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新日本プロレス:アントニオ猪木第4回MSGタッグ & WWF王座の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

AWWF王座戦:ボブ・バックランド(ch)vs.アントニオ猪木(11/30/79)
 今回ボブは悪意ある攻めをせず逃げでリアルな技術を披露します。
 それを除くと緊張感、挑発のタッチを加えた予想の範疇のレスリングでしたね。
 後半はロープ・ワークで引き締めたり、一極攻めから展開したりと
 正攻法で試合を進め、終盤は適度に技の炸裂と避けを交えます。
 やや一進一退がお仕事的な印象も受けないでもないですが・・・。
 最後もWWF王座を移動させるという事で
 相手に傷をつけないようにした結果かなり微妙な形でのフィニッシュでした。
 平均的な良試合。

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

AWWF王座戦:ボブ・バックランド(ch)vs.アントニオ猪木
  序盤は静かな展開。
  挑戦者である猪木は積極的に攻めていく。
  ヘッド・シザースでバックランドの首を締め付ける。
  バックランドが反撃し脚攻め。
  猪木が平手打ちで挑発。
  バックランドもお返しの平手打ち。
  猪木が投げを交えてキー・ロックに捕らえる。
  バックランドは持ち前のパワーで猪木を持ち上げると
  コーナーにまで持っていき平手打ち。
  すかさず猪木も反撃に出てボディ・スラム。
  猪木がヘッド・シザース。
  バックランドは場外に避難。
  猪木は追うが追撃せずリングまで返ってくる。 
  エプロンのバックランドにブレーン・バスターを狙う。
  パワーで勝るバックランドが逆に場外へのブレーン・バスターに返そうとする。
  しかし猪木は耐えてブレーン・バスター。
  だがバックランドはバック・ドロップを決めると更にパイル・ドライバー。
  猪木はボディ・プレスを膝を立てて防ぐとフライング・ニー・ドロップ。
  レッグ・ドロップからカバーするもバックランドはロープに脚をかけ防ぐ。
  バックランドはロープを掴んでダブル・アーム・スープレックスを防ぐ。
  コブラ・ツイストの応酬から両者スープレックスを決めまったくの互角。
  猪木がブレーン・バスターをアントニオ・スペシャルに返す!
  バックランドは何とかロープを掴む。
  その時ジェット・シンが乱入しようとするも若手が阻止する。
  バックランドはシンに気を取られた猪木にアトミック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  これにイラつき隙を見せたバックランドに猪木がバック・ドロップ。1,2,3!
  猪木が新WWFチャンピオンに!

試合結果

@ハルク・ホーガン、アントニオ猪木vs.藤波辰巳、前田日明
AWWF王座戦:ボブ・バックランド (ch)vs.アントニオ猪木(新チャンピオン!)(11/30/79)