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Noah:鉄人 小橋建太〜絶対王者への道〜 全日本プロレス時代 Disc 2の分析


名勝負 タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川田利明、田上明(世界最強タッグ決定リーグ戦、12/3/93)

三冠王座 戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(1/20/97)
好勝負 #1コンテンダーズ・マッチ:スティーブ・ウィリアムスvs.小橋健太(8/31/93)

三冠王座戦:田上明(ch)vs.小橋健太(7/24/96)

三沢光晴、小橋健太vs.スティーブ・ウィリアムス、ジョ ニー・エース(世界最強タッグ決定リーグ戦、12/10/94)

総時間は約3時間。

@#1コンテンダーズ・マッチ:スティーブ・ウィリアムスvs.小橋健太(8/31/93)
 ウィリアムスがスパイン・バスター。
 この仕掛けならもう少し小橋が予期せぬ一発で
 追い込まれる様子を表現したかったですね。
 少し不器用。

 小橋がジャーマンに場外へのダイビング・ラリアットで反撃。
 これにはウィリアムスが良いダメージ表現を見せます。
 顔芸も使って耐え姿を見せて反撃の流れを上手く作りました。
 最強であるはずのガイジンが
 こういう見せ方をするのは四天王時代の先触れを感じさせますね。

 小橋も今度は良い流れで受けを貯めて爆発させ、
 終盤に適切につなげます。

 そして終盤は一部余剰部分はあるものの
 緩急適切に織り交ぜて伝説のフィニッシュ・シーンへ。
 高角度で説得力抜群のバック・ドロップ3連発。
 脳天から落とす、えげつない投げでしたね。
 四天王プロレスが本格的に始まった
 象徴的シーンに挙げられるフィニッシュ・シーンです。
 
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:5/?/20)
 
A世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川田利明、田上明(12/3/93)
 これが世に聞く四天王タッグ・マッチでありますか。
 9番ある第2戦目。
 前回の終盤で見られたような攻防が早いうちから出たりと、
 技の選択が序盤、中盤、終盤と分けられず
 必殺技も形だけになるという興の無い四天王スタイルが色濃くなっています。
 試合時間が23分と一番短いのもあるんでしょうね。
 しかし多少の好き嫌いを吹っ飛ばす程
 この四天王タッグのタッグとしての完成度は極まった高さにありますね。
 前述の大技がどれも違和感なく溶け込んでいて
 初めて見た時は衝撃を受けましたよ。
 四天王プロレスの方向性にありながら
 えぐい投げに関しては見られませんでしたがそれでも満足できるクオリティで
 文句なしに名勝負です。

3試合目−三沢光晴、小橋健太vs.スティーブ・ウィリアムス、ジョ ニー・エース(世界最強タッグ決定リーグ戦、12/10/94)
 前の試合と比べ ると随分と見劣りします。
 捕まるのが小橋ではなく三沢という役違いも一因。
 それでも見所は合ったしぎりぎり好勝負。
 この試合メインではなかったそうですが
 なぜかこの試合の勝者が優勝してしまいました。
 
C三冠王座戦:田上明(ch)vs.小橋健太(7/24/96)
 小橋がショルダー・タックルと見せかけドロップ・キック。
 田上も即座に仕掛け返す序盤は
 小橋未勝利とはいえこれまで幾多の30分時間切れ引き分けを重ねてきた
 この数え歌ならではのものに仕上がっています。
 組み合うと頭突きの打ち合いまでしてましたからね。

 小橋が耐えて首へのローリング袈裟斬りを連発。
 この殺意は凄まじいものがありましたね。

 中盤はアクション自体がオーソドックスなものに落ち着いてしまいますが、
 それを彩る感情の見せ方、語り方は特別なものがあります。

 田上のジャーマンで小橋がダウンし場外転落する等
 攻防もちょっとした工夫が利いていてこの試合の特別感を演出しています。

 後半に少し質にブレが出始めた所を
 小橋のダイビング・ギロチンをキーに得意技の天丼構成で
 しっかりと筋道を立てましたが、ロジカルな積み上げ構築が
 前半の情感豊かなドラマ性と相反している気がして個人的には少ししっくりこず。

 ただ以前見た時よりも印象は変わって十二分に楽しめる試合でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/?/21)

