TOP日本のプロレス年度ベスト版 →Highspots:Best of the 2000's Disc 6:2004 Part 2

Highspots:Best of the 2000's Disc 6:2004 Part 2の分析


名勝負 クリス・ヒーローvs.ブライアン・ダニエルソン(IWA MS An IWA Fairy Tale: The Hero vs The Dragon 8/21/04)
好勝負 ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ネクロ・ブッチャーvs.トビー・クライン(IWA-MS King of the Deathmatches Night One 6/25/04)

AJ スタイルズvs.マット・サイダル(IWA-MS Phenomenal Invasion 9/15/04)

Highspots製。
@東北Jr王座戦:グレート・サスケ(ch)vs.藤田みのる(みちのくプロレス 6/13/04)
 ダウンした相手のトペコン、エプロンから場外の椅子の山へのスピアーと過激なスポットが2つあるものの
 基本的に田舎のペースというかゆとりを持ちすぎてましたね。
 藤田のヒール・プレイにしても椅子は当たりの弱い使い方だし
 デルフィンの技を使ったのもインパクトには弱い。
 攻防も雪崩式ハリケーン・ラナの連番が目だって多彩さに欠け、
 またダウンした相手の腕へのミサイル・キックもフィニッシャーとして絵が弱い。
 とにかく埋没してしまった感じがあるものの
 要所で流石だなと思わせるセンスのある動きを見せていますね。
 切り返しや技を防いでの場外への切り替え等素晴らしいです。
 勿体無いと思わされるものの味わい深くレベルは高い。
 好勝負に届かずも中々良い試合です。
 (執筆日:5/31/09)

Aファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ネクロ・ブッチャーvs.トビー・クライン(IWA-MS King of the Deathmatches Night One 6/25/04)
 IWAスタイルの1つの完成形がここにあります。
 場外を動き回りながら(ここがポイントである種の間を生む)
 その肉体から打撃を繰り出しあう。
 あくまでおまけとしてTV攻撃や塩といった凶器がある。
 今回ネクロのパンチは本当に顔を捉えていて
 最初の1発でクラインが崩れ落ちた程です。
 じくじくとしたラフ・ファイトの後にプロレス技を見せてくる。
 プロレスラーに比べると決して見栄えが良い訳じゃないけれど
 こういう風に見せると十分インパクトがあってネクスト・ステージに上げる事ができる。
 素晴らしい攻防でした。
 ぎりぎり好勝負。
 クラインのシングル・ベストの試合でしょう。
 (執筆日:5/28/09)

Bクリス・ヒーローvs.ブライアン・ダニエルソン(IWA MS An IWA Fairy Tale: The Hero vs The Dragon 8/21/04)
 相手のレスリングの意思にのっている。
 一方で常に抵抗の意味合いが含まれているが、
 抵抗は前面に出ておらず、膠着で魅せようとしている訳ではない。
 通常なら9:1、6:4で交わる所を
 7:3で持ってソフトに相互の意思を交え、
 そこからの化学反応を楽しんでいる。
 それはゆったりしていて同時に意味深いので
 観客がディティールに注目し堪能するには最適な環境です。

 中盤からはアメドラが打撃、挑発を交える一般的な展開。
 しかし良くある攻防になるかと思いきや
 表現的な間を要所で意図的に織り交ぜて外してくる。
 打撃に対するリアクションのバランスも秀逸で
 その打ち合いはまったく様式的に陥っておらず意図、戦略が通っています。

 中盤後半は支配権を取られたヒーローのひっくり返そうとする様が見せ場。
 ひっくり返してしまうとそのシーンが終わるという制約の中で
 最も観客に効果を上げる行動を取り続けており感心しましたね。
 アメドラがヒーローの腕を攻める事で、
 技を決める事が即逆転ではなくなり、細かい微調整が試合の中に生まれています。
 また攻める側のアメドラも相手の特異的状況を利用し、
 攻める事が自らの負担にもなるという理をイベントなしに持ち込みました。

 終盤になってもフォールする場面を絞っている事で
 均整のとれた美しいフォームとなっています。
 決してコンセプトを前面に押し出している訳でもないのに
 2人共その独特のバランス感覚に基づく世界を維持するのに
 苦心している様子がまったくなかったのは驚くばかりです。
 レスリングの黄金比7:3を楽しめるアメドラとヒーローの初対決。
 文句なしに名勝負です。
 (執筆日:11/8/11)

