TOP日本のプロレスNoah 個人物・特集DVD →鉄人 小橋建太〜絶対王者への道〜 全日本プロレス時代 Disc 4

Noah:鉄人 小橋建太〜絶対王者への道〜 全日本プロレス時代 Disc 4の分析


名勝負 GHC 王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(3/1/03)
好勝負 タッグ王座戦:秋山準、斉藤彰俊(ch)vs. 小橋建太、本田多聞(6/6/03)

GHC王座 戦:小橋建太(ch)vs.永田裕志(9/12/03)

総時間は約3時間(インタビューが約10 分)。

1試合目−再復帰試合:小橋建太、鈴木鼓太郎vs.井上雅央、金丸義信 (7/5/02)
 1回カットありです。
 小橋が敢えて望んだということで
 格の違うレスラーと一緒に第1試合です。
 鈴木がフォール取られて負ける結果は
 小橋らしいと言えば小橋らしいけど・・・
 メイン取るなり小橋復帰祝い的な試合するなりして欲しかったですね。
  少し悪い試合です。

2試合目−三 沢光晴、蝶野正洋vs.小橋建太、田上明(1/10/03)
 新日の蝶野が入ってきたことで
 夢の対決ですよというカード。
 しかし蝶野は見劣りするし
 観客が勝手に夢を見てくれるのを良いことに
 気合入ってます的なムーブでお茶を濁し
 実際はあまり練りこんでなかったり
 全力を出し切ってない印象を受けます。
 まあクオリティは高値で保障されているんですけどね。
 好勝負には少し届かず。 

BGHC 王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(3/1/03)
 3年ぶりの黄金カード。
 三沢にそろそろ衰えが見える中にもかかわらず
 予想を裏切って往年以上に過激度な方向へと走り
 序盤から必殺技を狙うし
 かつては腕攻めにつなげたエプロンから柵への自爆スポットの後には
 場外でのハーフネルソン・スープレックスを打ちます。
 更に終盤には花道から場外へのタイガー・スープレックスなんて技も出る。
 これまで以上にリアルなダメージに頼っているものの
 その結果としてこらまでの小橋vs.三沢の精練された正の鏡合わせではなく
 ドロドロとした負の感情の奔流のぶつかり合い、という
 四天王プロレスの原点に回帰しました。
 そして間違いなくこの試合は四天王プロレスの中でも
 最も壮絶な試合という名を冠するに値するのです。
 1/20/97には敵わずとも歴史的な名勝負です。

4試合目−タッ グ王座戦:秋山準、斉藤彰俊(ch)vs. 小橋建太、本田多聞(6/6/03)
 いつもの秋山vs.小橋の打ち合いに
 (今回は花道でハーフネルソン・スープレックスを打ったり)
 後の2人は適当に頑張ってぎりぎりグッド・マッチ。
 しかし小橋、本田のタッグは急造らしく完成度は高くないし
 本田もアマレスの素地はあまり生かせていない。
 (カートと比べるのは酷なんだろうけど)

5試合目−GHC王座 戦:小橋建太(ch)vs.永田裕志(9/12/03)
 永田は 新日本のエースというから期待してみれば
 今や新日は日本という小国の1団体に
 すぎなくなったのだなと思わせるレベルでしたね。
 悪い選手ですはないですけど魅力を感じない。
 試合としては両者長所を出してはいるものの
 全体的に間延びした印象がありスイングせず。
 ぎりぎり好勝負程度。

総評
 やや期待外れな部分もありますが高レベルなのは変わらず
 このディスクも存分に楽しませてもらいました。
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

