TOP日本のプロレス新日本プロレス 個人物DVD →新日本プロレス:Complete Inoki V.12 Disc 1

新日本プロレス:Complete Inoki V.12 Disc 1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

・猪木の引退発表の様子。

@アントニオ猪木vs.グレート・ムタ(5/1/94)
 何も出来なくなった猪木に対し、
 ムタはいつも通り常識外れの行動。
 花道の綱梯子に登るなんてネタでしかありません。
 スリーパーvs.毒霧の攻防までの十数分は何の意味もありません。
 悪い試合。

Aアントニオ猪木vs.ウィリアム・ルスカ(9/23/94)
 格闘技戦の再現ですが、両者衰えた物同士でやると
 自然と一致する部分があって粗は出てこない。 
 ルスカの柔道着を使って猪木が締め上げようとした攻防は
 猪木の格闘技戦らしいスポットで面白く、
 昭和的な両者場外転落という展開も良かった。
 歳を考えると大枠で再現できただけで良いでしょう。
 悪くない試合。

B1回戦:アントニオ猪木vs.ジェラルド・ゴルドー(1/4/95)
 ルスカとは再現できたけど相手が打撃スタイルとなるときついですね。
 動体視力はどうする事も出来ず打ち手側の配慮が必須になるので
 必然的にそのレベルは落とされ退屈な物となってしまう。
 最後の電光石火のスリーパーというフィニッシュ自体は絵になっていたけど他が駄目。
 悪い試合。

CBVD決勝:スティングvs.アントニオ猪木(新日本プロレス 1/4/95)
 時代が違う上に猪木は脚を痛めている設定で動く気なし。
 そのためスティングは魅力がまったく出ていません。
 というかこれなら誰でも良い。
 猪木は初っ端のサブミッションから表情芸に走り、スリーパー一発で勝利。
 みすぼらしい内容で、ひどすぎる試合。
 (執筆日:12/1/09)

Dアントニオ猪木vs.藤原喜明(3/19/95)
 藤原が親愛の情を抱いているのでレスリングはそれなりですね。
 発展は見えないものの最後は何とか流れを作って締めています。
 試合後の抱擁でちょっとしたドラマ性もありますし良くやった方でしょうか。
 悪くない試合。
(執筆日:6/25/10)

総評
 ずたぼろ。
(執筆日:6/1/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アントニオ猪木vs.グレート・ムタ(5/1/94)
Aアントニオ猪木vs.ウィリアム・ルスカ(9/23/94)
B1回戦:アントニオ猪木vs.ジェラルド・ゴルドー(1/4/95)
CBVD決勝:スティングvs.アントニオ猪木(新日本プロレス 1/4/95)
Dアントニオ猪木vs.藤原喜明(3/19/95)