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新日本プロレス:ワールド・プロレスリング 2011年の分析


名勝負 なし
好勝負 IWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.中邑真輔(9/19/11)

G1公式戦:中邑真輔vs.天山広吉(8/5/11)

IC王座戦:田中将斗(ch)vs.本間朋晃(12/23/11)

@IWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.ジャイアント・バーナード(7/18/11)
 最初に後ちょっとだったな、とカウント2を取るシーンを持ってきました。
 アメプロ的様式立てを選択したのは最善でしょう。
 一方で序盤のレスリングにおいてバーナードを劣勢に置きながらも
 死角から締め上げるという要素で持ってバーナードの体の大きさを語ったのは
 中々ユニークなアイディアだと思います。
 棚橋が能動的に脚攻めを行うのも理に適っています。
 その際いつもの厳しいそれではなく、
 オーソドックスにコツコツと積み重ねるものにしたのは
 長時間の試合をやりきるためのものです。
 バーナードの怪物表現も設定ありきではなく
 徐々に作り上げる手法を取っており、
 そのかいあって終わってみれば28分の試合時間となっています。
 しかしリアリティーを感じる部分は少なく、
 ここぞでリアルを織り交ぜるハイブリッド方式でいけなかったか、と少し勿体なく思う部分もある。
 中々良い試合。

AIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.中邑真輔(9/19/11)
 棚橋は特別なものを提供しようとする色気を出していますが
 ちょっと作為が目立ち過ぎる印象が今年を通じてあります。
 しかしレスリングの中で緊張感に加えて
 お互いの自己アピールが出来ているのは前回の戦いよりも優れている点です。
 また中邑の間に入れる動作が素晴らしくライバル関係を豊かに彩ります。
 何よりこの試合で優れていたのは俯瞰的な要素でした。
 瞬間瞬間で切り込むスポットと一定の時間をかけるべき攻防とのバランス、
 時間配分、棚橋がどこまで受け続けて良いか、その限界の見極め。
 全て天晴と言うべきレベルにありました。
 そして勿論ハード・ヒッティングという単純な要素も満たしていて
 中邑の激しいニー連打に棚橋の歯が折れた程です。
 終盤も中邑がしっかり足の痛みと付き合いながら攻防していました。
 vs.永田やvs.後藤と比べるとインパクトが薄い事は否めませんが
 前回の試合から改善させ、今の中邑とだからこそ出来る深みのある試合にリメイクしました。
 文句なしに好勝負。

BIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.内藤哲也(10/10/11)
 内藤の歓声の方が多いという状況で行われた試合。
 最初のレスリングで特に設定を作り上げる事なく
 ただ等身大で接するだけなのはアメリカに比べ勿体ないといつも思う所です。
 棚橋が太陽ブローで仕掛け、早い段階で脚攻めを行うならば
 内藤をもう少し驚異的に描いた方が効果的でした。
 棚橋の脚攻めに対し内藤は首攻めで対抗。
 棚橋のハードな自爆から始まるそれは素晴らしいものでした。
 グラウンド・サブミッションとスポットを交えるオーソドックスな構成ですが
 技は大一番にふさわしい魅力的なフォームで、
 サブミッションも厳しく締め上げている事をアピール出来ている。
 その中で棚橋から脚攻めに代表される戦略、経験を外せば
 能力バランスの点で棚橋と内藤が非常に似通っている事も実感される。
 舞台は整い後半戦へ。
 棚橋は観客の拒否反応を考慮して脚攻めをポイントに抑え込んでいるせいで技の意味合いが落ちています。
 脚攻めのウェイトが大きいために各技がメリハリで輝いていましたからね。
 後、終わってみればスリング・ブレイドがキーだった説明をつけられるけれど
 試合の中でそれがキーになっている事は伝わってこなかったですね。説明不足。
 内藤は他のトップ・レスラーと比べると技がオーソドックス過ぎます。
 その分表現で補いたい所。
 しかし両者の必殺技が不発に終わった後、一気に脚を破壊されますが、
 その痛みを引きずりながら戦う事はせず無視して一進一退を続けています。
 内藤人気を反映させ同格をテーマにして内藤のキャリアの中でトップ・レベルの試合に仕上げました。
 棚橋のIWGP王座戦目線で言えばそんなに飛びぬけた内容ではないですが、
 そこは数え歌の初手として今後に期待したい所です。
 好勝負に少し届かず。

CIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.矢野通(11/12/11)
 棚橋がルード・ペイントして登場し荒っぽい戦い方を見せています。
 今年の棚橋はそれぞれの相手に合わせて変化させ
 1試合1試合を特別な試合に見せていますが
 今回は視覚的で分かりやすい分、新鮮に映りますね。
 ただスタイルとしての完成度は大きく落ちていて、
 矢野のスタイル、ハードコアを織り交ぜた物量作戦に近くなっています。
 要所に対する意識はあり、試合は確かに展開できていますが、
 終盤に待っている攻防も高いレベルとは言えませんし、
 矢野は印象を覆すようなパフォーマンスを見せてくれませんでした。
 まあまあ良い試合。
 試合前のプロモが一番の見どころでしたね。

DG1公式戦:棚橋弘志vs.永田裕志(8/1/11)
 かわしあいで序盤を終えると
 永田がハードな蹴りを連打し、棚橋が脚攻め。
 IWGP王座戦に比べると工夫が絶対的に足りません。
 しかしそれぞれのスタイルを、手を抜かずにやっている事は確か。 
 終盤になると張り手の打ち合いなど
 気持ちに走らされる意味合いを持った攻防が見られましたね。
 3戦目のように仕掛けとして成功している、と単純には言い切れないが
 満足感を持って試合を終了させる事が出来ました。
 中々良い試合。
 (執筆日:12/6/11)

E永田裕志、棚橋弘志vs.田中将斗、中邑真輔(4/19/11)
 どの組み合わせもヒートして見せていますが
 その分それぞれの配分、緩急への意識は薄れていますね。
 連携スポットから棚橋、永田が場外でやられ、
 永田が脚攻めで孤立する、というしっかりした流れ。
 ただ脚攻めは余り意味ある工夫ではありませんでしたね。
 田中、中邑が終盤に活かせるとは思えないし、
 永田を抑え込むのにそれが必要だと感じさせる程永田が抵抗している訳でもなかった。
 孤立後はテンポ良くそれぞれの技を出していきますが、
 ワン・オブ・ゼムから抜け出した攻防は少なかった。
 平均的な良試合。 
 (執筆日:12/6/11)

FG1公式戦:中邑真輔vs.天山広吉(8/5/11)
 天山はもはやレスラーとしては新人レベルまで落ちていますが
 中邑が最高の構築を見せました。
 まずはヒールとして振る舞い
 天山以上に観客を挑発しています。
 受けで天山の動きを引き出した上で
 天山を柵にぶつけ後頭部にニーというえぐいスポット。
 そこから後頭部に狙いをつけた容赦ない甚振りを見せます。
 天山は観客が乗りやすいモンゴリアン・チョップと
 コーナー上を使った攻めを行います。
 その天山の攻め一つ一つを立てるダメージ表現を行いながら
 一進一退も完璧に作り上げる。
 中邑自身の攻めもコンビネーションが上手く深い攻めとなっている。
 中邑の絶好調ぶりが感じられる試合。
 ぎりぎり好勝負です。
 (執筆日:12/10/11)

GG1公式戦:中邑真輔vs.後藤洋央紀(8/13/11)
 中邑のレスリング時逃れる際の見せ方、
 間に挟み込む身振りによる意味づけ、
 基本技ショルダー・タックルに対してさえ行きとどいた受け身。
 そしてそれらを統合する構築、と素晴らしい完成度を誇ります。
 抵抗の余地を残す一方で積極的に試合を支配します。
 只その中で後藤はその地位と比べると働きは弱い。
 天山と後藤。
 IWGP王座戦を務めあげられる後藤でしょう。
 しかし機能分担してコンパクトな試合にする際逆転現象が時に見られる。
 中々良い試合。

