新日本プロレス:Complete Inoki V.6 Disc 2の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約1時間45分です。
@アントニオ猪木vs.ストロング・マシーン(9/7/84)
何もしない時間かけて攻防もたいしたことが無い。
Disc 1の谷津戦のような蜃気楼で楽しませる内容。
悪い試合。
Aタッグ・リーグ戦決勝:アントニオ猪木、藤原喜明vs.前田日明、木戸修(12/11/86)
前日も同一カードがありましたが、やっぱり猪木が何も出来ません。
他の絡みはそれなりなんだけど猪木をハイ・スポットとして構築しているから伸びを抑えられて・・・。
悪くない試合。
Bイリミネーション・マッチ:アントニオ猪木、坂口征二、武藤敬司、藤原喜明、星野勘太郎vs.長州力、藤波辰巳、前田日明、木村健吾、スーパー・ストロング・マシーン(8/19/87)
実際に動いてスピード感を出すと共に
場外に落ちたら脱落というルールを利用して緊張感も生み出してくる。
非常に良いスタートでその後も適切に維持しています。
各レスラーの働きですが・・・
猪木と前田は形だけも同然ですが、求められている絡みを見せて両者場外落下と適切に誤魔化している。
マシーンはヒール的味付けで個性を出していますね。
長州は余り空気を読めていない。
藤波はまずまず。
木村は緊張感を持って打撃を切り裂くように打っておりかなり魅力的でした。
星野は年を考えずに打撃スタイルを見せていて微妙。
藤原は自身のスタイルでアピール出来ているがもう少し早く脱落すべき。
坂口は巨体でアピールし、ぼろが出る前に抜けました。
武藤は飛びぬけたハイ・センスを見せています。
最後の1人にも抜擢されていますが、あくまでチーム猪木の1人という事で
エース扱いされずクライマックスは余り内容をつけれませんでしたね。
各レスラーの貢献がばらつきクライマックスが弱かったので対UWFの同形式に比べると劣る。
中々良い試合。
Cイリミネーション・リーグ戦決勝:アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎vs.藤波辰巳、蝶野正洋、橋本真也(12/7/88)
星野が相変わらず微妙な打撃スタイルで、蝶野、橋本は軸がしっかりしていない。
一番能力があるはずの藤波は長州と道連れで脱落だし、
それによって生まれる2対1の状況も活かされないという悲哀。
悪い試合です。
Dアントニオ猪木vs.越中詩朗(4/13/89)
猪木がいきなり速攻を狙うし、最後はヒップ・アタックをキャッチしてのバック・ドロップで締める等
他とは違う思い入れがあるのかもしれない、と思わせつつ
ベース・ラインが微妙なのでかろうじて少し悪い試合という状況。
Eアントニオ猪木、坂口征二vs.蝶野正洋、橋本真也(2/10/90)
Cに比べると蝶野、橋本が成長して一端のレスラーになっていますね。
レベルは高くなくともちゃんと攻防、進行が出来ています。
しかし一方猪木、坂口はバリバリのロートル・タッグ。
蝶野、橋本にそこまでのスターをまだ感じなかったけど、それでも勝利してしまうのはどうかと思う内容。
少し悪い試合です。
総評
きつい内容ですね。
Bが唯一の見所だけどこれも猪木はただ虚像としてそこにいるだけだし・・・。
(執筆日:8/14/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
Bイリミネーション・マッチ:アントニオ猪木、坂口征二、武藤敬司、藤原喜明、星野勘太郎vs.長州力、藤波辰巳、前田日明、木村健吾、スーパー・ストロング・マシーン(8/19/87)武藤が藤波をロープに振りドロップ・キック。
ジャーマン。カウント2。
スナップ・メアからシャープ・シューターへ。
藤波が回転してすり抜ける。
交代した星野が藤波に殴りかかる。
殴り返した藤波にはたいていく。
頭部に拳を叩きこんで行く。
藤波が殴り返しロープに振る。
ドロップ・キック。
ボディ・スラム。
ロープに振ると交代した長州がバック・エルボー。
星野が食らいながらも坂口にタッチ。
坂口が長州をコーナーに押し込み張り手。
ヒップ・トス。
場外に落とそうとする。
