TOP日本のプロレスその他 →Freedoms:Blood Xmas 12/26/16

Freedoms:Blood Xmas 12/26/16の分析


名勝負 なし
好勝負 キング・オブ・フリーダム王座戦、スキャフォード&ガラスボード+αデス・マッチ:ビオレント・ジャック(ch)vs.正岡大介

@バーブド・ワイヤー・ボーズ&ウェポンズ:宮本裕向vs.吹本賢児
AHAYATA、進祐哉vs.ダイナ御堂、GENTARO
Bトーキョー・デザート・マン・デス・マッチ:マンモス佐々木、佐々木貴、杉浦透vs.バラモン兄弟、KAZMA SAKAMOTO(DQ)
C清水魁星、マンモス佐々木、佐々木貴、杉浦 透vs.カラテバラモン、バラモン兄弟、KAZMA SAKAMOTO

DDTUウルトラバイオレントチャンピオンシップ/蛍光灯4-sided&剣山 CRAZYZONEデス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.ミエド・エクストレモ
 まずリングを蛍光灯の破片まみれにして
 そこでレスリングを見せます。
 竹田が転がった後、背中に手を当てたのに対し
 ミエドは何もリアクションをとらず。
 この場合はミエドの方が正解か。
 デス・マッチ・ファイターなら丁寧な反応よりも
 そんなことは何でもないという見得の方が好ましい。
 地道に蛍光灯と剣山をこなしていますが、
 ミエドがハイ・フライを初めとしてリングを広く使っているのが良いですね。
 攻防が合わずともフォローしながら進行。
 フルネルソンの打ち合いで盛り上がった後、
 ミエドが剣山を自分の額に刺した上でヘッド・バッド。
 こクレイジーっぷりには度肝を抜かされましたね。
 試合の中で乱闘要素があればもう少し全体的に厚みが出来て尚良かったか。
 好勝負に少し届かず。

E月光闇討ち&ゴルゴタの丘十字架デスマッチ:葛西純vs.グンソ
 暗闇にしてBGMをガンガン鳴らしてアングラ感満載。
 全貌がはっきりは見えにくい中で
 会場を大きく練り歩いて乱戦し、
 テーブルや十字架、ラダーを使ったりと
 派手な攻防をしたのは良かったですね。
 ただ流血具合は見えず、
 ニア・フォールも演出しにくいとあっては限界がある。
 途中で照明を変える等試合ギミックに変化を与えるか
 試合時間を少し短くするかしたかった。
 まあまあ良い試合。

Fキング・オブ・フリーダム王座戦、スキャフォード&ガラスボード+αデス・マッチ:ビオレント・ジャック(ch)vs.正岡大介
 通常のデス・マッチの流れとは違い
 正岡が序盤から防戦一方。
 ジャックがしっかり試合の位置づけを理解して
 ゆったりとした試合運びで正岡を応援する機運を作ります。
 カンの破片で作られたトラップを被弾しながらも
 何とか反撃の目を見出した正岡がバケツ山盛りの画鋲を自らに洗礼。
 デス・マッチ界特有の異形の気合を見せ圧巻の後半戦へ。
 スカフォードのビッグ・スポットが3発。
 正岡は攻めがぶつぎれで力量不足を感じさせるも
 かえってこのストーリー上はメリットにもなりうる。
 そしてジャックがまさかのプロレスの上手さで持って
 正岡の番狂わせ劇を盛り立てます。
 払い越しからの袈裟固めとか唸らされましたね。
 デス・マッチとしてもプロレスとしても
 それぞれ想像以上の仕事が見られました。
 文句なしに好勝負。

 (執筆日:5/?/17)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@バーブド・ワイヤー・ボーズ&ウェポンズ:宮本裕向vs.吹本賢児
AHAYATA、進祐哉vs.ダイナ御堂、GENTARO
Bトーキョー・デザート・マン・デス・マッチ:マンモス佐々木、佐々木貴、杉浦透vs.バラモン兄弟、KAZMA SAKAMOTO(DQ)
C清水魁星、マンモス佐々木、佐々木貴、杉浦透vs.カラテバラモン、バラモン兄弟、KAZMA SAKAMOTO
DDTUウルトラバイオレントチャンピオンシップ/蛍光灯4-sided&剣山 CRAZYZONEデス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.ミエド・エクストレモ(新チャンピオン!)
E月光闇討ち&ゴルゴタの丘十字架デスマッチ:葛西純vs.グンソ
Fキング・オブ・フリーダム王座戦、スキャフォード&ガラスボード+αデス・マッチ:ビオレント・ジャック(ch)vs.正岡大介(新チャンピオン!)