H永田裕志vs.石井智宏(11/12/11)
 石井が健介のように真っ向から立ち向かっていきます。
 お互い引くべき所は引き、
 打ち合うべき所は打ち合って、とTPOを弁えているのでテンポ良く進んでいきます。
 一部広げられる部分を捨ててしまっている所もありますが、
 これは2試合で行われていてそのような完成度の求められている試合でもありません。
 それよりも石井のファイティング・スピリットにチャントが起きたように
 ちょっとしたドラマが生まれた事の方を評価すべき試合でしょう。
 ちょっとした、と言ったように永田と石井の間には大きな差があり、
 それは試合の中でそんなに埋まりもしなかったのではありますけど。
 中々良い試合。

IIC王座戦:田中将斗(ch)vs.本間朋晃(12/23/11)
 田中にはいつも通り邪道、外道がついていますが
 本間の方には棚橋ら錚々たる顔ぶれがついています。
 この試合がメインで実現する特別性が伝わってきます。
 といっても本間自体はIC王座に挑戦して
 全然おかしくない技量の持ち主です。

 ヘッド・ロックを食らう。
 その際中に膝をついたりロックされている腕を掴んだりする。
 そんな動作。
 本気で切り返す気がないならする必要がない。
 そう日本のレスラーは考えがちな印象を受けますが
 こういうディティールによって期待感や方向性、リズムは生まれます。
 そうリズム。
 本間の打撃、技がヒットする瞬間を音符として記すと良い。
 彼の奏でる音楽は実に心地よい。
 だからこそファイティング・スピリットや、同ロープ走り、ジャベといった
 異物さえ試合から逸脱しておらずメリハリとなっています。

 田中もこの試合が本間にとって大一番である事を理解し、
 テーブルを本気でぶつけたりと
 両者ならではの機動力を活かしたハードコア戦に仕上げている。

 本間はダイビング・ヘッド・バッドなどの技セットが激戦向きではないために
 クライマックスの作り方が他に比べ苦心した印象がありましたが、
 総じて本間の能力が形となって示された期待通りの内容。
 来年は是非ともプッシュして欲しいですね。
 ぎりぎり好勝負。


 (執筆日:11/1/11)

