TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:G1 Special in USA Night One 7/1/17

新日本プロレス:G1 Special in USA Night One 7/1/17の分析


名勝負 なし
好勝負 US王座トーナメント1回戦:ケニー・オメガvs.マイケル・エルガン

@ブリスコ・ブラザーズ、ウィル・オスプレイ、ロッキー・ロメロ、バレッタvs.バッドラック・ファレ、高橋裕二郎、マーティ・スクール、ヤング・バックス
A獣神サンダー・ライガー、ヴォラドールJr.、ドラゴン・リー、ティタンvs.SANADA、EVIL、BUSHI、高橋ヒロム
BUS王座トーナメント1回戦:ジェイ・リーサルvs.ハングマン・ペイジ
CUS王座決定トーナメント1回戦:ジュース・ロビンソンvs.ザック・セイバーJr.
D棚橋弘至、KUSHIDA、ジェイ・ホワイト、デビッド・フィンレーvs.ビリー・ガン、ヨシタツ、小松洋平、田中翔
Eタッグ王座戦:ゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ、タンガ・ロア)(ch)vs.ウォー・マシーン(レイモンド・ロウ、ハンソン)

FUS王座トーナメント1回戦:石井智宏vs.内藤哲也
 単独でそれぞれ渡米・参戦している両者とあって
 焦ることなく自信を持って観客をついてこさせることが出来ます。
 ただ石井のカラーが余り出ていない印象。
 内藤の攻防作りの中に石井のハード・ヒットは混ざっているものの
 まだまだ熱量が足りない印象を受けます。
 好勝負に少し届かず。

GUS王座トーナメント1回戦:ケニー・オメガvs.マイケル・エルガン
 エルガンがパワーにハイ・フライに、で圧倒。
 オメガは花道を使った攻防からリングアウトを狙う等
 正攻法では自分の形に持っていけないので、という展開です。
 このカードには凄い試合をしてくれる、と
 観る前から十分量の期待感を抱いてしまうので
 この前半の作り方はもどかしさを感じてしまいますね。
 オメガがドラゴン・スープレックスを放ち本格的に反撃すると
 それぞれ相手にやられたらやり返す、で細かく攻防。
 エプロンでの投げ等過激な一発一発が出る一方で、流れの作り方も抜群。
 お見事でした。
 ぎりぎり好勝負。

HIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.コーディ
 決して凄腕のレスラーではないにしろ可能性は感じるのに
 中々試合の質という形では結びつかないコーディ。
 この試合もヒールの味付けを使いながらの試合運びは悪くない。
 ただオカダがこのアメプロに余りリアクションを取らず、
 双方それぞれのシークエンスをベースにした
 シンプルな構成になっている所に彼の欠点が見えるのか。
 相手に踏み込んで有機的に作り上げる構成力が足りないですね。
 オカダがエプロンに横にしてDDT、
 コーディがコーナーを駆け上がってのアーム・ドラッグ、と
 それぞれ特別な技で中盤に厚みを持たせると
 終盤戦はオカダがキレたり、オメガがタオルを持って現れたりと
 アメリカ興行らしい演出でサポート。
 尤も前者は余り上手く働いていませんでしたが。
 コーディのキャリアの中ではトップ・クラスの出来ですが、
 ロング・マッチだから自然とクオリティが高くなるタイプの試合でもあるので、
 キャリア・ベストではないですね。
 好勝負に少し届かず。

DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:7/?/17)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ブリスコ・ブラザーズ、ウィル・オスプレイ、ロッキー・ロメロ、バレッタvs.バッドラック・ファレ、高橋裕二郎、マーティ・スクール、ヤング・バックス
A獣神サンダー・ライガー、ヴォラドールJr.、ドラゴン・リー、ティタンvs.SANADA、EVIL、BUSHI、高橋ヒロム
BUS王座トーナメント1回戦:ジェイ・リーサルvs.ハングマン・ペイジ
CUS王座決定トーナメント1回戦:ジュース・ロビンソンvs.ザック・セイバーJr.
D棚橋弘至、KUSHIDA、ジェイ・ホワイト、デビッド・フィンレーvs.ビリー・ガン、ヨシタツ、小松洋平、田中翔
Eタッグ王座戦:ゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ、タンガ・ロア)(ch)vs.ウォー・マシーン(レイモンド・ロウ、ハンソン)(新チャンピオン!)
FUS王座トーナメント1回戦:石井智宏vs.内藤哲也
GUS王座トーナメント1回戦:ケニー・オメガvs.マイケル・エルガン
HIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.コーディ