何とか踏みとどまった長州にストンピング。
スナップ・メア。
交代した藤原が蹴り。
スナップ・メアからチン・ロック。
長州が自陣に動き前田がタッチ。
前田が蹴りを叩き込む。
殴りつけベリー・トゥー・ベリー。カウント2。
ブレーン・バスター。カバー。カウント2。
場外に落とそうとする。
藤原がエプロンで耐える。
前田がストンピング。
スナップ・メア。
交代したマシーンが喉を踏みつける。
ブレーン・バスター。カバー。カウント2。
ロープに振る。
藤原がかわして脇固め。
マシーンがロープに逃げる。
組むとマシーンがコーナーに押し込み腹にパンチ。
ヘッド・バッド。
藤原が張り手。
ヘッド・バッド。
ヘッド・バッド。
スナップ・メアからストンピング。
交代した星野が殴りかかる。
ロープに振りドロップ・キック。
マシーンがヘッド・バッドを打ち自陣に持って行く。
交代した木村がジャブにパンチ。
相手陣に押しやる。
坂口が入る。
木村を自陣に押しやり木村の痛めている足を蹴り。
ボディ・スラム。
交代した武藤がダイビング・ニー・ドロップ。
ドロップ・キック。
木村がやられながらも逃げ長州にタッチ。
武藤も猪木にタッチ。
猪木が外して武藤にタッチ。
武藤が長州に蹴り。
長州が両脚を取って倒しシャープ・シューターを狙う。
耐えられるやマシーンにタッチ。
マシーンがレッグ・ドロップ。
ロープに振りバック・エルボー。
ボディ・スラム。
ボストン・クラブ。
藤原が入りヘッド・バッド。
交代した前田が武藤をコーナーにぶつける。
ヒップ・トス。
ロープに走りニール・キック。
カバー。カウント2。
ジャーマン。カウント2。
蹴りを叩き込んで行く。
ボディ・スラム。
交代した木村がダイビング・ニー・ドロップ。
ロープに振りジャンピング・キック。
ハーフ・ボストン・クラブ。
武藤が手を伸ばして藤原にタッチ。
藤原が張り手。
木村が張替えして行く。
藤原が蹴り。
ブレーン・バスターからカバー。カウント2。
スナップ・メアから首4の字。
木村がロープに足をかける。
藤原が坂口にタッチ、木村が藤波にタッチ。
組むと藤波がフロント・ヘッド・ロック。
坂口が藤原を持ち上げコーナー上にのせる。
張り手にチョップ。
デッドリー・ドライブ。
藤波がスライディング・キック。
蹴り上げて行く。
坂口が受け止め押し飛ばす。
藤波がバックを取り自陣へ。
交代した長州が殴りつけチョップ。
ロープに足をかけニー。
シャープ・シューターへ。
決まる前に坂口がロープを掴む。
長州は気にせずシャープ・シューターを決める。
前田にタッチし2人でロープに振る。
前田がニール・キックへ。
坂口はロープを掴んでかわすと自陣に連れて行く。
猪木がタッチして入る。
牽制しあう。
組むよ前田がアブナミドル・ストレッチを狙う。
猪木が腰を落として防ぎもつれる。
猪木が起き上がりナックル・パート。
前田が殴り返す。
ナックル・ロック。
前田がドロップ・キック。
交代した木村が蹴りにソバット。
腹にパンチ。
猪木がヘッド・バッドで相手陣から逃れ星野にタッチ。
星野が木村にバック・エルボー。
殴り倒しアピール。
タッチした坂口がニー。
ボディ・スラム。
ハーフ・ボストン・クラブへ。
木村が捻って決めさせない。
坂口が再び狙って決める。
木村は耐えると藤波にタッチ。
藤波がヘッド・ロック。
坂口が持ち上げ投げ捨てる。
バック・ドロップへ。
藤波が後ろに着地し延髄切り。
タッチしてから羽交い絞め。
長州がラリアットを決め1,2,3!
坂口脱落!
武藤が入り蹴りかかる。
長州は受け止めて倒すとタッチ。
マシーンがストンピング。
喉を足で押し付ける。
ヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに走る。
武藤がカウンターでドロップ・キック。
ブレーン・バスターでカバー。カウント2。
フロント・ヘッド・ロック。
自陣へ。
交代した藤原がブレーン・バスターを狙う。
耐えるマシーンを殴りつけて行く。
殴り返してきたマシーンをロープに押し込み殴りつける。
ボディ・スラム。
猪木がダイビング・ニー・ドロップ。
卍固め。
マシーンがロープを掴む。
猪木は延髄切りを決めると卍固めを決めなおしギブ・アップさせる!
