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大日本プロレス:Best of 2019の分析


名勝負 なし
好勝負 デス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯&蛍光灯アイテム+αデス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.塚本拓海(1/2/19)
 
デス・マッチ・ヘビー級王座戦、観客持ち込み・画鋲344,440個デス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.伊東竜二(1/14/19)

世界タッグ王座戦:諏訪魔、石川修司(ch)vs.関本大介、岡林裕二(1/13/19)

一騎当千公式戦、蛍光灯&ガジェット・ボード+αデス・マッチ:竹田誠志vs.佐久田俊行(2/28/19)

ストロング・ヘビー級王座戦:岡林裕二(ch)vs.野村拓也(7/21/19)

@デス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯&蛍光灯アイテム+αデス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.塚本拓海(1/2/19)
 蛍光灯からテーブルと
 着実にボルテージを上げていきます。
 不恰好な2人ですが、
 お互い同じ目線で試合に臨んでいて
 非常に良い関係性を築いています。
 トップ・デス・マッチ・ファイターとは
 違う面白さを提供してくれました。
 ぎりぎり好勝負。

Aデス・マッチ・ヘビー級王座戦、観客持ち込み・画鋲344,440個デス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.伊東竜二(1/14/19)
 34万個とあって最初から一部をリングにばら撒く形。
 レスリングもボディ・スラムも画鋲が突き刺さります。
 普段のクライマックス・スポットが
 序盤から繰り出される形ですが、見慣れることはない。
 後半高橋がシャツを脱ぎ捨てると
 画鋲を十倍くらい追加して
 シンプルにシンプルにそれぞれの身を画鋲にめがけて投げていきます。
 カードから感じる所は少なかったものの
 試合形式の凄さは十分に感じました。
 ぎりぎり好勝負。

B世界タッグ王座戦:諏訪魔、石川修司(ch)vs.関本大介、岡林裕二(1/13/19)
 スーパー・ヘビー級の黄金カード。
 迫力のあるぶつかり合いの一方で
 タッグの王道を行く展開付けもしっかりあったりと
 あらゆる要素を高いレベルで実現させています。
 この中でも岡林のパワフルさ、
 エネルギーの持って行き方は頭一つ抜けている。
 後半になると連携、連続技も冴え渡り
 他には真似できない素晴らしい内容でした。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:3/?/19)

C一騎当千公式戦、蛍光灯&ガジェット・ボード+αデス・マッチ:竹田誠志vs.佐久田俊行(2/28/19)
 勢い良い出だし。
 気持ちだけでなく、実は体格差があることを
 徐々に形勢を変えることで演出する上手さも光っている。
 お題目の+αの凶器は幅広く、
 お互い串の頬貫通というえげつないものまでありますが、
 退屈させない攻防でお互いを削っていきます。
 熱量にふさわしい結末まで走りきりました。
 ぎりぎり好勝負。

D一騎当千決勝、蛍光灯200本+凶器持ち込みデス・マッチ:竹田誠志vs.木高イサミ(4/14/19)
 蛍光灯を使いつつ安定した出だし。
 ただこれまで相当の試合をしてきた
 2人が決勝という舞台でどんな新しいことをするのか、
 今だからこそをどう表現するのか、
 そういう見方で見ていると
 内容は確かにクオリティ高いし体も張っているのだけれども
 後一歩物足りなさをどうしても感じてしまいましたね。
 好勝負に少し届かず。

Eデス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯200本+蛍光灯タワー・デス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.木高イサミ(5/5/19)
 蛍光灯を軽快に割っていきます。
 蛍光灯に拘りましたが、
 高橋は不器用ですからね、その拘りが幅の狭さにも繋がっている。
 高橋がシャツを脱いだシーンでギアを上げられなかったのも勿体無かった。
 木高もいつもより淡白な印象。

 それでもスキル的には物足りなくても
 愚直に蛍光灯を割り続け、
 真っ赤な背中で高橋がバンプすることで
 リングの中央には真っ赤な血溜まり。
 ラダー上からのスポットも幾つもあり、
 なんだかんだでクオリティも最後まで右肩上がり。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Fストロング・ヘビー級王座戦:岡林裕二(ch)vs.野村拓也(7/21/19)
 アーム・ロックをかけている時の
 立ち構えや表情でその強度を作る。
 基本の基本ですが、これを表現に昇華できるのは中々いません。

 岡林の強烈なチョップ。
 野村は吹っ飛ぶも真っ直ぐ前を見て良い蹴り。
 バランスの取れた格差がありつつも
 野村にも芯の強さを感じさせることに成功している。

 野村の執拗な腕攻め。
 岡林も変化球で逃げないので
 密度の濃い中盤に仕上がっていますね。

 終盤は少し繋ぎが不十分に見えるし、
 中盤の腕攻めの濃さを考慮するとセルが弱いものの
 岡林の鉄板の肉弾戦に引きずり込まれつつも
 野村がナックル・ジャーマン連発で
 想像以上に肉薄していて見応えがありました。

 ぎりぎり好勝負
 (執筆日:9/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯&蛍光灯アイテム+αデス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.塚本拓海(1/2/19)
Aデス・マッチ・ヘビー級王座戦、観客持ち込み・画鋲344,440個デス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.伊東竜二(1/14/19)
B世界タッグ王座戦:諏訪魔、石川修司(ch)vs.関本大介、岡林裕二(新チャンピオン!)(1/13/19)
C一騎当千公式戦、蛍光灯&ガジェット・ボード+αデス・マッチ:竹田誠志vs.佐久田俊行(2/28/19)
D一騎当千決勝、蛍光灯200本+凶器持ち込みデス・マッチ:竹田誠志vs.木高イサミ(優勝!)(4/14/19)
Eデス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯200本+蛍光灯タワー・デス・マッチ:高橋匡哉(ch)vs.木高イサミ(新チャンピオン!)(5/5/19)
Fストロング・ヘビー級王座戦:岡林裕二(ch)vs.野村拓也(7/21/19)