D三冠王座 戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(1/20/97)
 今回は試合経過 と共にコメントしていきましょう。
 ・・・
 (試合開始)
 今回はいきなり危険な投げでスタートなんてせず。
 エルボー・スイシーダとタイガー・ドライバーを狙っただけに収まりましたね。
 あれって四天王プロレスの場合、ある程度の必然性を持っているのだけれど
 リアル・タイムで追っかけていない立場の私としたら
 その必然性が試合外から持ってこられるのは隙じゃないんですよ。
 良いスタートです。
 ・・・
 四天王プロレスってシステムとして
 かなりのレベルまで耐えて良いので
 より小刻みに技でリズム、流れを作れるのが強みですね。
 ・・・
 (5分過ぎ) 
 小橋が腹攻めを始めました。
 結構早めに出してきましたね。
 普通なら中盤に出る物ですけど。
 ・・・
 (10分過ぎ)
 三沢がセカンド・ロープからのドロップ・キックにツイストを加えたり
 打撃の打ち合いにビッグ・ブーツが混じっていたりと
 特別な試合になる雰囲気が漂ってきましたよ。
 ・・・
 (15分辺り)
 三沢はエプロンからのエルボー・アタックが避けられ柵に激突。
 ここから腕攻めですね。
 ・・・
 (25分経過)
 ここまでずっと腕攻めが続いていますよ。
 尋常じゃない執拗さ。
 しかも特筆すべきは三沢のエルボーの威力が落ちているという表現をしています。
 こんな事ありましたか。
 いつもなら腕攻めを食らっても痛みに耐えながら打つだけだったのに今回は違う。
 反撃において右腕を使いたくない、
 しかし使わなければ勝てないんじゃないか、という悩みまで含んでいる。
 四天王プロレスと正統派プロレスが
 最高の形で入り混じった物が見られる予感がします。
 ・・・
 (25分過ぎ)
 小橋のラリアットを放った腕に三沢がエルボーを打ち小橋の腕もウィーク・ポイントに設定されました。
 これで両者とも得意技を放つには
 自分の身を削らなければならない訳で
 必然的に死闘ムードになっていきますね。
 ・・・
 (30分経過)
 気合で解決するのではなく
 腕のダメージによりカバーにいけないという理屈で大技が飛び交う形に。
 四天王プロレスの中でも最上に位置する素晴らしい死闘になっています。
 ・・・
 (35分くらい)
 四天王プロレスなんてジャンル分けされるようなものを超えて
 97年の1月20日小橋vs.三沢という1つの独立した領域に辿り着いている。
 ・・・
 (40分経過)
 タイガー・ドライバー91がカウント2で返される。
 理屈じゃないね。
 理屈を超えたよ。
 語弊があるかもしれないが
 三沢は小橋を殺しても良いと思っている。
 そして小橋も三沢に殺されても良いと思っているんだ。
 あぁ、2人は抱き合う代わりに闘っている。
 ・・・
 (42分6秒試合終了)
 涙が出てきた。

 ここにあるのは・・・

 キリストが死を覚悟しながら処刑台へ歩み続けたように・・・

 どうしようもなく圧倒的で・・・

 どうしようもなく巨大な・・・

 業に向かって敢然と立ち向かっていく人の姿だ。

 この上なく悲しくて・・・
 そしてこの上なく崇高で・・・
 人を魅了して止まない美しい人の姿だ。
 歴史的な名勝負。
 

総評
 このディスクも5つ星であることに何ら疑問はないけれど・・・
 94年から96年までが2試合だけというのは勿体無いですよ。
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