注目試合の詳細

AIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.中邑真輔(9/19/11)
 レスリング。
 棚橋がヘッド・ロック。
 ロープに振られるも離さない。 
 中邑がグラウンド・ヘッド・シザースに返すも逃げられる。
 中邑が跳ね起き側転から腕を取り返す。
 ヘッド・ロック。
 アーム・ドラッグに返されるもグラウンド・ヘッド・シザース。
 棚橋がのがれヘッド・ロック。
 中邑がのがれて背中にかぶさる。
 棚橋が転がし上にかぶさる。
 アーム・バーへ。
 中邑がロックしロープ・ブレイク。
 離れずにストンピングを決めニー。
 コーナーに振る。
 棚橋がカウンターで蹴りをいれクロス・ボディ。
 アピール。
 振り向いた棚橋に中邑がビッグ・ブーツ。
 ストンピング。
 棚橋がエルボー。
 中邑が棚橋をコーナーにやりニー連打。
 レフェリーが引き離す。
 中邑がランニング・ニーを狙う。
 棚橋がカウンターで低空ドロップ・キック。
 脚にエルボー・ドロップをいれニー。
 インディアン・デス・ロックを決めていく。
 ロープ・ブレイク。
 抵抗する中邑の脚に蹴り。
 延髄切りをかわし脚を蹴り。
 中邑は脚を取ろうとした棚橋をグラウンドに引きずり込みアーム・ロック。
 ロープ・ブレイク。
 10分経過。
 中邑が蹴りつける。
 ニー・ドロップ。カウント2。
 こい、と言う棚橋の顔をはたく。
 起こして蹴りを入れていく。
 抵抗する棚橋にニーを入れる。
 棚橋がコーナーに振り返しクロス・ボディを狙う。
 中邑はかわすとコーナー上にのりあげた棚橋にニーを突き上げる。
 場外に転落した棚橋をフェンスにぶつけ後頭部にハイ・ニー。
 リングに戻る。
 戻ってきた棚橋の脇腹にニーを叩き込む。カウント2。
 蹴りを打ち込んでいく。
 棚橋が受け止めドラゴン・スクリュー。 
 中邑のエルボーをかわしながら張り手を打って行く。
 ロープに振り返されるもフライング・エルボー。
 セカンド・ロープからセントーン。
 スリング・ブレイドへ。
 中邑がかわしバック・クラッカー。
 スリーパーへ。
 棚橋がバックを取り返しだるま式ジャーマン。カウント2。
 ドロップ・キックで落とす。
 場外の中邑にハイ・フライ・フローを決め潰す。
 カウント18で中邑がリングに戻る。
 エルボーの打ち合い。
 棚橋がロープに走る。
 中邑が飛びついての腕ひしぎ。
 棚橋がすぐに両肩をつけにいく。
 中邑がカウント2で返し元に戻す。
 棚橋が体勢を変えテキサス・クローバー・ホールド。
 ロープ・ブレイク。
 棚橋がドラゴン・スクリューでロープから引き離す。
 ダウン状態の中邑にもう1発。
 テキサス・クローバー・ホールドを狙う。
 中邑が引きずり込みアーム・バー。
 棚橋がロープに足をかける。
 中邑が腕に蹴りを叩き込んでいく。
 棚橋がクローズラインをかわしフルネルソン。
 外されだるま式ジャーマンを狙う。
 外されタイガー・スープレックス。
 中邑はカウント2で返すと動揺する棚橋の後頭部にボマイエ。
 しかし脚の痛みからカバーにいけない。
 棚橋を起こすとフロント・ネック・ロック。
 リバース・パワー・スラム。
 待ち構えボマイエ。
 ガードされるもコーナーまで吹っ飛ばす。
 もう1発狙う。
 かわされコーナーに激突。
 しかしカウンターでレッグ・ラリアットを決める。
 セカンド・ロープから飛ぶ。
 棚橋がカウンターでドロップ・キック。
 ロープに走りスリング・ブレイド。
 ファルコン・アロー。
 ハイ・フライ・フローへ。
 中邑がカウンターでジャンピング・ニー。
 ニーを叩き込んでいく。
 頭部を踏みつける。
 起こすとナックル・パート。
 そしてボマイエへ。
 かわした棚橋を担ぐ。
 棚橋がスリング・ブレイドに持って行く。
 ロープに走る。
 中邑がカウンターでキッチン・シンク。
 フロント・ネック・ロック。
 棚橋がカウンターでSTO。
 スリング・ブレイド。カウント2。
 25分経過。
 ドラゴン・スープレックス。カウント2。
 伏せた中邑にハイ・フライ・フロー。
 もう1発。
 丸め込んでカウント3!
 棚橋の防衛!


CIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.内藤哲也(10/10/11)
 グラウンド・ヘッド・ロックの体勢を入れ替えあう。
 仕切り直し。
 内藤が抑え込む。 
 棚橋がうつぶせの内藤にかぶさりヘッド・ロック。
 5分経過。
 棚橋がコーナーに押し込み太陽ブロー。
 セカンド・ロープからクロス・ボディ。
 ロープに走る。
 内藤がカウンターでドロップ・キック。
 ヘッド・ロック。
 棚橋がニー・クラッシャー。
 もう1発。 
 レッグ・ロック。
 抵抗した内藤の脚を蹴りドロップ・キック。
 たまらず場外に出た内藤にエプロンからトぺ・アトミコを狙うもかわされ自爆。
 内藤がエプロンからドロップ・キックで柵に吹き飛ばしぶつける。
 カウント18で棚橋がリングに戻る。
 内藤は棚橋の後頭部を殴りつける。
 10分経過。
 ロープに走りセントーン。カウント2。
 グラウンド・ヘッド・シザース。
 ニーを叩き込み、ロープに走ってのドロップ・キック。
 ドラゴン・スクリューを狙った棚橋に延髄切り。
 ネック・ブリーカー。カウント2。 
 チン・ロック。
 ロープ・ブレイク。
 棚橋がエルボーに太陽ブロー。
 内藤が後頭部を殴りつける。
 コーナーに突進。
 カウンターで蹴りを食らうも突進。
 棚橋がかわし張り手。
 内藤の拳をかわし張り手を打って行く。
 ロープに振り返されるもフライング・フォア・アームズ。
 ボディ・スラム。
 セカンド・ロープからセントーン。カウント2。
 ロープに走りスリング・ブレイドを狙う。
 かわされるもコーナーに振る。
 内藤はエプロンに出るとロープ越しに払い蹴り。
 ミサイル・キック。
 ロープに振ろうとする。
 振り返されクロス・ボディ相打ち。
 両者ダウン。
 内藤がコーナーの棚橋に突進。
 棚橋がカウンターで蹴り。
 ドラゴン・スクリューかと思いきや軸足に低空ドロップ・キック。
 レフェリーが内藤の状態をチェックする。
 棚橋がエルボー連打。
 内藤が耐えきりエルボー連打。
 殴りかかる。
 棚橋がかわしフルネルソン。
 だるま式ジャーマン。カウント2。
 ファルコン・アロー。
 ハイ・フライ・フローへ。
 内藤が両膝を立てて迎撃。
 棚橋をコーナー上に載せ雪崩式ハリケーン・ラナ。カウント2。
 担ぎエボルシオン。
 スターダスト・プレスへ。
 しかしかわされ自爆。
 15分経過。
 両者起き上がる。
 棚橋が突進してきた内藤にカウンターで低空ドロップ・キック。
 内藤がたまらず場外へ。
 棚橋がダイビング・クロス・ボディで追撃。
 カウント15で棚橋がリングに戻る。
 カウント19でエプロンに上がった内藤にロープを使ったドラスク。
 リングでドラスク。
 ダウン状態で3発目。
 テキサス・クローバー・ホールド。
 中央に戻して腰を落とす。
 中央に戻して腰を落とす。
 内藤が何とかロープを掴む。
 起こしてドラスクを狙う。
 内藤が張り手。
 張り手の打ち合い。
 棚橋が押し勝つ。
 ロープに振る。
 内藤がフライング・ショルダー・タックル。
 ジャーマン。カウント2。
 ドラゴン・スープレックス。カウント2。
 グロリア。
 スターダスト・プレス。
 カバーするがカウントは2。
 コーナー上に載せる。
 雪崩式サモアン・ドロップへ。
 棚橋がスリング・ブレイドに切り返す。
 両者ダウンでカウントが数えられる。
 棚橋がクローズラインをかわしジャーマンへ。
 内藤が着地。
 クローズラインをかわしオコーナー・ロールからブリッジ。カウント2。
 延髄切りへ。
 棚橋がかわしロープに走る。
 スリング・ブレイドへ。
 内藤が受け止め丸め込む。カウント2。
 肩の上にのろうとする。
 棚橋が前に落とし足を蹴る。
 ロープに振ろうとする。
 振り返そうとする内藤にスリング・ブレイド。カウント2。
 ドラゴン・スープレックス。カウント2。
 コーナーに上りうつ伏せの内藤にハイ・フライ・フロー。
 もう1発。カウント3!
 棚橋橋の防衛!

試合結果

@IWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.ジャイアント・バーナード(7/18/11)
AIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.中邑真輔(9/19/11)
BIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.内藤哲也(10/10/11)
CIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.矢野通(11/12/11)
DG1公式戦:棚橋弘志vs.永田裕志(8/1/11)
E永田裕志、棚橋弘志vs.田中将斗、中邑真輔(4/19/11)
FG1公式戦:中邑真輔vs.天山広吉(8/5/11)
GG1公式戦:中邑真輔vs.後藤洋央紀(8/13/11)
H永田裕志vs.石井智宏(11/12/11)
IIC王座戦:田中将斗(ch)vs.本間朋晃(12/23/11)