TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:G1 Climax 23 Day Eight 8/10/13

新日本プロレス:G1 Climax 23 Day Eight 8/10/13の分析


名勝負 なし
好勝負 G1公式戦:石井智宏vs.真壁刀義

G1公式戦:オカダ・カズチカvs.棚橋弘至

@キャプテン・ニュー・ジャパン、KUSHIDAvs.YOSHI-HASHI、飯塚高史
AG1公式戦:デイビー・ボーイ・スミスJr.vs.プリンス・デヴィット
BG1公式戦:高橋裕二郎vs.カール・アンダーソン
CG1公式戦:ランス・アーチャーvs.小島聡
DG1公式戦:シェルトンXベンジャミンvs.矢野通

EG1公式戦:石井智宏vs.真壁刀義
 今回のG1で大きな輝きを見せている石井が
 再びトップ・クオリティの打撃戦を。
 真壁は試合の性質を考えると
 腰の痛みの見せ方は特別仕様で
 ピンポイントに抑えるべきではあったものの
 勘の鋭い変調を見せていましたね。
 体勢が崩れ危険な形となったパワー・ボムにより
 石井への応援が一気に大きくなると
 それに伴って試合の見せ方も変えて行きました。
 試合を流さず意思を持って
 より良いものへ、より良いものへと書き替えていきました。
 ラリアットがちょっとしつこいものの
 終盤まで通して素晴らしいクオリティでした。
 ぎりぎり好勝負。

FG1公式戦:飯伏幸太vs.鈴木みのる
GG1公式戦:内藤哲也vs.中邑真輔

HG1公式戦:オカダ・カズチカvs.棚橋弘至
 何度も手を合わせたカードながら
 序盤の丸め込みの見せ方は意表をついていて
 ながら見させない強力なスポットでした。
 数分も経っていないのにカウント3を信じさせましたからね。
 緊張感をとぎらせず寸止めにより
 上手く積み重ねて行きました。
 棚橋の低空ドロップ・キックをかわす連続シーンはセンスありますね。
 棚橋の腕攻め後、オカダの主導権へ。
 試合の構成上若干トーン・ダウンするも
 しっかり表情で魅せて試合のシリアスさは失わせず
 体力の削りあいとして観客の注意を引いています。
 棚橋が脚へのハイ・フライフロー、ストンピングで追い込みます。
 展開上は必要不可欠ながら
 攻防としてはオカダがロープに走れなくまでなった
 この脚攻めを引きずれ切れていなかったのが残念。
 しかしながら一進一退の完成度は鉄板で
 時間制限含め三つ巴でバランスよく帰結させました。
 ぎりぎり好勝負。


DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:6/?/13)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キャプテン・ニュー・ジャパン、KUSHIDAvs.YOSHI-HASHI、飯塚高史
AG1公式戦:デイビー・ボーイ・スミスJr.vs.プリンス・デヴィット
BG1公式戦:高橋裕二郎vs.カール・アンダーソン
CG1公式戦:ランス・アーチャーvs.小島聡
DG1公式戦:シェルトンXベンジャミンvs.矢野通
EG1公式戦:石井智宏vs.真壁刀義
FG1公式戦:飯伏幸太vs.鈴木みのる
GG1公式戦:内藤哲也vs.中邑真輔
HG1公式戦:オカダ・カズチカvs.棚橋弘至(30分時間切れ)