@#1コンテンダー・マッチ:小橋健太vs.スティーブ・ウィリアムス(8/31/93)
  最初から熱が入っており組み合っても離れない。
  小橋がショルダー・タックルを決めるもウィリアムスは倒れず。
  2度3度と狙う。
  ウィリアムスはスパイン・バスターに返す。
  ウィリアムスが両腕を取る。
  小橋は取り返すと同時にジャーマン。
  ラリアットで落とすと場外でのDDT。
  ダイビング・ラリアットに続けリングに戻す。
  首を中心に攻めていく。
  ウィリアムスに反撃の隙を与えない。
  チョップを浴びせていく。
  ウィリアムスは耐え切るとリフト・アップから場外に落とす。
  フェンスにぶつけローリング・エルボー。
  背中から鉄柱にぶつけリングに戻す。
  背中に狙いをつける。
  ドラゴン・スープレックスからカバーするもカウント2。
  隙を突いてバック・ドロップを狙う!
  小橋はロープを掴んで防ぐとドロップ・キック。
  打撃を打ち合う。
  小橋はソバット・キックを決め打ち勝つと場外に落とし
  フェンスに乗ってのDDT。
  ウィリアムスも場外でのパワー・スラムを決め負けていない。
  バック・ドロップを狙う!
  小橋はフェンスを掴んで決めさせない。
  リングに戻る。
  小橋はブルドッグを決めるとマシンガン・チョップにドロップ・キック。
  ウィリアムスもカウンターでドロップ・キック。
  両者ダウン。
  ウィリアムスがタックルへ。
  小橋は避けると同時にスリーパーに捕らえる。
  ウィリアムスがマットに倒れこんで逃れようとするも小橋は離さない。
  ウィリアムスがロープを掴む。
  ウィリアムスは延髄切りからスプラッシュ。
  カーフ・ブランディングを狙う。
  小橋は防ぐとスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  DDTからもう1発狙う。
  ウィリアムスが持ち上げるも小橋がDDTに切り返す。
  カバーするもカウント2。
  レッグ・ドロップを決めて行きジャーマン。カウント2。
  ならばとムーンサルト!カウントは2!
  もう1度狙う!
  ウィリアムスは膝を立てて防ぐ!
  ウィリアムスはタックルからスープレックスを狙う。
  小橋がクロス・ボディに切り返すもカウント2。
  ラリアットもカウント2。
  ウィリアムスはハイ・ニーを避けるとオクラホマ・スタンピード。カウント2。
  ラリアットもカウント2。
  小橋が額にチョップを浴びせ丸め込むがカウント2。
  タックルに来たウィリアムスにスリーパー。
  ウィリアムスがバック・ドロップ・ドライバー!
  しかしカバーが遅れてカウント2!
  もう1発狙う! 
  耐える小橋に延髄ラリアットを叩き込みバック・ドロップ・ドライバー!
  更にバック・ドロップ・ドライバー・ホールドで1,2,3!
  ウィリアムスは小橋を認め腕を上げ握手。


