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新日本プロレス:Last Rebellion 7/29/12の分析


名勝負 Jrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.飯伏幸太
好勝負 なし

@キャプテン・ニュー・ジャパン、KUSHIDA vs.邪道、外道
A獣神サンダー・ライガー、タイガー・マスク、井上亘vs.田口隆祐、BUSHI、タマ・トンガ
BMVP、カール・アンダーソン、ルーシュ、シェルトン・ベンジャミンvs.鈴木みのる、ランス・アーチャー、TAKAみちのく、タイチ
C天山広吉、小島聡、永田裕志vs.矢野通、飯塚高史、石井智宏
D真壁刀義、棚橋弘至、内藤哲也、後藤洋央紀vs.中邑真輔、オカダ・カズチカ、高橋裕次郎、YOSHI-HASHI

EJrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.飯伏幸太
 リアルな危険さを醸しつつの蹴り合い。
 そこからクール・ダウンさせてからロウ・キーがチョップ一発の音を響かせます。
 見事ですね。
 飯伏も抑えつつ動きで魅せてくる。
 接点はないはずですが場外ムーンサルトをかわして蹴り倒すなど
 お互いの得意技を使った上質なスポットを生み出していました。
 それ故に見せ方も緩急がつけられ、飯伏はシナにも似た溜めての反撃の流れができている。
 それはロウ・キーの技の特異さを際立てることにもつながっています。
 後半には前半の過程により意味合いを増したスポットが。
 相互の攻守の入れ替えを上手く行い、
 どれを決めてどれを決めないかの選択も抜群。
 最後まで相手の技との親和性を考えた攻防の創出もばっちりで軽量級の試合のMOTYか。
 ぎりぎり名勝負。
 
FNWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.ヴォラドールJr.
 一つ一つ序盤から無駄に区切りますね。
 ヴォラドールJr.らムーブ系ルチャドールの欠点が出ました。
 ヴォラドールがトペを決め中盤に移行するも
 戦いに対する緊張感は欠如したまま
 ただテンポの良さだけで試合は進んでいきます。
 前の試合が前の試合だけに顕著ですね。
 ヴォラドールがハイ・フライ一辺倒ではないので多様な攻防はできているものの
 技ばかりが前に出て雑な見せ方でした。
 試合時間も13分しかないなら普通にセミと入れ替えればよいのに。
 まあまあ良い試合。

 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キャプテン・ニュー・ジャパン、KUSHIDA vs.邪道、外道
A獣神サンダー・ライガー、タイガー・マスク、井上亘vs.田口隆祐、BUSHI、タマ・トンガ
BMVP、カール・アンダーソン、ルーシュ、シェルトン・ベンジャミンvs.鈴木みのる、ランス・アーチャー、TAKAみちのく、タイチ
C天山広吉、小島聡、永田裕志vs.矢野通、飯塚高史、石井智宏
D真壁刀義、棚橋弘至、内藤哲也、後藤洋央紀vs.中邑真輔、オカダ・カズチカ、高橋裕次郎、YOSHI-HASHI
EJrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.飯伏幸太(新チャンピオン!)
FNWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.ヴォラドールJr.