A三沢光晴、蝶野正洋vs.小橋建太、田上明(1/10/03)
  小橋vs.蝶野で試合開始。
  蝶野自らチョップの打ち合いへ。
  蝶野はサミングから喧嘩・キックを決めアピール。
  睨み合って、もつれ合う。
  離れると蝶野は交代する。
  小橋がチョップを打てば三沢はエルボーで倍返し。
  交代した田上はフォア・アームズの打ち合いから延髄切り。
  劣勢の三沢はクロス・ボディを決めると交代。
  蝶野が捕まる。
  カバーされても意地でカウント1で返す。
  小橋がチョップを打てば蝶野も蹴り返す。
  小橋はケンカ・キックを耐えるとハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  蝶野はロー・ブローで防ぐと交代。
  今度は小橋が捕まる。
  三沢と蝶野がダブル・エルボーを決める。
  入ってきた田上にはダブル・ケンカ・キック。
  場外に逃れた小橋にエルボー・スイシーダ。
  蝶野も田上にトペ・スイシーダ。
  小橋をリングに戻しカバー。カウント2。   
  三沢がコーナー上へ。
  田上が邪魔するも蝶野が阻止する。
  三沢がダイビング・エルボーにいくも避けられ自爆。
  小橋は田上に交代。
  田上は突進してきた三沢を捕らえチョーク・スラム。
  蝶野にトペ・スイシーダ。
  リングに戻ると三沢に俺が田上を決める。
  カバーするもカウント2。
  チョーク・スラムからダイナミック・ボムへ。
  三沢はハリケーン・ラナに返すとエルボーを決め交代。
  田上と蝶野が張り合って同じ技を決めていく。
  田上がビッグ・ブーツを決め交代。
  小橋がマシンガン・チョップ。
  ネック・ブリーカー・ドロップを決めカバー。カウント2。
  ハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  三沢がカットすると共に連続攻撃。
  入ってきた田上を落とし場外へ。
  その隙に蝶野が小橋にSTF。
  カットした田上を三沢がフェイス・ロック。
  蝶野が再びSTF。
  小橋がロープを掴む。
  三沢がフロッグ・スプラッシュを決める。カウント2。
  蝶野は場外で田上と戦っている。
  三沢はローリング・チョップをガードするとローリング・エルボー。
  そしてタイガー・ドライバー。カウントは2。
  エメラルド・フロージョンを狙う。
  田上がビッグ・ブーツでカットし三沢は小橋に投げる。 
  小橋は受け取るとハーフネルソン・スープレックス。
  同時に田上が蝶野にチョーク・スラム。
  三沢にパワー・ボム+ダイビング・チョーク・スラムを決める。
  カバーするも蝶野がカット。
  三沢が反撃するも小橋のラリアットが炸裂。
  小橋がカバーするもカウント2。
  ショート・レンジ・ラリアットを決めるも蝶野がカット。
  田上が再び蝶野を場外で足止め。
  その隙に小橋が垂直落下式ブレーン・バスターを決め1,2,3!
  

BGHC 王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(3/1/03)
  小橋がショルダー・タックル。
  小橋がチョップを打てば三沢もエルボー。
  小橋が不意をついてバック・ドロップへ。
  三沢がクロス・ボディに返す。
  仕切り直し。
  レスリングの攻防。
  小橋がハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  三沢は防ぐとレスリングの攻防からバック・ドロップ・ドライバー。
  場外に逃れた小橋にダイビング・エルボー。
  続けてウルトラ・タイガー・ドロップ。
  リングに戻しミサイル・キックにフロッグ・スプラッシュ。カウント2。
  腕を攻める。
  フライング・ショルダー・タックルを狙った小橋にエルボー。
  再び腕を攻める。
  小橋のハーフネルソン・スープレックスを防ぐと
  ドロップ・キックで落としフェイク・ダイブからフライング・エルボーへ。  
  しかし避けられ柵に激突し口から出血。
  小橋は場外でのハーフネルソン・スープレックスを決める。
  三沢を痛めつけていく。
  フェイス・ロックからカバー。カウント2。
  花道に移動しDDT。
  リングに戻り三沢が振り返し飛びかかる。
  小橋はスタンガンに返すとハーフネルソン・スープレックス連発からフルネルソン。
  三沢がロープに脚をかける。
  小橋が三沢の後頭部にチョップを打ち下ろしていく。
  三沢は耐えると立ち上がりエルボーを打ち返す。
  小橋は流れを変えさせまいとバック・ドロップを決めカバー。カウント2。
  もう1発狙う。
  三沢は防ぐとジャーマン。
  立ち上がってくる小橋にタイガー・スープレックス。
  まだ立ち上がる小橋にローリング・エルボー。
  小橋もローリング・チョップ。
  三沢がローリング・エルボーを決め両者ダウン。
  先に立ち上がった三沢がハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  抵抗を受けタイガー・ドライバーを狙う。
  耐える小橋を痛めつけタイガー・ドライバー。カウント2。
  タイガー・スープレックス85もカウントは2。
  粘る小橋にエメラルド・フロージョンを狙う。
  小橋は防ぐとハーフネルソン・スープレックス。
  立ち上がる三沢にスリーパー・スープレックス。
  三沢がコーナーを使ってバック・エルボーを狙う。
  小橋がカウンターで延髄ラリアット。
  カバーするもカウント2。
  三沢が突進する小橋にエルボー。
  小橋はゆらぐもショート・レンジ・ラリアット。
  カバーするもカウントは2。
  垂直落下式ブレーン・バスターを狙う。
  三沢はエプロンに着地し背後に回ると花道へのブレーン・バスター。
  更に花道へのエルボー・スイシーダ。
  花道でのタイガー・ドライバーを狙う。
  防がれるも花道から場外へのタイガー・スープレックス。
  場外カウントが進んでいく。
  両者カウント19で戻ってくる。
  三沢が小橋を攻め立てエメラルド・フロージョンもカウント3ならず。
  タイガー・ドライバー91を狙う。
  小橋は耐えリバース・スープレックスに返す。
  ラリアットで相打ち。
  両者ふらふらになりながら第2撃を狙う。
  小橋のラリアットが押し切る。
  小橋が垂直落下式ブレーン・バスターを決めるもカウント2。
  ならばとバーニング・ハンマーを決め1,2,3!
  小橋が新チャンピオンに!
  両者握手を交わす。