A世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川田利明、田上明(12/3/93)
  三沢vs.田上で試合開始。
  三沢が田上の上を行き連携ドロップ・キック。
  場外に逃れた田上にフェイク・ダイブでエプロンに着地しダイビング・エルボー。
  お互い受け手に回ってもすぐ交代し捕まらない。
  小橋が捕まる。
  小橋を場外に落とし控えの川田がチープ・ショット。
  田上が小橋に。
  チョーク・スラムを狙う。
  三沢がカットし逃れた小橋がロープに走る。
  田上はビッグ・ブーツで迎撃するとチョーク・スラムでカバー。カウント2。
  川田が小橋の首にチョップ連発。
  小橋が打ち返すも川田は容赦なく頭部をけりまくり張り手連打。
  しかし脚を少し痛めた様子。
  小橋は川田の脚を取ると脚を殴りまくる。
  川田が延髄切りを決める。
  小橋が自陣に這っていく。
  田上が入ってきてタッチする前に三沢を殴り落とす。
  三沢は田上を殴りつけると小橋とタッチ。
  三沢が川田に襲い掛かりタイガー・ボム。カウント2。
  タイガー・スープレックスを狙う。
  田上のカットで助けられた川田はラリアットを決め交代。
  田上が三沢を投げ飛ばしていく。
  助けに来た小橋も投げ飛ばす。
  三沢にチョーク・スラムを狙う。
  耐える三沢に川田がビッグ・ブーツ。
  チョーク・スラムへ。
  三沢がアーム・ドラッグに切り返す。
  しかしバック・ドロップ+チョーク・スラムの合体技を食らう。
  カバーするも小橋がカット。
  三沢は2人にエルボーを叩き込むと交代。
  小橋が田上に猛攻を見せる。
  ムーンサルトを決めるもカウント2。
  ボディ・スラムを狙う。
  田上は抵抗するとラリアットを決め交代。
  川田がバック・ドロップを決めるも脚を痛めた様子でカバーにいけない。
  もう1発狙う。
  しかし小橋が脚を絡めたため川田もダメージを受ける。
  交代した三沢がスピン・キック。
  川田もスピン・キックを決め、更にジャーマン。カウント2。
  ストレッチ・プラグに捕らえる。
  カットしようとした小橋に田上がスリーパー。
  崩れ落ちた三沢をカバーする。カウント2。
  再びストレッチ・プラグ。
  小橋は田上に延髄切りを決めカットする。
  川田がパワー・ボムを狙う。
  三沢が体重をかけて潰すと交代。
  小橋は低空ドロップ・キックからテキサス・クローバー・リーフ。
  カットしようとした田上に三沢がフェイス・ロック。
  川田がロープを掴む。
  小橋が川田にパワー・ボムを決めるもカウント2。
  ムーンサルトへ。
  しかし避けられ自爆。
  チョップを打ち合う。
  川田がヘッド・バッドを叩き込み自陣へ。
  小橋は脚をつかんで防ぐと交代。
  三沢がフロッグ・スプラッシュを決めるもカウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  リバース・スープレックスに返されるも着地しタイガー・スープレックス。カウントは2。
  交代した小橋は田上を落とすと川田にフライング・ショルダー・タックルを狙う。
  川田は飛び蹴りで迎撃すると延髄切り。
  小橋はふらふらになりながらもラリアット。
  ジャーマンを狙う。
  カットしようとした田上を三沢が捕らえ同時にジャーマン炸裂。カウント2。
  小橋がパワー・ボムを狙う。
  川田がリバース・スープレックスに返す。
  田上が入ってきて小橋にバック・ドロップ。
  三沢が田上を追い出すと川田にローリング・エルボー。
  そして川田に投げっぱなしジャーマン。
  場外の田上にはトペ・スイシーダ・エルボー。
  小橋が川田を抱え起こしバック・ドロップ・ドライバーで1,2,3!
  小橋、三沢が初優勝し新タッグ・チャンピオンに!
  小橋が思いを語る。


B三沢光晴、小橋健太vs.スティーブ・ウィリアムス、ジョニー・エース(世界最強タッグ決定リーグ戦、 12/10/94)
  三沢とウィリアムスで試合開始。
  始まるなり張り手の打ち合いからヒート。
  レフェリーと控えが制止し離れる。
  小橋、エースと交代。
  再び4者出てきて睨み合い。
  力比べから小橋が投げ三沢と交代。
  エースはカウンターでビッグ・ブーツを決め三沢を捕らえる。
  三沢はエースの突進を避け落とすと柵に振ろうとする。
  エースは振り返して三沢を柵にぶつける。
  リングに戻し腰を中心に三沢を攻め立てる。
  連携が冴え渡り場外でのラリアットも決める。 
  小橋はカットすることしかできない。
  ウィリアムスがダイビング・ショルダー・タックルを決める。
  小橋を落としてからカバーするもカウント2。
  三沢が2人にエルボーを叩き込んでいく。
  エースにタイガー・ドライバーを決めるもカットされる。
  ウィリアムスが入ってきた小橋に投げっぱなしジャーマン。
  三沢はエルボーを叩きつけていくも
  相手が2人ではかなわずドロップ・キック+バック・ドロップ・ドライバーを食らう。
  エースが遅れてカバーするもカウント2。
  交代したウィリアムスがオクラホマ・スタンピードを狙う。
  邪魔した小橋にエースが場外でのDDT。
  ウィリアムスがオクラホマ・スタンピードを決めるもカウント2。
  ならばとバック・ドロップを狙う。
  三沢はロープを掴んで耐える。
  小橋はエースをなぎ倒すとウィリアムスも脚に飛びつく。
  このおかげで三沢はバック・ドロップをクロス・ボディに切り返す。
  しかしダメージは大きくウィリアムス、エースが裂きに起き上がる。
  小橋にダブル・ショルダー・タックルで追い出すと
  三沢に連続攻撃を決めカバー。カウント2。
  ウィリアムスが雪崩式パワー・スラムもカウント2。
  小橋が介入しエースにチョップ連打。
  ウィリアムスにもチョップ連打。
  その間に回復した三沢がエースにDDT。
  ウィリアムスにはダイビング・エルボーを決める。
  小橋と三沢は同時にタイガー・ドライバーとパワー・ボムを決めるもカウント2。
  ようやく交代した小橋がウィリアムスにラリアット。
  カバーするもカウント2。
  ならばとムーンサルトへ。
  起き上がったのを見てダイビング・ショルダー・タックルに変える。
  ウィリアムスは強引にタックルで反撃。
  交代したエースがエース・クラッシャーを決める。
  ウィリアムスが三沢を落とす。
  エースがムーンサルトにつなげるもカウントは2。
  小橋を攻め立てるも寸前で三沢がカット。
  三沢がウィリアムスにローリング・エルボー。
  エースに延髄切り。
  小橋がムーンサルトにつなげるもカウント2。
  交代した三沢がタイガー・ドライバーを狙う。
  リバース・スープレックスに返されるも着地しタイガー・スープレックスの体勢に。
  ウィリアムスがカット。
  エースが三沢にエース・クラッシャーを狙う。
  小橋がカットする。
  ウィリアムスが三沢にドラゴン・スープレックスを狙う。
  小橋がカットしウィリアムスにドラゴン・スープレックス。 
  三沢がエースにジャーマンを決めるもカウント2。
  フロッグ・スプラッシュもカウント3ならず。
  ならばとタイガー・ボムを決めカウント3を奪う!
  小橋、三沢組の勝利!
  両チーム握手する。
  

