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新日本プロレス:王者の系譜 〜チャンピオン列伝〜の分析


名勝負 NWAジュニア王座戦:タイガーマスクvs.小林邦昭(6/2/83)

IWGPタッグ王座戦:アントニオ猪木、坂口征二vs.藤波辰巳、木村健吾 (12/12/85)
好勝負 NWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs.ストロング小林(3/19/74)

WWF ジュニア王座戦:藤波辰巳(ch)vs.剛竜馬(7/27/78)

各王座の歴史、各年を振り返るプロモも収録。
(只毎回入る「余談ではあるが・・・」とかセンスは悪い) 

@NWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs.ストロング小林(3/19/74)
 見よ、リングに佇むその獣を。
 獲物は追わぬ。
 その美が人を引き寄せるのだ。
 豪、獣がまた人を食らった。
 ・・・
 さて今でこそ日本人対決なんていう言葉が使われない程基本の物となりましたが
 当時は前座を除いて力道山の流れを継ぐ日本人vs.外国人が中心でありました。
 そんな中”禁断の果実”日本人対決を広めた伝説の試合がこれ。
 ストロング小林は国際プロレスのエースでしたから盛り上がるのも当然ですね。

 試合は柔と剛を強調して、殺気とは違う静かな静止で風景を作り上げます。
 挑発と静かなレスリングでかき乱してエネルギーを溜めていく。
 高度ではありませんがレスリングも格好がついています。
 まさしく序盤のセット・アップを地で言った内容でしたね。
 中盤は感情に身を任せながら猪木が上手くポイントとなる技を誘導して構築。
 巧みな拳の見せ方から終盤へ。
 スポットは得意技を複数回に渡る攻防でストーリー立て、落としのグラウンドも冴え渡っている。
 流血のおまけつきで、当時では難しい激戦の雰囲気の中素晴らしいジャーマンでフィニッシュです。
 70年代のリアリティーの適用、スポーツ・レスリングはないが
 序盤→中盤→終盤、緩急の構築論で言えばマスターピースと言っても過言ではない好勝負でした。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/24/10)

AWWFジュニア王座戦:藤波辰巳(ch)vs.剛竜馬(7/27/78)
 ジュニアという事で空中殺法が披露されるのかと思いきや
 提示されたのはその若さに似合わぬ重厚且つ
 ジュニアとしての自己主張を細かく絡めた
 素晴らしいグラウンド・レスリングでありました。
 クライマックスもドロップ・キックとジャーマン、その他だけで
 見事に仕上げました。
 こういう根幹に基本を多分に要求される試合において
 藤波は煌きを見せる。 
 これは文句なしに好勝負。

BNWAジュニア王座戦:タイ ガーマスクvs.小林邦昭 (6/2/83)
 タイガーが休養で離れたのが良かったのでしょうか。
 マスク剥ぎの毒が抜け落ちており、
 日本人の枠に収まったベビーフェイス/ヒールと
 純度の高いライバリティーが残りました。
 そして小林はパンタロンに戻っている。
 試合は鋭い緊張感の中、
 単純な対立構造を最大限に活かして
 ハイ・スピードで完成度の高い攻防を繰り広げます。
 打投極飛が絶妙なバランスでブレンドされており、
 終盤はまったりして多重スポットが無かったにも関わらず、
 最後まで心を捕らえて離さない試合でした。
 マスク剥ぎをしない、だけの名勝負でした。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:4/30/10)
  
CIWGP王座戦:橋本真也(ch)vs.武藤敬司(5/3/95)
 橋本を見たのはZero-Oneのしょぼい試合だけだったので
 動けて、ちゃんと蹴りスタイルができているのは新鮮です。
 さてこの試合。
 武藤が初っ端にスポットを持って行ったり
 アーム・バーを時たま織り交ぜたりして
 良い感じの試合構成、緩急でしたし相性良いんでしょうね。
 中々良い試合です。
 プロレスに出る橋本の人柄というかあの雰囲気は嫌いじゃないですね。

