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新日本プロレス:Best of NJPW January 2021の分析


名勝負 NEVER無差別級王座戦:鷹木信悟(ch)vs.棚橋弘至(1/31/21)
好勝負 なし

@SANADA、鷹木信悟、高橋ヒロムvs.飯伏幸太、棚橋弘至、SHO(1/25/21)
 王座戦3つをまとめて前哨戦。

 それぞれの王座戦カードで見応えのある攻防を繰り広げます。

 鷹木は棚橋がセコンドにいる状態でも
 バチバチと火花を散らしていて良かったですね。
 まだ形が見えていない所もありましたが、
 その分色々とチャレンジして王座戦の為に良い調整、試行錯誤が出来ていました。

 鷹木はSHOとの絡みも面白かったですね。
 ただ鷹木vs.SHO以外のクロスした組み合わせはやや落ちた印象。

 後はトリオとして一歩踏み込んで形を整えたかった。

 好勝負に少し届かず。

AノーDQ:ウィル・オスプレイvs.小島聡(1/31/21)
 ノーDQということで早い段階からごみ箱を攻防の中に織り込み。

 小島の衰えを感じさせないようオスプレイが良い受け身を見せていますね。
 スケール・アップさせつつ自分を軽量級時に落としている訳ではないのがお見事。

 ターン・バックルを外したりと
 ハードコア・ネタのアイディアは豊富。

 少し攻防の乱れもありますが、
 インパクト・スポットで吹っ飛ばせます。

 ただハードな内容ではありましたが、
 化学反応という点では先のKENTA戦に比べ物足りない感もありました。

 中々良い試合。

BNEVER無差別級王座戦:鷹木信悟(ch)vs.棚橋弘至(1/31/21)
 棚橋は剛を柔で制する、を地で行く戦略。

 鷹木はそれにとってハードに当たりつつも
 髪を掴んで倒すといった変化、調整の余地を残しているのが上手いですね。

 棚橋が低空ドロップ・キックから脚攻め。

 これに対する鷹木の受けがまた良い。
 脚の痛みを表現しつつパワフルさも両立させます。

 変化、切り返しを織り交ぜ独自感。
 全体の構成的にもベストなシーン作りです。

 鷹木が膝へのパンピング・ボンバー。
 強烈な絵になりつつ圧倒的リアルも感じさせます。

 鷹木の間を埋める仕草が表現を豊かにし、
 お互いが脚攻めに寄せつつも自由闊達でそれでいて芯がぶれない。

 棚橋攻めの展開による意味合いをしっかり理解し、
 攻防の発展性も適切に活用しています。
 だからこそ、いまだに名勝負製造機足り得ているのだと感心させます。

 更には強烈な打撃合戦で気合のぶつかり合い。
 単純な帰結ではあるが、圧倒的に凄まじいし
 鷹木の細かなディティールは最後まで徹底されていました。
 最後はNEVERのど真ん中直球剛速球で〆。

 跳ねうる試合とは思ってましたが、それにしてもここまでとは。
 想像以上。
 
 文句なしに名勝負。MOTY候補です。

Rating:★★★★★
(執筆日:1/?/21)

 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@SANADA、鷹木信悟、高橋ヒロムvs.飯伏幸太、棚橋弘至、SHO(30分時間切れ)(1/25/21)
AノーDQ:ウィル・オスプレイvs.小島聡(1/31/21)
BNEVER無差別級王座戦:鷹木信悟(ch)vs.棚橋弘至(新チャンピオン!)(1/31/21)