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新日本プロレス:New Beginning 2/9/20の分析


名勝負 なし
好勝負 Jr.ヘビー級王座戦:高橋ヒロム(ch)vs.リュー・リー(2/9/20)
 
US王座戦:ジョン・モクスリー(ch)vs.鈴木みのる(2/9/20)

@永田裕志、小島聡、天山広吉、中西学vs. 田口隆祐、トーア・ヘナーレ、本間朋晃、真壁刀義
AJr.タッグ王座戦:六本木3K(SHO、YOH)(ch)vs.金丸義信、エル・デスペラード
B飯伏幸太、棚橋弘至、デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソンvs.チェイス・オーエンズ、高橋裕二郎、タンガ・ロア、タマ・トンガ
Cウィル・オスプレイ、オカダ・カズチカvs.ザック・セイバーJr.、タイチ
DSANADA vs.ジェイ・ホワイト

EJr.ヘビー級王座戦:高橋ヒロム(ch)vs.リュー・リー(2/9/20)
 いきなりジャーマン、ラリアットを打ち合った後
 張り手の打ち合いをひたすらに。
 色々な変化をつけているのは面白いものの
 6分間、167発は余りに冗長過ぎる印象も払拭できない。

 柵の上に座らせてのトペや
 場外へのサンセット・フリップ・パワー・ボムなど
 一発一発は過激に、それでいてかなり丁寧にセットアップしています。
 究極的攻防ながら攻防のため、ムーブのための動きにはなっていませんね。

 リーはライバルでありながら
 ヒロムから3回連続で王座奪取に失敗している背景を活かして
 気合でダメージを軽視した打ち合い嗜好に繋いでいます。
 ヒロムもクレイジーに応戦。

 ただ終盤の攻防が中盤のそれと比べて
 あまりフィットしておらず浮ついていたのが残念。
 ここが問題なければ名勝負入りの内容でしたね。

 文句なしに好勝負です。

FUS王座戦:ジョン・モクスリー(ch)vs.鈴木みのる(2/9/20)
 まずは花道で椅子チャンバラ。
 続いて柵を投げたりとムチャクチャっぷりを演出します。

 この手の試合でやらかしがちな場外戦長期化には落ちいらず
 リング/場外を適度に織り交ぜて
 乱戦の沸点を常に高いレベルに保ち続けることに成功しています。

 みのるが椅子でモクスリーの手を破壊すれば
 モクスリーのみのるをテーブル葬。

 お互い相手の攻めに怯まずに
 クレイジーに攻めあい続けましたね。

 みのるは思ったより腕殺しを使いませんでしたが、
 相当のハイ・テンションにより
 パワーファイターの張り合いに匹敵する打撃戦としました。

 特別なカードで期待感も高かったですが、
 想像を超える内容になっています。

 文句なしに好勝負。

GIWGPヘビー級&IC王座戦:内藤哲也(ch)vs.KENTA(2/9/20)
 試合前にレフェリー突き飛ばしたことから
 KENTAのセコンド追放の状態から試合開始。
 
 場外で間を置いて焦らしたり、
 ぬいぐるみを踏みつけ煽ったり、
 ターンバックルを外して金具を使ったり、
 KENTAが丁寧に観客を煽っていきますが、
 掛け算ではない足し算な上に、
 余り一つ一つの効果は大きくないですね。
 ただしその性質上印象的付けは良好。

 切り返し合いにシフトすると内藤の良さも出てきます。
 得意技の攻防にレフェリー気絶から乱入等の演出追加。
 
 抗争の話題を多く振りまいた割に
 試合自体は上手くいかなかったですね。
 最後に金具で内藤が大流血した為に
 36分の試合時間にふさわしい絵は作られたものの
 試合自体を変えるには遅すぎた。

 中々良い試合程度。

Rating:★★★☆☆
(執筆日:2/?/20)

 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@永田裕志、小島聡、天山広吉、中西学vs. 田口隆祐、トーア・ヘナーレ、本間朋晃、真壁刀義
AJr.タッグ王座戦:六本木3K(SHO、YOH)(ch)vs.金丸義信、エル・デスペラード
B飯伏幸太、棚橋弘至、デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソンvs.チェイス・オーエンズ、高橋裕二郎、タンガ・ロア、タマ・トンガ
Cウィル・オスプレイ、オカダ・カズチカvs.ザック・セイバーJr.、タイチ
DSANADA vs.ジェイ・ホワイト
EJr.ヘビー級王座戦:高橋ヒロム(ch)vs.リュー・リー(2/9/20)
FUS王座戦:ジョン・モクスリー(ch)vs.鈴木みのる(2/9/20)
GIWGPヘビー級&IC王座戦:内藤哲也(ch)vs.KENTA(2/9/20)