みちのくプロレス:Fukumen World League Finals 8/24/03の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間。
SlamBamJam製。
@最下位決定戦、マスク・マッチ:サマー・サンタvs.ツタンカーメンVIII世
一つ一つの技がただの見せかけでまるで勝負への執着の無いハイ・フライングの展覧会。
特にスポット・フェストという程でもないです。
マスク・マッチという事で無駄に技を返すシーンも見られましたね。
少し悪い試合。
負けたサンタの正体はクワイエット・ストームでした。
Aイホ・デ・アニバル、スーパー・モアイvs.ステルス、ジェロニモ
(途中から)
アニバルJrの安定感あるプロの技が目立ちますね。
他の3人はパッとしない。
このステルス、モアイよりアニバルJrが悪い戦績とはねぇ。
少し悪い試合。
Bはやて、池田くんvs.つぼ原人、ジャワ原人
はやてが正統的にJrの動きを見せるのに対し、
他は茶番レベルでありながらどっちつかずの動き。
なんでこんなカードを組んでしまったのやら。
ひどい試合。
C湯浅和也vs.ザ・マスク・オブ・タイガー
タイガーがまだ通用するのかを確かめるために組まれたエキシビション・マッチ。
タイガーがまだ試合ができる、ではなくムーブ的に動ける、という事を証明した内容。
いくら年を食ったとはいえこれぐらいの相手ならエキシビションでも勝利させりゃ良いのに。
ひどい試合。
リーグ戦をダイジェストで。
Dプレイオフ・マッチ:アトランティスvs.死国衛門三郎
決勝に響かせる訳にもいかないので奇襲から3分以内で終わらせる。
人生扮する死国は負傷していたようですね。
Eディック東郷、マッチョ☆パンプvs.折原昌夫、日高郁人
(途中から)
マッチョのレベルが他より劣りすぎですね。
東郷は王者、折原はヒール、日高はテクニカルで個性があるものの
試合の中で上手く位置づけられておらず、ばらけています。
取りあえずペースで壊れないように締め付けている内容。
悪くない試合。
F決勝戦:ケンドー・カシンvs.アトランティス
カシンは外敵ヒールとして煽る中で試合を壊していきます。
しかも観客から良い反応を得られていないという状況。
アトランティスもカシンを理解しきれず導けないし攻防にズレが出る。
マスク剥ぎやレフェリー気絶、腕攻め、フィニッシュ全てが効果的ではない内容。
2年後のROHトーナメントを髣髴とさせる悪夢。
悪い試合です。
総評
ふく面リーグ戦の中で最も中身の無い回に終わる。
(執筆日:8/11/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@最下位決定戦、マスク・マッチ:サマー・サンタvs.ツタンカーメンVIII世Aイホ・デ・アニバル、スーパー・モアイvs.ステルス、ジェロニモ
Bはやて、池田くんvs.つぼ原人、ジャワ原人
C湯浅和也vs.ザ・マスク・オブ・タイガー(時間切れ)
Dプレイオフ・マッチ:アトランティスvs.死国衛門三郎
Eディック東郷、マッチョ☆パンプvs.折原昌夫、日高郁人
F決勝戦:ケンドー・カシンvs.アトランティス(優勝!)