TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:Power Struggle 11/7/15

新日本プロレス:Power Struggle 11/7/15の分析


名勝負 なし
好勝負 NEVER無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.本間朋晃

IC王座戦:中邑真輔(ch)vs.カール・アンダーソン

@マスカラ・ドラダ、田口隆祐、タイガー・マスクIV、獣神サンダー・ライガーvs.ジェイ・ホワイト、デヴィッド・フィンレー、田中翔、小松洋平
Aジュース・ロビンソン、キャプテン・ニュー・ジャパン、真壁刀義vs.コーディ・ホール、タマ・トンガ、ドク・ギャロウズ
B後藤洋央紀vs.EVIL
Cボビー・フィッシュ、カイル・オライリー、アレックス・シェリー、KUSHIDAvs.ヤング・バックス、チェイス・オーウェンズ、ケニー・オメガ

DSJTT決勝:マット・サイダル、リコシェvs.バレッタ、ロッキー・ロメロ
 バレッタの孤立にサイダルの孤立。
 それぞれ貫徹した攻めによるもので良いですね。
 リコシェは浮遊感を重視していて
 ゆとりを持たせつつ要所で〆ている。
 立体的な空中の交わりは4人の実力が出ていて面白いが、
 決勝でもメインにされず、コンパクトに収まってしまっているのが不満。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

EYOSHI-HASHI、矢野通vs.バッドラック・ファレ、AJスタイルズ

FNEVER無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.本間朋晃
 エルボーの打ち合いをメインに据え、
 本間のこけしは温存する形ですが、
 ロープ・ワークのセンスは相変わらずで
 それでも豊かな試合の広がりを作り出しています。
 本間は前のG1で初の勝利を挙げましたが、
 良い意味でその過去を忘れ去り、
 この数え歌の魅力を再び再現してみせている。
 それでいて今なお色褪せない戦いにもろ手を挙げ拍手。
 文句なしに好勝負です。

G棚橋弘至、柴田勝頼vs.オカダ・カズチカ、桜庭和志

HIC王座戦:中邑真輔(ch)vs.カール・アンダーソン
 ロープに押し込んで何もしない場面から
 一転切り返し合いに移ったりと緩急が素晴らしいですね。
 特にカールが今回静の使い方が冴えわたっています。
 セコンド介入を踏まえた後もそのスタンスは変わりません。
 受け手に徹した中邑は小刻みな打撃で応じるも
 ちょっと倦怠感のある試合運びになり過ぎているか。
 打撃での切り崩し方自体は上手いのですけどね。
 しかし最後のこれまでの戦いに合ったカウンター合戦で
 それまで耐えてきたかいは生みだしてくれている。
 ぎりぎり好勝負。


DVD Rating:★★★★☆
(執筆日:11/?/15)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マスカラ・ドラダ、田口隆祐、タイガー・マスクIV、獣神サンダー・ライガーvs.ジェイ・ホワイト、デヴィッド・フィンレー、田中翔、小松洋平
Aジュース・ロビンソン、キャプテン・ニュー・ジャパン、真壁刀義vs.コーディ・ホール、タマ・トンガ、ドク・ギャロウズ
B後藤洋央紀vs.EVIL
Cボビー・フィッシュ、カイル・オライリー、アレックス・シェリー、KUSHIDAvs.ヤング・バックス、チェイス・オーウェンズ、ケニー・オメガ
DSJTT決勝:マット・サイダル、リコシェ(優勝!)vs.バレッタ、ロッキー・ロメロ
EYOSHI-HASHI、矢野通vs.バッドラック・ファレ、AJスタイルズ
FNEVER無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.本間朋晃
G棚橋弘至、柴田勝頼vs.オカダ・カズチカ、桜庭和志
HIC王座戦:中邑真輔(ch)vs.カール・アンダーソン