Noah:Best of Noah 2008の分析
名勝負 | 小橋建太、KENTAvs.佐々木健介、中嶋勝彦(6/18/08) Jrヘビー級王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.KENTA(10/13/08) |
好勝負 | Jr.ヘビー級タッグ・リーグ公式戦:ブリスコ・ブラザーズvs.中嶋勝彦、飯伏幸太(9/6/08) |
@ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)vs.BJウィットマーvs.KENTA(5/15/08)
日本の各団体が今まで国民性の一言で片付け
3ウェイ含めた特殊形式に取り組まなかったつけが結果として現れた駄作。
とはいえやっているレスラーも
こんなのしか見せれないなんて悪い。
ナイジェル、BJは動きも悪かったし期待外れなんてものじゃない。
大外れです。
悪くない試合。
(執筆日:1/?/12)
A小橋建太、KENTAvs.佐々木健介、中嶋勝彦(6/18/08)
KENTA vs.中嶋のバチバチの蹴りあいに
小橋vs.健介チョップ祭りと呼応していくストレートな組み合わせ。
小橋vs.健介は四つに組んだ状態で肩をぶつけ合ってましたが、
これをシリアスに迫力を感じさせるのは中々できない。
KENTAが健介相手に説得力ある打撃。
これに対し健介がカウンター・ドロップ・キックを放つなど
上手く緩急をつけて応対していた印象で感心しました。
一方の小橋は自分の形を貫きすぎて
健介程は相手の中嶋を引き立たせることができていませんでした。
全体的なビジョンとして弱い部分はありますが、
単純明快な凄さを生むカードを合体させた中で
予期せぬアクセントが生まれ、Noah祭りの印象的な試合となりました。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:3/?/21)
BJr.ヘビー級タッグ・リーグ公式戦:ブリスコ・ブラザーズvs.中嶋勝彦、飯伏幸太(9/6/08)
軽快なテンポで切れ味鋭いムーブ。
これぞブリスコズという大小様々な連携を見せます。
ブリスコズの形作りに対して適切な理解力を示して
中嶋も引き離されず精力的なアクション。
飯伏は更に+1で彼ならではのスポットで発展させていきます。
畳みかけるようにアクションが繰り広げられ、
ただただ圧倒されるばかりでしたね。
文句なしに好勝負。
(執筆日:8/?/20)
C3本勝負:KENTA、石森太二vs.丸藤正道、リッキー・マルヴィン(9/27/08)
KENTA x 丸藤、石森 x マルヴィン。
素晴らしいキレキレのかわしあいを見せます。
1本目ということでスピード・バトルがメインですね。
セコンドを上手く排除して連続攻撃で〆。
10分の試合時間設定の中で綺麗に収めました。
2本目。
丸藤、マルヴィン組が今度は石森を捕まえストレート勝ちを狙います。
適切に孤立シーンをこなした後、
KENTAがサブミッションで追いつきます。
普段のNoahからするとあっさり目ですが、
1本目と同じ世界観ではありますね。
3本目。
タッグとしての見せ場、枠組みを作りつつ
終盤はNoahらしさ全開で加速度的に攻防を積み重ねます。
いくつかミスが生まれたのは残念でしたが、
最後のフィニッシュ・ムーブは美しくお見事でした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:3/?/21)
DJrヘビー級王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.KENTA(10/13/08)
2006年の試合とは違い観客に配慮せず、
自分たちの戦いをしていれば自ずと観客もついてくるだろうというスタンス。
それによりROHの一戦と負けじと劣らじの内容となっています。
KENTAの蹴りに対し、ブライアンが素晴らしいダメージ表現で痛みを伝えてくる。
このKENTAが押す展開も日本というシチュエーションを考えると
盛り上げという観点からは余り適切ではないですけどね。
早い段階でブライアンが柵越えダイブ。
必要ならばスポットを早い段階で織り込んできます。
KENTAも場外ダウンのブライアンにダイビング・ダブル・ストンプを叩き込み
王座戦ならではの激しい後半戦へ。
ブライアンのキャトル・ミューティレーションも必殺技として扱われ、
部位狙いを絡めて深みのある一進一退を繰り広げました。
Noahの悪癖で最後がややくどい部分もあるものの、ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:1/?/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)vs.BJウィットマーvs.KENTA(5/15/08)A小橋建太、KENTAvs.佐々木健介、中嶋勝彦(30分時間切れ)(6/18/08)
BJr.ヘビー級タッグ・リーグ公式戦:ブリスコ・ブラザーズvs.中嶋勝彦、飯伏幸太(9/6/08)
C3本勝負:KENTA、石森太二vs.丸藤正道、リッキー・マルヴィン(2-1)(9/27/08)
DJrヘビー級王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.KENTA(10/13/08)