DIWGPタッグ王座戦:アントニオ猪木、坂口征二vs.藤波辰巳、木村健吾 (12/12/85)
 実際はタッグ王座戦ではないのですけれど
 これに勝利した方に後日タッグ王座が贈られ初代チャンピオンが生まれました。
 さてこの試合。
 丁度世代交代と言う時期もあって
 スペクタクル性が最高潮に達していた猪木vs.藤波という名勝負数え歌に
 坂口、木村が加わって面白くならない訳がありません。
 それぞれの色を出してタッグ要素の使い方も見事。
 只1人木村だけはタッグ要員、やられ役って感じが否めなかったので
 30分超の時間設定は少し長すぎましたね。
 しかしぎりぎり名勝負です。

EIWGPジュニア王座戦:ザ・コブラvs.越中詩朗(2/6/86)
 打点の高いドロップ・キックで一気に観客の心を掴むと
 スピード感ある戦いを見せます。
 コブラはこのDVDの中で最も精度の高い動きを見せ
 唯一側転からのダイブの飛距離が足りなかったぐらいでミスはありませんでした。
 基本と試合進行が必ずしも一致していませんが
 支配権の握り合いという気持ちを先行させてそれを補っている。
 中々良い試合。
 (執筆日:12/1/09)

FIWGPジュニア・タッグ王座戦:金本浩二、ドクトル・ワグナーJr vs.大谷晋二郎、高岩竜一(8/8/98)
 一進一退の攻防、適度なタッグ要素と
 良い試合なんですが
 そもそもJrのタッグという性質上
 今現在のそれの完全下位版に過ぎないという印象を拭えないですね。
 中々良い試合なんですけれど。

総評
 35周年記念で作られたDVD。
 既出試合が多いらしいが
 私みたいな新規で見る者にしたら
 新日を代表する多くのレスラーを見ることができるというのはありがたい。
 レンタルで借りれたのも大きい。
 (でも渋谷だから置いてあったような気もするなぁ)
 大変満足いく一品でした。
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

@NWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs.ストロング小林(3/19/74)
  間合いを測る。
  猪木が手を払う。
  組み合う。
  ロープ・ブレイク時に猪木が突き飛ばす。
  張り手。
  タックルを狙うもかわされる。
  猪木がヘッド・ロック。
  小林が外そうとする所を引き倒す。
  小林がアーム・ドラッグから腕を取る。
  猪木が腕を取り返す。
  カバーの体勢を狙い合って離れる。
  猪木が脚を取りに行く。
  そのまま丸め込みも狙いにいくがロープ・ブレイク。
  小林が両腕を取りにいくも猪木がエルボーを入れ逃れる。
  猪木は腕を取って倒すとインディアン・デス・ロックに持っていこうとする。
  抵抗する小林にヘッド・ロックへ変える。
  小林が猪木を投げハンマー・ロック。
  ロープに逃れた猪木にエルボーをいれ離れる。
  猪木がパンチ。
  不意を突いてアナヤーズ・コブラツイストに持って行くもロープ・ブレイク。
  小林がベア・ハグ。
  猪木が体の間に腕を入れ投げるも
  小林はロックを外さずカバーにも持って行かせない。
  ロープの外に出て離れる。
  猪木が張り手。
  小林もパンチ。
  猪木がボディ・シザース。
  小林は抱えながら体を起こすとアナヤーズ・コブラ・ツイスト。
  脚のロックを外されるもすかさずクルーシーフィックスに持っていく。
  猪木がロープに脚をかける。
  小林がベア・ハグを狙う。
  猪木がパンチを入れ防ぐ。
  猪木がダブル・アーム・スープレックスの体勢。
  小林が体を落とす。
  猪木が持ち上げ投げるも低くカウント1で返される。
  小林が殴りつける。
  猪木のパンチが顎に入る。
  小林ダウン。
  何とか小林が立ち上がる。
  猪木が首へのグラウンド・サブミッション。
  小林がロープ・ブレイクから離れる。
  小林がロープに押し込み殴りつける。
  猪木が卍固め。
  小林がロープに逃れる。
  組む。
  猪木は外すと殴りつける。
  小林も返す。
  小林がヘッド・ロック。
  猪木がロープに飛ばし卍固めを狙う。
  小林が抵抗し両者落下。
  小林がヘッド・ロックから猪木を鉄柱にぶつける。
  猪木が流血。
  先にリングに戻った小林はエプロンの猪木を殴りつけ落とす。
  戻ってきた所をブレーン・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  カナディアン・バック・ブリーカー。
  猪木は逃れるとリバース・スープレックス。カウントは2。
  小林がヘッド・ロックへ。
  猪木がバック・ドロップに切り返す。
  両者何とか起き上がる。
  猪木がジャーマンで1,2,3!
  猪木の防衛!