CAJ スタイルズvs.マット・サイダル(IWA-MS Phenomenal Invasion 9/15/04)
 サイダルが身体能力を全開にしてAJに立ち向かっていきます。
 それに対してAJはこれまでにない程乱暴な扱いで迎えます。
 強引な足払いにサイダルが頭からリングに倒れるシーンもありましたね。
 そこには優雅さなんてありません。
 ただ強引な中にも相手が気づけば反撃する見せ場が生まれるように試合を動かしている。
 そしてサイダルはムーブを全力でやるだけでなく
 集中力を研ぎ澄まして試合に臨んでいるのでAJの示唆に気づき活かしている。
 こういう試合に求められる力強さは
 どうしてもサイダルに欠けている所がありますが
 腰攻めという展開、AJのダメージ表現によってそこまでマイナス面として現れはしませんでした。
 終盤のスタイルズ・クラッシュを巡る攻防も秀逸で
 試合後にはスタンディング・オベーションも起きていましたね。
 サイダルのシングル・ベストです。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:11/8/11)

D武藤敬司20周年記念大会:武藤敬司、三沢光晴vs.馳弘、佐々木健介(全日本プロレス 10/31/04)
 20周年記念大会にふさわしいカードですね。
 只惜しい事にお祭りにも試合にも特化しきれなかった感があります。
 お祭りにしては馳健が武藤を腕攻めで捕らえるので
 三沢の出番が意外に少ないのが問題です。
 武藤、三沢のタッグというイメージを感じ取れるシーンも余りなかった。
 試合としては馳健が過去のタッグって事。
 細かい連携、腕攻めは素晴らしいですが
 以前より格が上がったために健介が馳と同じくらいパートを与えられているんですね。
 やはり凸凹な2人がアンバランスな配分でミックスする事で魅力が生まれていたんですよ。
 また当然お約束として武藤、三沢が勝つ事は分かっているのだけど
 それとは別に戦いの中で馳健は相手との役者の違いを痛感せずにはいられないように見えました。
 そこでなにくそ、と立ち向かえる舞台・キャラでもないしね。
 これは試合としては痛かった。
 このように不完全な形で進んでいたのだけど
 最後に2人がクロスしてのダブル・シャイニング・ウィザード、
 武藤のエメラルド・フロージョン、三沢のタイガー・ドライバー、
 武藤がシャイニング・ウィザード、ムーンサルトという
 フィニッシュ・シーンを見せられては満足するしかないですよね。
 これだけでお祭りとして成立してしまいました。
 中々良い試合。
 (執筆日:6/24/09)

総評
 Part.1に比べて米インディーが、というよりIWA-MSからの選出が目立ちますね。
 実際2004年はIWA-MSが最高に輝いていた時代でありました。
DVD Rating:★★★★☆
 (執筆日:9/1/11)