マシーン脱落!
入ってきた木村を殴りつけると藤原にタッチ。
藤原がヘッド・バッド。
木村が組み付き自陣に押し込む。
前田が蹴りに得るボー。
場外に落とそうとする。
エプロンで耐える藤原を押し出そうとするも耐えられる。
リングでキャプチュード。
カバーするもカウント2。
蹴り上げタッチ。
木村が蹴り。
パイル・ドライバー。
カバー。カウント2。
張り手を打ち込んで行く。
藤原がかわし脇固め。
木村がロープに逃げる。
木村が蹴り。
ヒップ・トス。
コーナーに上りダイビング・ニー・ドロップ。
両脚を取って倒しボストン・クラブへ。
藤原が丸め込みで投げ膝十字。
木村がギブ・アップ!
木村脱落!
長州がストンピング。
コーナーでチョップ。
ブレーン・バスターへ。
藤原が脇固め。
長州がロープの外に足を出す。
藤原がエプロンの長州にストンピング。
起こしてヘッド・バッド。
落とそうとする。
ヘッド・バッドに蹴り。
長州が耐え殴り倒す。
藤原が武藤にタッチ。
武藤が蹴りかかる。
長州は受け止めると前田にタッチ。
前田がスピン・キック。
ドロップ・キック。
相手陣にやり猪木がタッチ。
猪木がけりから延髄切りへ。
前田は避けるとロープに走りニール・キックへ。
猪木は避けるとフライング・ヘッド・シザース。カウント1。
もう1発狙う。
前田が受け止めるも勢いに押されてロープ際へ。
もつれて両者場外に転落!
猪木、前田が脱落!
星野がロープに走り藤波にショルダー・タックル。
ロープに走る。
藤波がカウンターでドロップ・キックを狙う。
星野はかわすとボストン・クラブを狙う。
藤波は回転して投げると丸め込み。カウントは2。
交代した聴衆がヘッド・ロック。
星野がロープに振りキッチン・シンク。
殴りつけヘッド・バッド。
交代した藤原が組み付く。
長州が自陣に連れて行きタッチ。
藤波が藤原を蹴りだそうとする。
ロープを掴んで耐える藤原を金具にぶつける。
藤原が耐えリングに戻る。
藤波がコーナーに振ろうとする。
藤原は振り返すと腹にヘッド・バッド。
アッパーカートへ。
藤波がかわしバック・スライドで1,2,3!
藤原脱落!
武藤対長州。
組むと武藤が自陣へ。
星野が殴りつけヘッド・バッド。
拳を打ち込む。
長州がヘッドロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに走る。
リープ・フロッグにいった星野をキャッチしスラム。
ロープに走りラリアット。
カバーし1,2,3!
星野脱落!
残るは武藤1人。
組むと長州がロープに押し込む。
ロープに振りキッチン・シンク。
スナップ・メア。
タッチした藤波がコーナー上からチョップを打ち下ろす。
ボディ・スラム。
シャープ・シューターを決める。
交代した長州がシャープ・シューター。
武藤がロープを掴む。
長州が足を掴んで倒す。
起こして足を掴む。
武藤が延髄切り。
コーナーで10カウント・パンチ。
コーナーに振りスペース・ローリング・エルボー。
バック・ブリーカーからムーンサルトへ。
長州は避けると着地した武藤にラリアット。
交代した藤波は起き上がるのを待つ。
猪木がエプロンに上がっておきろ、と声をかける。
長州と猪木がもみ合いに。
隙を突いて武藤が藤波に蹴りかかる。
ロープに振りドロップ・キックへ。
藤波はロープを掴んでかわすとジャーマンで1,2,3!
武藤脱落!
試合結果
@アントニオ猪木vs.ストロング・マシーン(DQ)(9/7/84)Aタッグ・リーグ戦決勝:アントニオ猪木、藤原喜明vs.前田日明、木戸修(12/11/86)
Bイリミネーション・マッチ:アントニオ猪木、坂口征二、武藤敬司、藤原喜明、星野勘太郎vs.長州力、藤波辰巳、前田日明、木村健吾、スーパー・ストロング・マシーン(8/19/87)
Cイリミネーション・リーグ戦決勝:アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎vs.藤波辰巳、蝶野正洋、橋本真也(12/7/88)
Dアントニオ猪木vs.越中詩朗(4/13/89)
Eアントニオ猪木、坂口征二vs.蝶野正洋、橋本真也(2/10/90)