The Ultimate Jushin Thunder Liger Disc Nineteenの分析
名勝負 | 準決勝:獣神サンダー・ライガーvs.ウルティモ・ドラゴン(Super J Cup 12/13/95) |
好勝負 | なし |
@獣神サンダー・ライガーvs.金本浩二(12/11/95)
A準々決勝:獣神サンダー・ライガーvs.愚乱・浪花(Super J Cup 12/13/95)
下克上を狙う難波とそれを迎え撃とうとするライガー。
2人の立場を上手く利用しながら適度な投飛地のバランスで仕上げています。
10分ないのもそんなに気になりません。
平均的な良試合。
(執筆日:12/2/08)
B準決勝:獣神サンダー・ライガーvs.ウルティモ・ドラゴン(Super J Cup 12/13/95)
待ちに待った2 人の激突。
お互いを意識して同じ事をやり返すなんてのは常套の展開だけれど
グラウンドもハイ・フライングも一流の
この2人がやるとなると一味も二味も違いますね。
単純だからこそ失いがちの深みを生み出し
両者を非常に魅力的に映すその攻防は
最後にクイックで終わったのが嬉しくなる程。
ジュニア級ゆえ手を重ねなければ向上できない部分があるのも確かですが
それでも名勝負と呼ぶには十分。
ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:12/2/08)
C決勝:獣神サンダー・ライガーvs.外道
準決勝と同じくライガーがとにかく攻める。
流石に決勝で10分なしとはいかないので腕攻めを絡めたりね。
それなのに外道はロー・ブローなんて馬鹿な事をして・・・。
まあ自団体且つ決勝という雰囲気が補いましたけどね。
終盤の打ち合いは予想以上でまあまあ良い試合です。
(執筆日:12/2/08)
Dクリス・ベノワvs.獣神サンダーライガー (WCW Starrcade 12/27/95)
新日のビッグ・カードがオープニングで行われるとは豪華ですね。
しかし試合はというと序盤で大技を打つも
簡単に仕切り直して効果を無くしてしまうて、いまいちな立ち上がり。
バック・ドロップ1発でベノワが攻めを握ったり
ライガーの反撃初手がロメロ・スペシャルだったりして・・・。
一応分かる事は分かるんですよ。
ライバル関係にあって見えているのが正しい情勢じゃないですからね。
でもそれは見せないといけない事だよね。
少なくともそのライバリティーの雰囲気は作らないといけませんでした。
流石にスーパープレックス後のカウント2の攻防は見応えがあったけれど
基本的に期待外れといって良い内容。
平均より少し上。
(執筆日:10/9/09)
EJrヘビー級王座戦:金本浩二(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(1/4/96)
次世代の金本相手にライガーが今だトップであることを証明しようと王座を狙うストーリーです。
金本が簡単にライガーの形にさせず、今の王者は俺だとアピール。
ライガーもそれを認めた上で、じっくりとにじり寄って行きます。
その後ウィール・キック、雪崩式ラナと配置し試合を高めて行きます。
試合全体のバランスとしては適切で、その感覚は高いレベルにあると思うけれども
技の過激化の中でそれまで試行錯誤の中で生まれた意味あるスポットが捨石にされるのは余り良い気はしないですね。
その後も大技の高度化に重きを置いた内容で最後はライガー・ボム3連発でフィニッシュです。
後半にかけての金本のJrとしてハイ・フライはするが
俺は蹴り主体のファイターなのだという自己主張の織り交ぜはユニークだったものの
決して試合の中核に絡んでいない添え物だし、好勝負とまでは言えない。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:3/2/12)
F獣神サンダー・ライガー、武藤敬司vs.橋本真也、金本浩二(1/12/96)
注目試合の詳細
なし試合結果
@獣神サンダー・ライガーvs.金本浩二(12/11/95)A準々決勝:獣神サンダー・ライガーvs.愚乱・浪花(Super J Cup 12/13/95)
B準決勝:獣神サンダー・ライガーvs.ウルティモ・ドラゴン(Super J Cup 12/13/95)
C決勝:獣神サンダー・ライガー(優勝!)vs.外道(Super J Cup 12/13/95)
Dクリス・ベノワvs.獣神サンダーライガー (WCW Starrcade 12/27/95)
EJrヘビー級王座戦:金本浩二(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(新チャンピオン!)(1/4/96)
F獣神サンダー・ライガー、武藤敬司vs.橋本真也、金本浩二(1/12/96)