注目試合の詳細

@東北Jr王座戦:グレート・サスケ(ch)vs.藤田みのる(みちのくプロレス 6/13/04)
  藤田が握手を求める。
  応じてきたサスケを蹴りつけDDTを狙う。
  サスケが慌てて押し込むとそのまま藤田は場外に落ちる。
  サスケがアサイ・ムーンサルトで追撃する。
  リングに戻すとボディ・スラム。
  ヘッド・ロック。
  蹴りつけボディ・スラム。
  エルボー・ドロップからカバー。カウント1。
  アーム・バー。
  外すとスナップ・メアからヘッド・ロック。
  藤田がジョー・ブリーカーに返す。
  サスケが脚を取って倒す。
  藤田がアーム・バーに返そうとする。
  サスケがロックして耐える。
  体を起こすもロックが離れる。
  藤田はグラウンドに戻す。
  サスケは脚を押さえて逃れるとバタフライ・ロック。
  キャメル・クラッチを狙う。
  藤田が逃れキャメル・クラッチ。
  サスケがすぐに逃れキャメル・クラッチ。
  藤田がロープを掴む。
  サスケがブレーン・バスターを狙う。
  後ろに着地されるもセカンド・ロープで跳びバック・エルボー。
  ロープに振りニール・キックへ。
  藤田はかわして自爆させるとドロップ・キック。
  場外に落とす。
  サスケは場外で間を置いている。
  戻ろうとしたサスケに藤田がスライディング・キック。
  ブランチャで追撃する。
  椅子を胸につきたてていく。
  鉄柱にぶつける。
  椅子を背中に突き立てていく。
  持ち上げると股間から鉄柱にぶつける。
  リングに戻す。
  コーナーにのせると逆さ吊りにする。
  頭部にドロップ・キック。
  カバーするもサスケの手がロープを掴む。
  藤田がレッグ・ロック。
  サスケが顔をひっかいて逃れようとする。
  藤田は離すと蹴りつける。
  コーナーにぶつけ蹴りつける。
  藤田がアピールからトルネードDDT。
  カバーするもカウント2。
  卍固めに捕らえる。
  外されるもその動きを利用してサンセット・フリップに持っていく。カウント2。
  スナップ・メアを決めると顔にドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  顔にのせると雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  サスケは耐えると雪崩式パワー・ボムに切り返す。
  サスケが先に起き上がりコーナー上へ。
  藤田が捕まえ投げ捨てる。
  コーナーに振りフォア・アームズ。
  後頭部にスプリングボード式ドロップ・キックを決める。
  カバーするもカウント2。
  ツームストンを決める。
  フロッグ・スプラッシュに続ける。カウントは2。
  コーナーにのせると雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  サスケは殴りつけると突き飛ばす。
  藤田は膝から落ちるも再び捕まえようとする。
  サスケはロープをまたがせるとミサイル・キックで落とす。
  ロープ越しに蹴り飛ばすと逆上がりでリングに戻る。
  ダウンした藤田にトペ・コンヒーロ。
  両者ダウンし場外カウントが数えられている。
  サスケは起き上がると藤田をリングに戻す。
  コーナー上へ。
  起き上がった藤田にミサイル・キック。
  カバーするもカウント2。
  チキン・ウィング・フェイス・ロック。
  藤田がロープに脚をかける。
  サスケがコーナー上へ。
  ブロンコ・バスターを決めカバー。カウント2。
  ボディ・スラムを決めるとスワントーン・ボムへ。
  藤田は避けて自爆させるとスリング・ショットでコーナーにぶつける。
  コーナーに乗せると雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  耐えられるも殴りつけて雪崩式ハリケーン・ラナを決める。
  カバーするもカウント2。
  ジャーマンを狙う。
  サスケがロープに逃げると同時に落とそうとする。
  藤田はサスケも場外に引き摺り下ろす。
  椅子を何脚も重ねる。
  エプロンにサスケを引き上げると椅子の上へのパワー・ボムを狙う。
  サスケが耐える。
  リバース・スープレックスに返して藤田をリングの中に投げ入れる。
  そして場外へのブレーン・バスターを狙う。
  藤田もリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  サスケが後ろに着地する。
  ロープに走りアサイ・ムーンサルトを狙う。
  藤田は自爆させるとロープの上に腹から落とす。
  ロープ越しにスピアーを決めると両者は場外の椅子の上に転落する。
  藤田が何とかリングに戻る。
  サスケもカウント19でリングに戻る。
  藤田はサスケを起こして握手をするとDDT。
  カバーするもカウントは2。
  フォア・アームズの打ち合い。
  藤田が延髄切り。
  ドラゴン・スープレックスを狙う。
  耐えるサスケを蹴りつけようとする。
  サスケは受け止めると回転裏拳。
  フィッシャーマンズ・スープレックスを決める。
  ダウンする藤田の腕にミサイル・キック。
  カバーし1,2,3!
  サスケの勝利!


Bブライアン・ダニエルソンvs.クリス・ヒーロー
  純粋なレスリング対決から始まる。
  力の限りを尽くしたグラウンドの攻防。
  逆さまになり握手して離れる。
  一進一退の攻防が続く。
  アメドラは拳を構えて牽制。
  ヒーローも同じくロー・キックを放ったりと牽制。
  ヒーローがロープに振りドロップ・キックを決める。
  ブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  アメドラはロープ・ブレイク時に襲い掛かるも返り討ちに合う。
  アメドラは握手する振りをして平手打ち。
  一転してラフな攻めを見せる。
  ヒーローもアッパーカートにチョップで応える。
  アメドラは腕を集中攻撃する。
  スリング・ショット・ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ヒーローは中々反撃できない。
  ヒーローがパワー・スラムを決める。
  両者ダウン。
  ヒーローが打撃の連続からネック・ブリーカー。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  アメドラはパワー・ボムから逃れるとローリング・フォア・アームズ。
  アメドラはエアプレイン・スピン。
  逆回転も行う。
  そしてダイビング・ヘッド・バッドにいくも避けられ自爆。
  両者ダウン。
  フォア・アームズを打ち合う。
  丸め込み合うもカウント2止まり。
  ヒーローがフォア・アームズを打ちつけ
  パワー・ボムからハングマンズ・クラッチ!
  アメドラが何とかロープを掴む。
  ならばとヒーローズ・ウェルカムへ!
  アメドラが逃れてキャトル・ミューティレーションを狙う!
  ヒーローはバック・ドロップに返すとコーナー上へ。
  アメドラがヒーローを捕らえ雪崩式アーム・バー・テイクダウンからキャトル・ミューティレーション!
  ヒーローがギブ・アップしアメドラの勝利!
  アメドラはヒーローを起こすと握手を求める。
  ヒーローは信じずはねつける。
  エリックが現れ自身の方がヒーローより上だと言う。
  そしてアメドラにはここは俺の庭だから出て行けと告げる。
  アメドラは殴る振りをしてから去っていく。
  ヒーローに誰々を倒したと自慢してから去っていく。
  バックステージでアメドラはいつでもどこでも再戦を受けてやると言う。