AWWFジュニア王座戦:藤波辰巳(ch)vs.剛竜馬(7/27/78)
  グラウンド・レスリング。
  ロープ・ブレイク。
  素早くヘッド・ロック→グラウンド・ヘッド・シザース→逃れるの一連のムーブで離れる。
  再びグラウンド・レスリング。
  起き上がろうとする剛に藤波がヘッド・シザース。
  スナップメア→ブリッジで起き上がるをお互いに行い藤波がバックを取る。
  藤波が腕を取る。
  剛が華麗な動きで腕を取り返すや藤波が蹴り飛ばし向かい合う。
  藤波がパンチ。
  脚を取りに行く。
  剛が張り手を打ち返す。
  剛が蹴飛ばそうとするも藤波は離さずレッグ・ロック。
  剛も同時にレッグ・ロック。
  ロープの外に出て離れる。
  剛がニー・ドロップ連発。
  藤波は避けると蹴りつける。
  剛が両脚を取りボストン・クラブ。
  藤波が体を起こしてカバーに持っていく。カウント2。
  藤波が不意を突いてフロント・スープレックス。カウント2。
  アーム・ロック。
  剛がロープを掴む。
  藤波が蹴りを受け止めドラゴン・スクリュー。レッグ・ロック。
  逃れられるもドロップ・キック。
  ボディ・スラムからカバー。カウント2。
  パイル・ドライバーもカウント2。
  コーナー上へ。
  剛が捕まえ投げ落としドロップ・キック。
  そしてジャーマン。
  藤波の脚がロープにかかる。
  藤波が外に出る。
  戻ってきた所を剛が投げ飛ばすもカウント2。
  ネック・ブリーカーもカウント2。
  ボディ・プレスへ。
  藤波は避けるとドラゴン・スープレックスを狙う。
  剛が脚をかけて防ぎバックを取る。
  藤波が取り返しジャーマンで1,2,3!
  藤波の防衛!
    

