新日本プロレス:Power Struggle 11/8/14の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | Never無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.後藤洋央紀 |
@ヤング・バックスvs.アレックス・コズロフ、ロッキー・ロメロvs.
デスペラード、TAKAみちのく
A矢野通、桜庭和庭vs.鈴木みのる、飯塚貴史
BNWA Jr.ヘビー級王座戦:チェイス・オーウェンズ(ch)vs.獣神サンダー・ライガー
Cカール・アンダーソン、ドク・ギャロウズ、バッドラック・ファレ、高橋裕次郎vs.真壁刀義、内藤哲也、本間朋晃、キャプテン・ニュー・ジャパン
DJr.タッグ王座戦:タイム・スプリッターズ(KUSHIDA、アレックス・シェリー)(ch)vs.レッドラゴン(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)
レッドラゴンはスプリッターズのスピードを引き出してくるかと思いきや
まずはヒールとしておどけて観客を温めることに目が向いています。
お互い連携を軽く交えつつ本格タッグへ。
相手のタッチを防いで連携技で攻める。
王道にのって競い合い一進一退。
ただ観客を盛り上げる特別シーンが足りない印象はありましたね。
クオリティの高い中々良い試合ではあるんですが。
EJr.ヘビー級王座戦:田口隆祐(ch)vs.タイチ
FAJスタイルズvs.ヨシ・タツ
ヨシ・タツはWWEでの経験として
適切な間とアピールを見せています。
またレスリングは本格派の上質なものに挑戦しており、
新日への多いも感じさせます。
ただトップ・レスラーにのし上がったAJ相手に
飄々とこなしているだけでは物足りない。
何より残念だったのは体が重いこと。
機動力を活かしたファイトですが、
飛翔の低さが目立ちましたね。
取りあえずJJの介入など
フェイス/ヒールの枠組みへ適切に落とし込みまとめました。
微妙な部分もありましたが、後に続く部分もあり凱旋試合としては合格点か。
しかし最後フィニッシュの受け身に失敗して負傷…。
まあまあ良い試合。
GNever無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.後藤洋央紀
真っ向からエルボー、ショルダー・タックルの打ち合い。
予想通り過ぎる出だしではありますが、
石井は自分のフィールドに持ち込めば、
王者の風格を醸せるようになってきましたね。
後藤がハードな一撃で逆転し主導権を握りますが、
ちょっとワン・パターンでしょうか。
観客と一致した真っ直ぐな見せ方で
予想通りの動きで予想通りのインパクトを生み出します。
それでも応援したくなるようなリアルな技の痛みが加わっていきます。
過剰ではないリアルな痛みが続けることにも
価値を生み出すハード・ファイトです。
強烈な石井の頭突きからフィニッシュへ。
ぎりぎり好勝負。
H棚橋弘至、飯伏幸太vs.YOSHI-HASHI、オカダ・カズチカ
IIC王座戦:中邑真輔(ch)vs.柴田勝頼
緊迫感を作るでも焦らすでもなく
序盤はメインとして中途半端な印象。
柴田が挑発的な行動を取りエルボーの打ち合いへ。
復帰後ファースト・コンタクトのような
本物のインテンシティーは感じられません。
綺麗な一進一退から柴田が押せ押せモード。
中邑は劣勢の中でカウンターからの逆転劇を狙う形ですが、
この2人の理想形はそういう構図なのが首を傾げる部分があり。
中々良い試合ではあるけれどもっと上を狙えたはず。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:9/?/14)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ヤング・バックスvs.アレックス・コズロフ、ロッキー・ロメロvs.デスペラード、TAKAみちのくA矢野通、桜庭和庭vs.鈴木みのる、飯塚貴史
BNWA Jr.ヘビー級王座戦:チェイス・オーウェンズ(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(新チャンピオン!)
Cカール・アンダーソン、ドク・ギャロウズ、バッドラック・ファレ、高橋裕次郎vs.真壁刀義、内藤哲也、本間朋晃、キャプテン・ニュー・ジャパン
DJr.タッグ王座戦:タイム・スプリッターズ(KUSHIDA、アレックス・シェリー)(ch)vs.レッドラゴン(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)
EJr.ヘビー級王座戦:田口隆祐(ch)vs.タイチ
FAJスタイルズvs.ヨシ・タツ
GNever無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.後藤洋央紀
H棚橋弘至、飯伏幸太vs.YOSHI-HASHI、オカダ・カズチカ
IIC王座戦:中邑真輔(ch)vs.柴田勝頼