C三冠王座戦:田上明(ch)vs.小橋健太(7/24/96)
  両者打撃を打ち、避け、離れる。
  力比べの状態でヘッド・バッドを打ち合う。
  田上がラリアットを決める。
  小橋がローリング・チョップにランニング・チョップ。
  テンポを落とし攻めていく。
  田上が不意をついて延髄切り。
  小橋は気合で耐えるとドロップ・キック。
  チョップ連打からDDT。
  田上はスープレックスをスタンガンに返すと投げっぱなしジャーマン。
  場外に逃れた小橋にトペ・スイシーダ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  腰を攻める。
  田上がエプロンからチョーク・スラムを狙う。
  小橋は防ぐと田上を落としてブランチャへ。
  田上は避けると場外でのチョーク・スラム。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  チョーク・スラムを狙う。
  小橋はアーム・ドラッグに返すと
  ビッグ・ブーツを打ち払いジャーマン。カウント2。
  執拗にスリーパーに捕らえる。
  田上はロープを掴む。
  抵抗を退けパワー・ボム。
  ネック・ブリーカー・ドロップとつなげカバー。カウント2。
  田上がカウンターでネック・ブリーカー・ドロップを決める。
  両者ダウン。
  田上が先に起き上がりパワー・ボム。
  もう1発狙う。
  小橋は逃れるとチョップにビッグ・ブーツを打つも田上は耐えやり返す。
  田上がダイビング・エルボー・ドロップを決めカバーするも小橋の脚がロープにかかる。
  雪崩式バック・フリップからカバーするもカウント2。
  チョーク・スラムを狙う。
  小橋がロープを掴む。
  しかし引き離して田上がチョーク・スラム。
  カバーするもカウント2。
  エプロンからのチョーク・スラムを狙う。
  小橋も必死に抵抗する。
  田上は場外への雪崩式チョーク・スラムを狙う。
  小橋は田上を落とすとダイビング・ギロチン・レッグ・ドロップ。
  リングに戻しカバーするもカウント2。
  小橋がチョーク・スラムを決める。
  続けてムーンサルトへ。
  読んでいた田上が転がって距離を取る。
  小橋はラリアットへ。
  田上は避けると同時にチョーク・スラム。
  小橋は気合で起き上がるとラリアット。
  両者ダウン。
  田上が飛び蹴りからシットダウン・パワー・ボム。カウント2。
  田上が攻め立てる。
  雪崩式チョーク・スラムを狙う。
  小橋は防ぐとトルネードDDT。
  続けてタイガー・スープレックス。カウント2。
  ならばとムーンサルトもカウント2。
  パワー・ボムもカウント3ならず。
  更にジャーマン。
  田上は気合で起き上がり飛び蹴り。
  小橋は気合で耐えラリアット。
  ダイビング・ギロチン・レッグ・ドロップでカバーし1,2,3!
  小橋が新3冠王者に!
  