BNWAジュニア王座戦:タイガーマスクvs.小林邦昭 (6/2/83)
  小林が不意打ち。
  ロープに振りローリング・ソバット。
  バック・ドロップとつなげカバー。カウント2。
  場外に逃れたタイガー・マスクに滑り込みを狙うも読まれて止める。
  戻ってきたタイガーにアーム・バーを狙う。
  タイガーマスクがもう片方の手で握り防ぐも首4の字に移行し決める。
  タイガーがロープに振りローリング・ソバットを狙う。
  読んでいた小林は直前で止まり逆にローリング・ソバット。
  ショルダー・スルーを狙う。
  着地したタイガーマスクにスピン・キックを狙う。
  タイガーマスクは避けてラウンディング・ハイ・キック。
  ローリング・ソバットを決めると
  場外に逃れた小林に場外ダイブを狙う。
  逃げられると見るや619のフェイク・ダイブに移行。
  小林がリングに戻ってくる。
  力比べから小林が腕を取る。
  タイガーマスクは蹴りを入れ主導権を取り返しスリーパー。
  小林が起き上がり離れる。
  牽制の蹴りを打ち合う。
  タイガーマスクが不意を付いた裏拳からドロップ・キック。
  しかし小林も脚を払ってカバーを狙いに行き流れを掴むことにはならず。
  両脚を絡め逆さ立ちで相対。
  レフェリーによって離される。
  タイガーマスクが素早い動きからダブル・レッグ・ロック。
  小林がロープを掴む。
  タイガーマスクはハイ・キックをガードするとヘッド・ロック。
  ロープに振られた所でクロス・ボディへ。
  小林は膝を立てて迎え撃つ。
  ガット・バスターを決めカバー。カウント2。
  今度は風車式バック・ブリーカー。
  首4の字。
  ロープ・ブレイクになりヘッド・ロック。
  ロープに振られた所でショルダー・タックル。
  タイガーマスクが跳び起きてドロップ・キックへ。
  避けられるも反対側から返ってきた所をローリング・ソバット。
  エプロンに出た小林にドロップ・キックを狙うも避けられ自爆。
  小林がダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  タイガーマスクがカウンターでバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント1。
  アーム・バーに捕らえる。
  小林が何とか逃れる。
  小林が不意を突いて両脚を取りボストン・クラブ。
  タイガーマスクがロープの外に出る。
  小林がドロップ・キックからカバー。カウント2。
  タイガーマスクがショルダー・スルーを狙った小林にサンセット・フリップ。カウント2。
  卍固めに捕らえるもロープ近くですぐにロープをつかまれる。
  タイガー・ドライバーを決めるもカウント1。
  蹴りを叩き込んで行きコーナー上へ。
  小林が捕らえスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  フィッシャーマンズ・スープレックスもカウント2。
  カナディアン・バック・ブリーカーへ。
  タイガーマスクが後ろに逃れると同時にアーム・ドラッグ。
  ロープに走った小林にローリング・ソバットを決めるとフィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2。
  両者クローズラインで相打ち。
  タイガーマスクがツームストン。
  そしてダイビング・ヘッド・バッドへ。
  小林が寸前で避け自爆させ抱え起こそうとする。
  タイガーマスクが一瞬の隙を突きエビ固めに捕らえ1,2,3!


CIWGP王座戦:橋本真也(ch)vs.武藤敬司(5/3/95)
  武藤がいきなりスピン・キックにドロップ・キック。
  スペース・ローリング・エルボーへ。
  橋本は避けると蹴りを入れ離れる。
  グラウンド・レスリング。
  組むと見せかけ橋本がヘッド・バッド。
  ネック・ブリーカーからカバー。カウント2。
  アーム・バー。
  ロープに脚をかける。
  パイル・ドライバーからダイビング・エルボー・ドロップへ。
  武藤は避けるとエルボー・ドロップ。
  スペース・ローリング・エルボーからブルドッグ。
  ミサイル・キックを決めカバー。カウント2。
  橋本が不意を突いて払い蹴り。
  武藤がコーナーに押し込み雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  ジャーマン。カウント2。
  ムーンサルトへ。
  橋本は避けるとエルボー・ドロップ。
  延髄切りからカバー。カウント2。
  フィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。
  武藤がアーム・バーに切り返す。
  ロープに脚を出す。
  武藤がスピン・キックを決めれば橋本が張り手。
  橋本が蹴りつけて攻めようとするも武藤も抵抗。
  それでもDDTを決めカバー。カウント2。
  ハイ・キックを決めるもカウント2。
  ブレーン・バスターへ。
  武藤がDDTに切り返す。
  武藤がドラゴン・スープレックス。
  ムーンサルト。
  ムーンサルトで1,2,3!
  武藤が新チャンピオンに!


