 4の字の前にハーフ・ボストンを入れたりしてボリュームを増していますね。
 そういう方法でしか+できないとも読み取れますけど。
 3本目は脚攻め継続。
 フレアーが4の字を決めたところで
 天龍が食らいつつもアキレス腱固めを極め、根性論の攻防に持って行きます。
 それまでで技は使い古したのでありといえばありですが
 終着点の見えない攻防で最後も微妙なリングアウトでの決着でした。
 中々良い試合。

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:天龍源一郎vs.リック・フレアー(2-1)(4/18/92)
AWWF王座戦、3本勝負:リック・フレアー(ch)vs.天龍源一郎(2-1)(リングアウト)(9/15/92)