D三冠王座戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(1/20/97)
  三沢のエルボーに小橋がチョップで応える。
  小橋がショルダー・タックルを決めれば三沢がドロップ・キック。
  小橋を落とすとエルボー・スイシーダ。
  リング内へのバック・ドロップにセントーンでカバー。カウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  小橋は防ぐとDDTからカバー。カウント2。
  三沢は場外で間を置く。
  小橋がローリング・チョップを叩き込みブレーン・バスターへ。
  後ろに着地されるもキッチン・シンク。
  腹を攻めて優位に立つ。
  三沢がエルボーで反撃。
  こちらは背中に狙いをつけている様子。
  小橋の反撃を防ぎツイスティング・スピン・キック。
  小橋は場外にのがれ間を置く。
  三沢がバタフライ・スープレックスを決める。
  チョップを打ってくる小橋をエルボーで黙らせるとダイビング・エルボー・ドロップ。
  続けてフロッグ・スプラッシュ。カウントは2。
  フェイス・ロックを決める。
  小橋がロープを掴む。
  打撃を打ち合う。
  三沢は打ち勝つと場外に逃れた小橋にフェイク・ダイブからダイビング・エルボーへ。
  しかし避けられ柵に激突。
  リングに戻ろうとした三沢にラリアットで柵にぶつける。
  リングに戻しカバーするもカウント2。
  三沢の腕を柵にぶつけていく。
  容赦ない腕攻めが続く。
  アーム・ロックDDTからアーム・バーを狙う。
  三沢は腕をロックするとロープに脚をかける。
  アーム・ロックDDTらカバー。カウント2。
  抵抗を退けハーフネルソン・スープレックス。  
  そしてアーム・ブリーカー。
  三沢はロープに脚をかける。
  腕を攻めジャーマン。
  三沢は気合で起き上がり突進。
  小橋は一本背負いに捕らえアーム・バー。
  三沢がロープに脚をかける。
  三沢のスピン・キックを受け止めバック・ドロップ。
  三沢はラリアットをエルボーで打ち払う。
  両者ダウン。
  小橋はたまらず場外に逃れる。
  三沢はコークスクリュー・ブランチャで追う。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  防がれるもラリアットをガードし投げっぱなしジャーマン。
  続けてタイガー・ドライバーも腕の痛みでカバーが甘くカウント2。
  三沢がミサイル・キックへ。
  小橋はラリアットで迎撃するも
  腕の痛みからカバーが遅れカウント2。
  パワー・ボムを決めカバーするもカウント2。
  レッグ・ドロップ連発からオレンジ・ボム。
  カバーするもカウント2。
  もう1回カバーするもカウント2。
  ラリアットへ。
  三沢はガードするも、その勢いに押されダウンする。
  逃げる三沢を追いエプロンでのパワー・ボムを狙う。
  寸前で三沢がハリケーン・ラナに切り返す。
  両者何とかリングに戻る。
  三沢がエルボーからジャーマン。
  続けてローリング・エルボー。
  もう1発。
  まだ起き上がる小橋にもう1発狙う。
  小橋がカウンターのラリアット。
  両者ダウン。
  三沢がエルボーを叩き込んでいく。
  小橋がジャーマン。
  三沢が延髄ローリング・エルボー。
  小橋をロープから引き離しドラゴン・スープレックス。
  這ってカバーに行くもカウント2。
  小橋の反撃を避けタイガー・ドライバー91。
  しかしカウントはまさかの2。
  小橋がふらふらになりながら、崩れ落ちながらラリアットを決めていく。
  三沢は避けるとタイガー・スープレックス84。
  三沢がランニング・エルボーを決め1,2,3!
  三沢が新三冠チャンピオンになる!

試合結果

@#1コンテンダー・マッチ:小橋健太vs.スティーブ・ウィリアムス(8/31/93)
A世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太(優勝、新チャンピオン!)vs.川田利明、田上明(12/3/93)
B三沢光晴、小橋健太(優勝!)vs.スティーブ・ウィリアムス、ジョニー・エース(世界最強タッグ決定リーグ戦、12/10/94)
C三冠王座戦:田上明(ch)vs.小橋健太(新チャンピオン!)(7/24/96)
D三冠王座戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(新チャンピオン!)(1/20/97)