TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:Wrestling Dontaku 5/3/14

新日本プロレス:Wrestling Dontaku 5/3/14の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@Jr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.フォーエヴァー・フーリガンズ
A飯塚高史、矢野通vs.鈴木みのる、シェルトンXベンジャミン
BNWA王座戦:小島聡(ch)vs.ウェス・ブリスコ
C柴田勝頼、後藤洋央紀vs.永田裕志、中西学
DJr.ヘビー級王座戦:飯伏幸太(ch)vs.田口隆祐

ENEVER無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.本間朋晃
 打撃の打ち合いをベースにリズムを変化させます。
 しかし、その少し前のNoah的なスタイルは
 掴みとして団体のカラーからやや外れているか。
 ヘッド・バット系を得意技にする本間に対し、
 石井が普通にヘッド・バットをしたりと
 繊細な理に欠けるものの質は上々。
 本間が場外こけし含めたこけし技でステップ・アップ。
 そこから打撃でもっと情熱的に盛り上げ、
 技の攻防にもっていきたいところでしたが、
 頭突きと張り手のシンプルな打ち合いで
 ざっくりまとめ上げてきたのは呆気ない。
 中々良い試合。

Fイリミネーション・マッチ:棚橋弘至、真壁刀義、内藤哲也、獣神サンダー・ライガーvs.カール・アンダーソン、ドク・ギャロウズ、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ
G桜庭和志、中邑真輔vs.ダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシー

HIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.AJスタイルズ
 オーソドックスな入りながら一進一退のセンスは的確。
 オカダが悠然と苛烈な攻めを打ち込み王者の貫録を見せます。
 AJがコーナーへのブレーン・バスターを皮切りに
 ヘビー級としてのハード・ファイトで反撃。
 バレット・クラブとしてヒール要素を加えましたが、これがいまいち。
 ヒール要素を加えるなら観客に対してしっかり煽るべきでした。
 続いて脚攻めに転じます。
 カーブ・キラーへの前振りなんでしょうが、
 今年オカダと一番の数え歌を築いた棚橋の脚攻めに見劣る印象が出てきててしまう。
 オカダがトペコンでセコンド始末してからダイナミックな大技でステップ・アップ。
 しかしステップ・アップが必要な時に攻防での鬩ぎ合いを意識したりと
 オカダとAJの絵図のズレが見られてしまう。
 AJは十分に認知されていない中で
 どう決めにかかろうとしているかもっと伝えたいですね。
 最後は裕次郎のまさかの乱入から決着。
 外道が乱入を責めて返り討ちになるぐらいの演出があっても良かったかな。
 中々良い試合。

 
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:5/?/14)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Jr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.フォーエヴァー・フーリガンズ
A飯塚高史、矢野通vs.鈴木みのる、シェルトンXベンジャミン
BNWA王座戦:小島聡(ch)vs.ウェス・ブリスコ
C柴田勝頼、後藤洋央紀vs.永田裕志、中西学
DJr.ヘビー級王座戦:飯伏幸太(ch)vs.田口隆祐
ENEVER無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.本間朋晃
Fイリミネーション・マッチ:棚橋弘至、真壁刀義、内藤哲也、獣神サンダー・ライガーvs.カール・アンダーソン、ドク・ギャロウズ、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ
G桜庭和志、中邑真輔vs.ダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシー
HIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.AJスタイルズ(新チャンピオン!)