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The Ultimate Jushin Thunder Liger Disc Fiveの分析


名勝負 獣神サンダー・ライガーvs.馳浩(5/6/91)
好勝負 TotSJ公式戦:オーエン・ハートvs.獣神サンダー・ライガー(4/28/91)

@TotSJ公式戦:獣神サンダー・ライガーvs.ネグロ・カサス(4/19/91)
 前の試合ではネグロが日本のプロレスを分かっているな、
 という印象を受けましたけれどもこの試合はいまいち。
 ネグロが微妙なヒール・ムーブと共に試合を支配し
 ライガーは所々で大技を出すだけ。
 短くても全然惜しくない内容でしたね。
 少し悪い試合。
 (執筆日:11/1/08)

ATotSJ公式戦:オーエン・ハートvs.獣神サンダー・ライガー(4/28/91)
 素早い攻防とハ イ・フライングの打ち合いが素晴らしいのは勿論
 レスリングが単なる緩急をつけるためだけでなく
 戦法として活かしているのは流石オーエン。
 中々差別化が難しいジュニア選手の中で個性もありますし
 もし新日に留まっていたなら、と考えずにはいられませんね。
 所々で少しまだ若さ故の至らぬ部分も見られましたが
 決勝にしてもふさわしい内容でぎりぎり好勝負です。
 (執筆日:11/1/08)

BTotSJ準決勝:獣神サンダー・ライガーvs.ネグロ・カサス(4/30/91)

CTotSJ決勝、Jrヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(4/30/91)
 序盤から土台を 積み上げるのに仕切り直しを繰り返さざるをえない状況で
 中盤もギア・アップをテーブルや鉄柱に頼り
 終盤は冗長な大技の打ち合い。
 一応はまあまあ良い試合なんですけれども
 課題が多く保永には荷が重かったって言うのが率直な印象ですね。
 (執筆日:11/1/08)

D獣神サンダー・ライガーvs.馳浩(5/6/91)
 ハンドカメラによる撮影。
 ノンTVということでグラウンドをじっくり行なっていますね。
 見応えがあるもののこの手の攻防を解さない子供が
 ライガー、ライガーと10秒も経たない感覚で叫び続けるのが鬱陶しい。
 馳から腕狙いを仕掛けライガーもあくまでグラウンドで対抗心を燃やす。
 痛みを伝え、じっくりと見入らせる形。
 ライガーがいつも見せる動きは一部で軽く使われますが
 それもあくまでグラウンドのためにある。
 持ち技を見せ場とする構成ではなくグラウンドのために持ち技がある。
 ライガーがダイブを組み込んだシークエンスを行い、
 今度は馳の番ですが馳は飄々としたもので
 あくまで自分の感覚でハイ・スポットを組み込んでいく。
 目指すべき道が見えていて、まったくぶれていませんね。
 それに伴いライガーを応援させる展開に。
 ライガーが一つ一つ技を決めてにじり寄っていくと
 場外へのブレーン・バスターからダイビング・トペ・アトミコ、トペ・コンという贅沢なスポット。
 ここからはもう勝敗に直結する攻防ですが
 テンポを上げず、その試行錯誤を見過ごさせずに堪能させます。
 30分近い素晴らしい試合でした。
 試合後に握手した後2人同時にコーナーでアピール。
 勝者が敗者を称えるのではなく文字通り勝者も敗者もなかった光景が大変印象的です。
 ぎりぎり名勝負。
 
E獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(5/31/91)

FJrヘビー級王座戦:保永昇男(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(6/12/91)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@TotSJ公式戦:獣神サンダー・ライガーvs.ネグロ・カサス(4/19/91)
ATotSJ公式戦:オーエン・ハートvs.獣神サンダー・ライガー(4/28/91)
BTotSJ準決勝:獣神サンダー・ライガーvs.ネグロ・カサス(4/30/91)
CTotSJ決勝、Jrヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(優勝!新チャンピオン!)(4/30/91)
D獣神サンダー・ライガーvs.馳浩(5/6/91)
E獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(5/31/91)
FJrヘビー級王座戦:保永昇男(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(新チャンピオン!)(6/12/91)