TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:The New Beginning in Osaka 2/11/14

新日本プロレス:The New Beginning in Osaka 2/11/14の分析


名勝負 なし
好勝負 Jr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.アレックス・シェリー、KUSHIDA

NEVER無差別級王座戦:内藤哲也(ch)vs.石井智宏

@Jr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.アレックス・シェリー、KUSHIDA
 細やかなやり取りを重ねながら
 シェリーの意表を突いた動きと
 Yバックスのセコンド介入をベースにした複合的な見せ方を絡めていきます。
 特段主導権を握っての配置ではなく
 お互いに動きながらの一瞬の判断、判断にも関わらず
 連携技を織り交ぜていく
 その精度、スピード感の絶対的レベルの高さといったら脱帽の一言。
 飯伏、オメガvs.田口、デヴィットに比類する出来ですけど
 流石にメンツ的にそこまで評価されないんだろうなぁ。
 ぎりぎり好勝負。

A柴田勝頼vs.YOSHI-HASHI
Bデイビー・ボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー、鈴木みのるvs.ドク・ギャロウズ、タマ・トンガ、カール・アンダーソン
C田口隆祐、真壁刀義vs.バッドラック・ファレ、プリンス・デヴィット
DNWAタッグ王座#1コンテンダーズ・マッチ:小島聡、天山広吉vs.マイケル・ターヴァー、ビッグ・ダディ・ヤムヤム
E桜庭和志、永田裕志vs.ホーレス・グレイシー、ダニエル・グレイシー
F棚橋弘至、獣神サンダー・ライガーvs.中邑真輔、高橋裕次郎
GJr.ヘビー級王座戦:飯伏幸太(ch)vs.エル・デスペラード

HNEVER無差別級王座戦:内藤哲也(ch)vs.石井智宏
 石井は得意の根性ファイトを完全に確立。
 一方で内藤はあまり感情のっていないですね。
 石井がタフに打撃を耐えるスタンスということもあって格下に見えます。
 石井が気持ちの乗ったハード・ヒットで
 堂々とアンダードッグからの卒業を宣言する一方、
 内藤は華やかさを捨てるに捨てられず中途半端なヒール仕様。
 表面上の仕草で対応した薄っぺらさ。
 そういうリアルな勢い、成熟が試合に出ることで
 自然にストーリーを奏で化学反応を見せていきました。
 ガードなしの頭突き合戦から最後は爆発。
 文句なしに好勝負。

IIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.後藤洋央紀
 後藤がタフにオカダの攻めを受け止めようとする構えですが、
 普通にオカダのターンになり攻めが続いていったのは拍子抜け。
 しかし一撃一撃は重みがあるし、
 一気に流れを作り上げる感覚は流石の一言です。
 セコンドの柴田の応援などで感情がのっているので
 比較的早いタイミングで大技の攻防に持ち込んでも
 クライマックスが十分成立していましたね。
 好勝負に少し届かず。
 
DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:4/?/14)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Jr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.アレックス・シェリー、KUSHIDA
A柴田勝頼vs.YOSHI-HASHI
Bデイビー・ボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー、鈴木みのるvs.ドク・ギャロウズ、タマ・トンガ、カール・アンダーソン
C田口隆祐、真壁刀義vs.バッドラック・ファレ、プリンス・デヴィット
DNWAタッグ王座#1コンテンダーズ・マッチ:小島聡、天山広吉vs.マイケル・ターヴァー、ビッグ・ダディ・ヤムヤム
E桜庭和志、永田裕志vs.ホーレス・グレイシー、ダニエル・グレイシー
F棚橋弘至、獣神サンダー・ライガーvs.中邑真輔、高橋裕次郎
GJr.ヘビー級王座戦:飯伏幸太(ch)vs.エル・デスペラード
HNEVER無差別級王座戦:内藤哲也(ch)vs.石井智宏(新チャンピオン!)
IIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.後藤洋央紀