Cタッグ王座戦:秋山準、斉藤彰俊(ch)vs.小橋建太、本田多聞(6/6/03)
  秋山vs.小橋で試合開始。
  秋山がショルダー・タックルを決めるも倒れない。
  秋山は顔を引っかいてからショルダー・タックルを決め倒す。
  小橋はすぐ起き上がるとチョップ。
  秋山もフォア・アームズで打ち合う。
  小橋が押しきる。
  離れて両者交代。
  両者張り合って技を打ち合う。
  斉藤がバック・ドロップを狙った所で
  本田がクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  腕を取られた本田はフォア・アームズを叩き込み交代。
  小橋はチョップで打ち勝つとキッチン・シンク。
  本田が斉藤にブレーン・バスターを狙う。
  斉藤が逆に持ち上げ滞空式ブレーン・バスターを決める。
  本田を捕らえ連携攻撃も決める。
  本田が秋山のスリーパーをバック・ドロップに返し交代。
  小橋は秋山のハイ・ニーを避けるとフライング・ショルダー・タックル。
  滞空式ブレーン・バスターを決める。
  本田が控えの斉藤を落とし引き付けておく。
  その隙に小橋は秋山を花道に移動させブレーン・バスターを狙う。
  秋山は逃れるとDDT。
  もう1発決めリングに戻す。
  小橋はコーナー上の秋山を捕らえるとスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  交代した本田がアマレス仕込の動きで脚を攻める。
  秋山はトー・キックを入れ逃れると交代。
  斉藤は本田を落とすと柵にぶつける。
  場外でのスパイク・パイル・ドライバーを決める。
  リングに戻しカバーするもカウント2。
  また場外で痛めつける。
  小橋が助けに行くも返り討ちに合う。
  長く捕まっていた本田だったが秋山にタックルを決め交代。
  小橋は秋山にマシンガン・チョップ。
  入ってきた斉藤にもローリング・チョップ。
  ハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  秋山は逃れるとラリアット。
  小橋は耐えるとスリーパー・スープレックスでカバー。
  斉藤はカットすると小橋にジャーマン。
  秋山を自陣に戻しタッチ。
  小橋に踵落としを決めカバー。カウント2。
  小橋がローリング・チョップからハーフネルソン・スープレックスを決めカバー。
  カットした秋山にラリアットを狙う。
  秋山は小橋の腕にハイ・ニーで迎撃。
  秋山は本田を落とすと花道でのエクスプロイダーを狙う。
  小橋は逃れると花道でのハーフネルソン・スープレックス。
  リングに戻ると斉藤にハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  斉藤は防ぐとローリング・チョップをガードしスピン・キック。
  交代した本田がデッド・エンド。カウント2。
  タモンズ・シューターを決める。
  何とかリングに戻った秋山がカット。
  小橋が場外で秋山を引き止める。
  その隙に本田がデッド・エンドを狙う。
  防がれるも肩固めで捕らえる。
  場外で秋山が小橋にエクスプロイダー。
  斉藤は肩固めから逃れるとニー・アタックを決め交代。
  秋山がエクスプロイダーを決めカバーするもカウント2。
  ならばとフロント・ネック・ロックを決める。
  本田の脚がロープに届く。
  連続攻撃を叩き込みカバーするも小橋がカット。
  アーム・ロック・エクスプロイダーを狙う。
  小橋がカットしラリアット。
  斉藤が小橋にハイ・キック。
  本田にもハイ・キックを放つ。
  本田は避けるとデッド・エンド。
  秋山のエクスプロイダーを防ぐと回転地獄取り。
  カットした斉藤を小橋がスリーパーで捕らえる。
  本田がデッド・エンドを連発するもカウントは2。
  すかさず回転地獄取りに捕らえる。
  不意をついてそこから丸め込みに移行し1,2,3!
  小橋、本田組が新タッグ・チャンピオンに!


DGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.永田裕志(9/12/03)
  永田が張り手。
  小橋は永田をコーナーに押し込むとチョップに張り手。
  ロープに振られた永田はチョップを打ち破りビッグ・ブーツ。
  小橋はすぐに起き上がりチョップ。
  両者睨み合い。
  力比べにチョップとフォア・アームズの打ち合い。
  小橋が滞空式ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  レスリングの攻防になり永田が盛り返す。
  永田がロー・キックを打ち込んでいく。
  小橋はすぐに起き上がるとチョップ。
  バック・ドロップを狙う。
  永田は防ぐとビッグ・ブーツ。
  花道に吹き飛ばすとそこでベリー・トゥー・ベリー。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  小橋は首筋へのチョップを打ち込んでいく。
  永田は耐えると腕攻めへ。
  小橋はマシンガン・チョップ。
  永田も蹴りを打ち込んでいく。
  場外に落とし小橋を柵にぶつける。
  小橋の腕から鉄柱にぶつけリングに戻す。
  再び腕攻めへ。
  小橋はチョップを避けるとハーフネルソン・スープレックス。
  永田は起き上がるとエクスプロイダー。
  小橋は起き上がるとネック・ブリーカー・ドロップ。
  小橋のチョップが鈍っている。
  永田は振り返すとビッグ・ブーツからエクスプロイダー。
  起き上がる小橋に膝を入れていきバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  永田ロックIIに捕らえる。
  永田ロックIIIに移行しようとする。
  小橋はその前にロープに脚をかける。
  バック・ドロップへ。
  小橋はクロス・ボディに返すとハーフネルソン・スープレックス。
  コーナーへのパワー・ボムからハーフネルソン・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  永田を起こしてハーフネルソン・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  もう1発狙う。
  防がれるもスリーパー・スープレックス。
  永田がロープに脚をかける。
  ならばとショート・レンジ・ラリアットを狙う。
  永田は蹴りを入れて防ぐとスピン・キック。
  ハイ・ニーから雪崩式アーム・ロック・エクスプロイダー。
  カバーするもカウント2。
  小橋がヘッド・バッドからチョップ連打。
  永田の延髄切りを耐えていく。
  永田のバック・ドロップが決まるもカウント2。
  小橋はビッグ・ブーツを耐えるとラリアット。
  永田が不意をついてのハイ・キックでカバー。カウント2。
  小橋が振り返すと同時に左でラリアット。
  カバーするもカウント2。
  垂直落下式ブレーン・バスターを決めカバーするもカウント2。
  ショート・レンジ・ラリアットを決め1,2,3!

試合結果

@再復帰試合:小橋建太、鈴木鼓太郎vs.井上雅央、金丸義信(7/5/02)
A三沢光晴、蝶野正洋vs.小橋建太、田上明(1/10/03)
BGHC 王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(新チャンピオン!)(3/1/03)
Cタッグ王座戦:秋山準、斉藤彰俊(ch)vs. 小橋建太、本田多聞(新チャンピオン!)(6/6/03)
DGHC王座 戦:小橋建太(ch)vs.永田裕志 (9/12/03)