The Ultimate Jushin Thunder Liger Disc Nineの分析
名勝負 | クリス・ベノワ、ビーフ・ウェリントンvs.獣神サンダー・ライガー、ブライアン・ピルマン(WCW CotC 6/16/92) |
好勝負 | 獣神サンダー・ライガーvs.ペガサス・キッド(8/12/92) |
@獣神サンダー・ライガー、ペガサス・キッドvs.ネグロ・カサス、エル・サムライ(5/1/92)
AJrヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.エル・サムライ(5/17/92)
TotSJで遺恨は清算されたという事らしく握手して試合開始。
まずはサムライがライガーを研究し脚攻めでハイ・フライを封じようと言う展開です。
サムライはライガーのことを良く見ていますね。
ライガーは要所で反撃するもちょっと効率的過ぎて
応援を引き出していく意識に欠ける所もありますね。
サムライが多彩な技で押していく展開から
ライガーの技の比率を上げて終盤色に徐々に染めていきます。
ライガーが場外ダウンのサムライにコーナー上からトペ・アトミコを打ち、明確に終盤へ。
良質な内容ながら意図的にバランスを崩しつつも
ベビーフェイス/ヒール色を排除したために惹きつける力にかける内容。
中々良い試合でした。
(執筆日:2/1/12)
B獣神サンダー・ライガー、タイガー・マスクIIIvs.エル・サムライ、ペガサス・キッド(6/2/92)
Cクリス・ベノワ、ビーフ・ウェリントンvs.獣神サンダー・ライガー、ブライアン・ピルマン(WCW CotC 6/16/92)
鉄板、ライガーとベノワがキビキビした攻防を最初に見せると
その後もテンションが落ちる事なく相手を場外に落とす激しい攻めを見せます。
過剰と思わせない程高次で大技が詰まっています。
無名のウェリントンは他の3人と比べると流石に多少手合わせの経験に頼っているものの
中々良いレスラーで妙手を所々で見せていました。
あっというまに感じるほどの疾走感を持った、軽量級タッグ最高峰の試合です。
知られざる名勝負。
ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:10/10/09)
DJrヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.エル・サムライ(6/26/92)
ライガーが制裁モードでいきなりウィール・キックを叩き込むと腕折。
これに対してサムライが相当に痛がりつつも、
エルボーを武器に反撃して行きます。
擬似的にライガーをヒール、サムライをベビーフェイスにしたいのでしょうか。
素晴らしいドラマとは言い難いものがあります。
結局の所ハイ・フライや技のハードさで盛り上がりました。
最後はサムライが丸め込んで勝利。
外しがちのドラマに沿ったフィニッシュで、
王座交代劇としてはいまいちな印象が残ります。
まあまあ良い試合程度。
(執筆日:2/1/12)
E獣神サンダー・ライガー、ブライアン・ピルマンvs.リッキー・スティムボート、二キタ・コロフ(WCW GAB 7/12/92)
F獣神サンダー・ライガーvs.ブラッド・アームストロング(WCW 7/18/92)
G獣神サンダー・ライガーvs.ペガサス・キッド(8/12/92)
テキパキとセット・アップ。
観客に対して凄いだろ、と言わずとも
自分のやるべきことすれば自然と観客が注目すること分かっている、
そういう間ですね。
グラウンドで抑えますが
予期せぬ動きが要所で見られる。
2年前はフィニッシャーになった
ダイビング・レッグ・ドロップなどが中盤に使いながら、
一進一退を高い精度で実現させています。
心地よいスピード・アップから華麗な大技を盛り込み、
最後は雪崩式パワー・ボムでフィニッシュ。
つけ入る隙のない完成品です。
文句なしに好勝負。
(執筆日:2/1/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@獣神サンダー・ライガー、ペガサス・キッドvs.ネグロ・カサス、エル・サムライ(5/1/92)AJrヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.エル・サムライ(5/17/92)
B獣神サンダー・ライガー、タイガー・マスクIIIvs.エル・サムライ、ペガサス・キッド(6/2/92)
Cクリス・ベノワ、ビーフ・ウェリントンvs.獣神サンダー・ライガー、ブライアン・ピルマン(WCW CotC 6/16/92)
DJrヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.エル・サムライ(新チャンピオン!)(6/26/92)
E獣神サンダー・ライガー、ブライアン・ピルマンvs.リッキー・スティムボート、二キタ・コロフ(WCW GAB 7/12/92)
F獣神サンダー・ライガーvs.ブラッド・アームストロング(15分時間切れ)(WCW 7/18/92)
G獣神サンダー・ライガーvs.ペガサス・キッド(8/12/92)