TOP日本のプロレス新日本プロレス 00年代の大会 → 新日本プロレス:Best of NJPW 2003

新日本プロレス:Best of NJPW 2003の分析


名勝負 なし
好勝負 G1決勝:天山広吉vs.秋山準(8/17/03)

@IWGPヘビー級王座戦:永田裕志(ch)vs.安田忠夫(4/23/03)
 永田は勝利すれば防衛新記録となる一戦。
 それぞれ大人数のセコンドが取り巻きます。

 ただ相手は安田で凡庸な内容。
 安田が軽いヒール・タッチして、
 永田も安田のセコンドを牽制してヒートだけは一応高まってますね。
 
 永田が腕攻めにいった所でセコンドが安田のロープ・ブレイクをサポート。
 もう見逃せないと永田が場外に出て
 安田のセコンドにつっかかるのですが、ぼこられて流血。

 顔面が真っ赤に染まり体にも飛び散る程の稀にみる流血量で鮮烈ではありますが、
 戦っている当人ではなくセコンドにリンチされて(なので永田の姿も陰に隠れて余り見えない) 
 流血するなんて全くもって馬鹿げている。
  
 結局、この流血量だけで安田が何かいつもと違って良いパフォーマンスを見せた訳ではなかった。

 平均レベル。
 (執 筆日:6/?/15)

AG1決勝:天山広吉vs.秋山準(8/17/03)
 その年のG1初日メインもこのカード。
 その際は秋山が勝利していましたので、
 天山としては満を持して雪辱を晴らそうという位置づけのリマッチ。

 序盤から気持ちを上手く出しています。
 対抗戦という下駄を履いていることを考慮しても良い出だし・盛り上がりです。

 スローに積み上げつつ、
 試合の方向性をしっかり定めたのが秋山。

 ターニング・ポイントとなる秋山のハイ・ニー。
 これに対し天山も吹っ飛ぶ気合の入った受け身で立てると
 秋山が首攻めで一本筋通します。
 熱気を逃さず集中させた良い攻めでしたね。

 その後も足し算をしつつ
 矮小に収まらずギアをかけ続けることができました。

 天山はもう少しカバー数を控えても良いですが、
 秋山に負けている背景もあるのでこれはこれで絵になりきっています。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:2/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@IWGPヘビー級王座戦:永田裕志(ch)vs.安田忠夫(4/23/03)
AG1決勝:天山広吉(優勝!)vs.秋山準(8/17/03)