CAJ スタイルズvs.マット・サイダル
  相手にさせたいことをさせないグラウンドの攻防から始まり
  AJが仕掛けドロップ・キックを狙う。
  サイダルはロープに捕まって避け自爆させる。
  AJは不意を突いてのハリケーン・ラナを決める。
  サイダルがヘッド・ロックでAJの動きを抑えていく。
  AJはバック・ドロップで無理矢理場外に落とすとブランチャ。
  リングに戻しAJが容赦なく攻めていく。
  サイダルはエプロンのAJを落とすとムーンサルト。
  リングに戻しコークスクリュー・ラ・ケプラーダ。カウントは2。
  背中に乗ってのシューティングスター・プレスもカウント2。
  AJの腰を攻めコーナー上へ。
  AJがサイダルを捕まえジャーマンを狙う。
  サイダルは抵抗して逃れるとクロス・ボディへ。
  AJは受け止めると振り回して叩きつける。
  両者ダウン。
  AJがジャーマンを狙う。
  抵抗を受け狙いを変えてパワー・スラム。カウント2。
  AJが一回転してのリバースDDTを狙う。
  サイダルは体勢を入れ替えレッグ・ドロップ。カウント2。
  AJがハリケーン・ラナを狙ったサイダルを捕らえスタイルズ・クラッシュを狙う!
  サイダルはロープにしがみつく。
  AJは力で無理矢理引き離しパワー・ボムへ。
  サイダルがハリケーン・ラナに切り返す!カウントは2!
  サイダルが雪崩式フィッシャーマンズ・バスターを狙う。
  殴り落とされるも戻って雪崩式ハリケーン・ラナへ。
  AJは受け止めると雪崩式スタイルズ・クラッシュの体勢に!
  サイダルがもがいて逃れる。
  AJはサンセット・フリップに行きスタイルズ・クラッシュへ!
  サイダルは蹴りつけて逃れクルーシーフィックスへ。
  AJは耐えると体勢を変えスタイルズ・クラッシュで1,2,3!
  観客からはスタンディング・オベーション!
  AJはサイダルを認め握手。
  イアンが現れ健闘を称える。  