DIWGPタッグ王座戦:アントニオ猪木、坂口征二vs.藤波辰巳、木村健吾(12/12/85)
  猪木対藤波で試合開始。
  グラウンド・レスリング。
  藤波が腰投げからアーム・バー。
  猪木が起き上がり逃れる。
  力比べから猪木がリバース・スープレックス。
  藤波がブリッジで起き上がりバック・スライド。カウント2。
  木村が交代する。
  猪木がアーム・バーを狙うもかわされ坂口と交代。
  木村が自陣に持って行き交代。
  坂口は藤波をエプロンに持っていくとチョップ。
  この挑発に乗って藤波は蹴りを連発。
  ヘッド・ロック。
  坂口が投げ捨て交代。
  藤波も交代する。
  対角に走り猪木がドロップ・トー・ホールド。
  インディアン・デス・ロックに捕らえる。
  木村がロープの外に出て逃れる。
  グラウンド・レスリング。
  猪木がボディ・シザースに捕らえたまま自陣に持って行き交代。
  木村を捕まえる。
  合体技も決める。
  猪木がダブル・アーム・スープレックスからカバー。
  木村はカウント2で返すと自陣に戻る。
  藤波はタッチすると気づいておらず木村におおいかぶさっている
  猪木にダイビング・ニー・ドロップ。
  2人で猪木を蹴る。
  藤波がボストン・クラブを狙う。
  決められずレッグ・ドロップに変える。
  猪木も肘を押し当て逃れるとボディ・プレス。
  交代した坂口は藤波をコーナーに乗せようとする。
  藤波がコーナーを蹴り飛ばして防ぐと延髄切り。
  丸め込むもカウント2。
  交代した木村がドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  離れる。
  坂口がアヤナーズ・コブラ・ツイストを狙う。
  木村が逃れると同時にレッグ・ロック。
  そのまま交代へ。
  藤波が脚を蹴りつけていく。
  坂口がチン・ロックに捕らえ交代に持っていく。
  猪木が不意をついて張り手。
  藤波がバックを取り羽交い絞めにして交代。
  木村が張り手を打つも猪木が倍返しでヘッド・バッドに拳。
  交代した坂口がボストン・クラブ。
  バック・ブリーカーからカバー。カウント2。
  猪木がダイビング・レッグ・ドロップから延髄切り。
  カバーするも藤波がカット。
  コブラ・ツイストに捕らえる。
  木村が何とかヒップ・トスに返し交代。
  藤波がブレーン・バスターを狙う。
  猪木がロープを掴んで防ぐ。
  藤波は引き離しヘッド・ロック。
  猪木がバック・ドロップに切り返しカバーするもカットされる。
  交代した坂口がカナディアン・バック・ブリーカー。
  藤波が蹴りまくって何とか救い出す。
  坂口が木村にぶレーン・バスターを決めカバーするもカットされる。
  藤波と木村が連係で反撃。
  交代させて今度は猪木に襲い掛かる。
  藤波がシャープ・シューター。
  坂口が殴りかかりカット。
  藤波が続けて4の字。
  猪木が裏返しにして手を伸ばす。
  元に戻されるも交代に成功。
  坂口がカットし藤波にハイ・ニー。
  しかし脚の痛みから自身も崩れ落ちる。
  カバーしにいくがカウント2で返した藤波が先に起き上がる。
  坂口の脚を2人で集中攻撃。
  藤波がシャープ・シューター。
  同時に坂口がダイビング・ニー・ドロップを決めるもブレイクになってしまう。
  不満を言う藤波の裏で坂口は転がって交代。
  猪木が藤波に襲い掛かり投げ落とす。
  ブレーン・バスターでリングに戻しカバーするもカットされる。
  交代した木村にドロップ・キック。
  延髄切りからカバーするもカウント2。
  バック・ドロップもカウントは2。
  木村がバック・ドロップを決め交代。
  藤波が卍固め。
  猪木はロックを外し逃れると卍固めを狙う。
  しかし読んでいた藤波は逃れるとドラゴン・スープレックスで1,2,3!
  藤波が猪木から初フォール!

試合結果

@NWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs. ストロング小林(3/19/74)
AWWFジュニア王座戦:藤波辰巳(ch)vs.剛竜馬(7/27/78)
BNWAジュニア王座戦:タイガーマスク(初代チャンピオン!)vs.小林邦昭 (6/2/83)
CIWGP王座戦:橋本真也(ch)vs.武藤敬司(新チャンピオン!)(5/3/95)
DIWGPタッグ王座戦:アントニオ猪木、坂口征二vs.藤波辰巳、木村健吾 (12/12/85)
EIWGPジュニア王座戦:ザ・コブラvs.越中詩朗(新チャンピオン!) (2/6/86)
FIWGPジュニア・タッグ王座戦:金本浩二、ドクトル・ワグナーJr vs.大谷晋二郎、高岩竜一(初代チャンピオン!)(8/8/98)