TOP日本のプロレスその他 →IGF:IGF Genome 1 6/29/07

IGF:IGF Genome 1 6/29/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間10分です。
SlamBamJam製。

反則カウント、場外カウントなし、オープン・フィンガー・グローブ着用でダウン・カウントありが基本ルールと発表される。

@アントニオ猪木推薦試合:澤宗紀vs.石川雄規
 バトラーツの師弟対決。
 各シーンは中々面白かったのだけれど
 MMAの運びなので流れがなく全体で見るとそこそこ。
 平均レベル。

Aアントニオ猪木推薦試合:エル・ブレイザーvs.ロッキー・ロメロ
 ロメロはまだしもムーブだけのブレイザーを
 推薦試合に入れる必要性がわかりませんね。
 ダウン・カウントもあるしジュニア級はIGFに必要でしょうか?
 悪い試合。

狂言で道が唱えられた後猪木が挨拶して正式に開幕。

Bケビン・ランデルマンvs.アレクサンダー大塚
 MMA選手がプロレス技をしたのを見て喜べ、という内容。
 ひどい試合です。

C小原道由vs.タカ・クノウ
 小原が反則を利用してプロレスラーの色を見せたのは良し。
 只今回プロレス・デビューとなるクノウは柔道家としての面を見せれなかったし
 受けの悪さがこういうスタイルの中で試合に説得力を持たせるという形に・・・。
 悪い試合。

DUスタイル・タッグ:田村潔司、上山龍紀vs.松田英久、小武悠希
 Uスタイルという事である程度の方法論はできているのだけど
 空気を読めているのは田村だけで他はそこまでに達していませんね。
 結局ポイントにも出ていたが田村組が優位のまま終わったりで退屈でしたね。
 悪くない試合。

 トリプルPがライブ。猪木を扱ったC級色の強い歌は意外に面白い。

Eジョシュ・バーネットvs.安田忠雄
 ジョシュは素晴らしいですね。
 MMA選手の技術をベースにしながら
 それでいてお遊びではなくしっかりとプロレス技を織り交ぜて魅せてくる。
 IGFのトップ・エースにすべき選手です。
 一方の安田は情けなく試合後の猪木の恫喝と藤原の張り手で形がついた格好・・・。
 平均レベル。

F小川直也vs.マーク・コールマン
 試合後の猪木が小川に闘魂を注入するのが見所なんだろう。
 中身はBよりはましだけど見る物はなし。
 悪い試合。

Gカート・アングルvs.ブロック・レスナー
 レスリング・ベースになると思いきや初っ端から大技が出る派手な内容。
 大技を打ち合うというと印象悪いかもしれませんが
 最初にインサイド・ワークを入れたり打撃で刻んでいますし
 またプロレスならではの前振り、
 サブミッションの溜めの効果を使っているので完成度は高いです。
 只こういう大会のメインじゃなかったら
 10分という試合時間、こういうシンプルな内容には軽く不満が残っただろうとも思いますね。
 中々良い試合。

 試合後参加選手が全員リングに上がる。
 猪木が1,2,3,ダーで締めて終了。

総評
 セミまでのMMAプロレスはいまいちながら
 軽いのでそこまで疲れずテンポは良い。
 その中でメインが期待に応えて救ってくれたという内容ですね。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Gカート・アングルvs.ブロック・レスナー
  ゴングが鳴るなりカートが距離をつめ殴りつける。
  ジャーマンを決める。
  たまらず場外に下りたレスナーの後を追うとアッパーカートを叩き込んでいく。
  リングに戻す。
  レスナーが近づいてきたカートにニーを入れる。
  殴りつけていく。
  ロープに振る。
  ショルダー・タックルを受けるも平然としている。
  カートがもう1発狙う。
  レスナーがカウンターでベリー・トゥー・ベリー。
  カートの喉に足を押し付ける。
  ショルダー・ブロックを叩き込んでいく。
  カートは起き上がると殴りつけロープに走る。
  レスナーは蹴りを入れると担ぎ上げる。
  ロープを掴んで投げられまいとしたカートを場外に放り捨てる。
  リングに戻すとブレーン・バスター。
  蹴りつける。
  起き上がったカートを殴りつける。
  カートは殴り返すとアッパーカートを連発。
  コーナーに振ろうとする。
  レスナーは振り返すとベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするもカウントは2。
  フロント・ヘッド・ロック。
  カートの体が崩れる。
  カートは何とか体を起こすと持ち上げて後ろに投げる。
  レスナーが先に起き上がり殴りつける。
  カートが蹴り付ける。
  アッパーカートを打つ。
  レスナーが殴りつけて動きを止める。
  ロープに振ると蹴りつけパワー・ボムを狙う。
  カートがサンセット・フリップに切り返しアンクル・ロック。
  レスナーが反転して蹴り飛ばす。
  カートがショルダー・タックルを決めるも倒れない。
  ならばとロープに走ってのショルダー・タックルで倒す。
  レスナーのクローズラインを避けるとジャーマン。
  ロックを離さず2発目。
  アングル・スラムへ。
  レスナーは後ろに着地すると蹴りつけバーディクトへ。
  カートがDDTに切り返す。
  カバーにいくもカウントは2。
  カートは肩紐を外すとアンクル・ロック。
  レスナーは回転してカートをコーナーにぶつける。
  ジャーマンを放つ。
  カバーするもカウントは2。
  殴りつけるとショルダー・ブロック。
  コーナーに振りボディ・プレスへ。
  カートは避けるとアングル・スラム。
  カバーするもカウントは2。
  アンクル・ロックに捕らえる。
  レスナーは回転して丸め込む。カウントは2。
  カートのクローズラインを避けると蹴りつけバーディクト。
  カバーするもカウントは2。
  アンクル・ロックに捕らえる。
  カートはタップしそうになるもアンクル・ロックに切り返し脚を絡める。
  レスナーがたまらずタップ・アウトする!
  カートの勝利!

試合結果

@アントニオ猪木推薦試合:澤宗紀vs.石川雄規
Aアントニオ猪木推薦試合:エル・ブレイザーvs.ロッキー・ロメロ
Bケビン・ランデルマンvs.アレクサンダー大塚
C小原道由vs.タカ・クノウ
DUスタイル・タッグ:田村潔司、上山龍紀vs.松田英久、小武悠希
Eジョシュ・バーネットvs.安田忠雄
F小川直也vs.マーク・コールマン
Gカート・アングルvs.ブロック・レスナー