D武藤敬司20周年記念大会:武藤敬司、三沢光晴vs.馳弘、佐々木健介(全日本プロレス 10/31/04)
  武藤対馳で試合開始。
  しばらくレスリングしてから離れる。
  三沢対健介。
  ナックル・ロックを決める。
  健介がロープに押し込むもクリーンに離れる。
  組むと健介がロープに押し込もうとする。
  三沢は体勢を入れ替えクリーンに離れる。
  三沢がヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックルを決めるも耐えられる。
  ロープに走りショルダー・タックルを決めるも耐えられる。
  エルボー。
  健介がお返しにラリアット。
  ロープに振りパワー・スラム。
  三沢がエルボー。
  健介がチョップ。
  打ち合いから三沢がエルボー3連発。
  入ってきた馳にエルボーを狙う。
  馳は避けるとエクスプロイダー。
  2人で三沢をロープに振る。
  三沢が2人にフライング・クローズラインを決める。
  三沢が馳に、武藤が健介にドロップ・キックを決めて落とす。
  武藤がブランチャ、三沢がエルボー・スイシーダ。
  リングに戻ると三沢と武藤ががっちりと握手。
  健介がリングに戻る。
  三沢がバックを取る。
  健介は自陣に歩み寄る。
  タッチした馳がスナップ・メアからチン・ロック。
  三沢がハンマー・ロックに返し自陣へ。
  交代した武藤がスナップ・メアからフラッシング・エルボー。
  脚を取って回転する。
  もう1回。
  STF。
  馳が逃れてヘッド・ロック。
  腕を取ると自陣に持っていく。
  交代した健介が腕にエルボーを落とす。
  ロープに押し付けエルボーを落とす。
  控えの馳が腕を取ってロープに叩きつける。
  健介が武藤に腕折。
  起こして腕にドロップ・キック。
  距離を取ろうとした武藤をコーナーに追い詰めるとロープを使って締め上げる。
  中央に持っていってアーム・バーを狙う。
  武藤がロックして耐える。
  馳が入ってきて反対の腕にアーム・バー。
  三沢が入ってきたのを見て止める。
  健介はアーム・バーを外すと交代。
  馳が武藤の腕を取って倒す。
  武藤がカット。
  交代した健介が腕を踏みつける。
  腕を取る。
  起こしてチョップ。
  ボディ・スラムからダイビング・セントーン。
  カバーするもカウント2。
  タッチすると2人でロープに振りクローズライン。
  武藤が場外に逃れる。
  馳は後を追うと柵に腕を叩きつけリングに戻す。
  タッチすると2人で持ち上げて腹から落とす。
  健介が武藤の腕にサブミッション。
  ボディ・スラムを決めるとタッチ。
  馳がダイビング・ダブル・ストンプ。
  腕に低空ドロップ・キック。
  もう1発。
  交代した健介が武藤をロープに振りラリアットへ。
  武藤は避けるとドロップ・キック。
  交代した三沢がロープに走り健介にエルボー。
  セントーンからカバー。カウント2。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴り。
  健介が耐えラリアット。
  コーナーに振りラリアット。
  タイガー・スープレックスを決めるもカウントは2。
  蹴りだすとダイビング・ボディ・アタック。
  リングに戻すとタッチ。
  馳がいくぞー、と言ってジャイアント・スイング。
  12回転。
  起き上がった三沢にジャーマンを狙う。
  三沢が体勢を入れ替えジャーマン。カウント2。
  三沢が武藤にタッチ。
  武藤が馳に低空ドロップ・キック。
  もう1発。
  ドラゴン・スクリューから4の字に捕らえる。
  健介が入ってきて踏みつける。
  入ろうとした三沢にラリアットを狙う。
  三沢は避けるとスナップ・メアからフェイス・ロック。
  武藤はコーナーの馳にシャイニング・ウィザード。
  雪崩式ドラゴン・スクリューから4の字に捕らえる。
  三沢が離して健介を蹴りだす。
  馳がロープを掴む。
  武藤が低空ドロップ・キック。
  ドラゴン・スクリューを狙う。
  馳がニーを入れて防ぎ交代。
  健介が武藤をコーナーにやりチョップとラリアットのコンボ。
  コーナーに振るとロープに走りフェイス・クラッシャー。
  ロープを使って一本背負い。
  腕へのサブミッション。
  カットしようと入った三沢に馳がスリーパー。
  三沢は逃れると健介にエルボー。
  馳が三沢を場外に出す。
  どちらかが柵にぶつける。
  健介が武藤をロープに振りラリアット。
  ノーザンライト・ボムを決めカバー。
  三沢がカット。
  健介が三沢を落とす。
  武藤を起こすとノーザンライト・ボムを狙う。
  武藤がニーを叩き込んで防ぐ。
  交代した馳が武藤にエクスプロイダー。
  もう1発。
  更に3発目を狙う。
  武藤がエルボーを入れて耐える。
  馳はニーを入れるとロープに走る。
  武藤がカウンターで低空ドロップ・キック。
  シャイニング・ウィザードへ。
  しかし馳がガード。
  健介が入ってきてロープに走る。
  武藤にラリアット。
  健介が控えの三沢を落とす。
  馳が武藤にエクスプロイダーを決めカバー。カウントは2。
  両腕を抱え込んでスープレックス。三沢がカット。
  健介が入ってきて健介にチョップ。
  三沢がエルボーで応えて打ち合いに。
  三沢がロープに走りエルボーで健介を倒す。
  三沢が馳にシャイニング・ウィザード。
  武藤が健介にシャイニング・ウィザード。
  三沢が場外に出た健介にスライディング・キック。
  武藤が馳にエメラルド・フロージョン。
  カバーするもカウントは2。
  三沢が馳にタイガー・ドライバー。
  続けて武藤がシャイニング・ウィザード。
  プロレスLOVEのポーズ。
  バック・ブリーカーを決めるとムーンサルトで1,2,3!
  武藤、三沢の勝利!

試合結果

@東北Jr王座戦:グレート・サスケ(ch)vs.藤田みのる(みちのくプロレス 6/13/04)
Aファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ネクロ・ブッチャーvs.トビー・クライン(IWA-MS King of the Deathmatches Night One 6/25/04)
Bクリス・ヒーローvs.ブライアン・ダニエルソン(IWA MS An IWA Fairy Tale: The Hero vs The Dragon 8/21/04)
CAJ スタイルズvs.マット・サイダル(IWA-MS Phenomenal Invasion 9/15/04)
D武藤敬司20周年記念大会:武藤敬司、三沢光晴vs.馳弘、佐々木健介(全日本プロレス 10/31/04)