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Highspots:The Revival of Super Hero Tiger Mask Final Collection Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 WWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスクvs.ダイナマイト・キッド(1/1/82)

WWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ダイナマイト・キッド(1/28/82)

Highspots製。
初代タイガーマスク 猛虎伝説からの流用。
約2時間20分です。

@タイガー・マスクvs.ダイナマイト・キッド(4/23/81)
 タイガー・マスクとしてのデビュー戦。
 急造のださいマスクで微妙な空気に包まれる中
 キレまくりの動きで一気に見方を変えてしまいましたね。
 今度は何をするか、という好奇心で観客の注意がリングに向いています。
 ただタイガーは動きの中に緩急を入れようとして失敗したり
 初顔合わせでリズムを悪くしたり攻防をミスしたりしてますね。
 キッドはフォローに走っていますが
 デビュー選手のマスクを剥ごうとしたりするのはやりすぎでしたね。
 他のデビュー戦とは一味違うが、まあまあ良い試合程度。

Aタイガー・マスク、藤波辰巳vs.クリス・アダムス、マイク・マスターズ(4/26/81)
 カットされているので省略。

Bタイガー・マスクvs.スコルピオ(8/2/81)
 カットされているので省略。

Cタイガー・マスク、藤波辰巳vs.エル・ソラール、エル・ソルタリオ(8/18/81)
 カットされているので省略。

Dタイガー・マスクvs.エル・ソラールI(9/23/81)
 強引な攻防をした挙句にソラールが脱臼してしまいます。
 何とかラフで誤魔化そうとするも無理があり、早く中止にしたら良いのに、という時間が最後まで続く。
 ひどい試合。

Eマスカラ・コントラ・マスカラ:タイガー・マスクvs.マスクド・ハリケーン(10/8/81)
 ハリケーンがまるで受身、返しが出来ていませんね。
 タイガーがベースのレベルを下げています。
 それでも駄目だ、と言う事で最後は相手の技も受けずに連続押しです。
 悪い試合。

Fタイガー・マスク、木村健吾vs.ネグロ・ナヴァーロ、エル・シグノ(10/30/81)
 カットされているので省略。

Gタイガー・マスクvs.グラン浜田(11/5/81)
 身体能力の限界までタイガーは動くので
 浜田と攻防のリズムが完全にはあってないですね。
 そこで浜田は1つ1つ切る受けで対応しています。
 こうなると浜田の経験、能力で十分に
 クオリティの高い攻防に仕上げる事が出来ます。
 浜田は激しい攻撃も見せていて気合入っていましたね。
 しかし安定感がある一方、
 中盤のここぞで加速せずに引っ張る展開が目につきましたね。
 浜田がトペ後、場外ダイブにいって自爆しタイガーがCO勝ちを拾う、という終わり方なので
 ここで浜田が先輩としてタイガーを追い込んでいたら完璧でしたね。
 それがないせいで後半の移入度が物足りなかったですね。
 好勝負に少し届かず。

Hタイガー・マスク、藤波辰巳vs.エル・カネック、スペル・マキナ(12/1/81)
 藤波とカネックが力強いレスリングを見せましたが
 マキナが使えず、タイガーはでかい相手2人で魅せれず。
 身体に依存していて作っていってますからね。
 しかしフィニッシュへの持って行きかたは良かったですね。
 平均レベル。
 
Iタイガー・マスクvs.エル・カネック(12/8/81)
 先程の試合で難しいかなと思っていましたが
 体格差には拘らず自分より強い、というおおまかな対照で構図を作る事で対処しました。
 そのため色々な試行錯誤が出来、
 その中でのストーリーが意外に試合に熱を与えました。
 他と比べて異色の内容で面白かったですね。
 中々良い試合。

JWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスクvs.ダイナマイト・キッド(1/1/82)
 硬さと華麗さが同居した素晴らしいレスリングです。
 リズムまでありますね。
 そこからキッドがハードな打撃と脚攻めでタイガーを抑えつける。
 脚の痛みから動けなくなるような表現はありませんが
 脚を通して体力の疲労につながって伝わる痛みがあります。
 ヒール表現も上手くいっていて構図を見事に描きました。
 タイガーが基本ダウンしていて最後も丸め込みフィニッシュと、
 ハイ・フライを打てなかった形ですがこの数え歌にふさわしい内容でした。
 8分と短めなのが残念ですが、これはぎりぎり好勝負として良いでしょう。

KWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ダイナマイト・キッド(1/28/82)
 まずは頭より体が先に動いた、って感じの超速の攻防です。
 タイガーが王座を取った事で成長、
 前回とは違い対等なレベルにあがってきている事を
 前回の試合を軽く活かしたりしながら見せています。
 各スポット・シーンのスピード配分のバランスも良いですね。
 場外を使って試合を過激化していくのも上手い。
 一進一退の攻防の中、地味に強烈な技が出てきます。
 この試合で「タイガーvs.キッド」の形に辿り着きましたよ。
 その構築に比べ表現では足りない所もありましたね。
 キッドがタイガーの成長に対しここで潰さないといけない、と
 焦りや意地のような心情表現を見せて欲しいし、
 このカードでは必殺技と言えどデビュー戦と同じジャーマンでフィニッシュしては駄目です。
 それ故に長めの試合時間のせいで濃度が軽く薄くなった印象もある。
 タイガーマスクとしてのキャリアの短さを考えるとこの時点でこれだけやれば凄い事ですけどね。
 ぎりぎり好勝負。
 
LWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ブレット・ハート(2/5/82)
 ブレットがクラ イマックスまで
 殴る、蹴るによる間だけで試合を構成していたのには驚きました。
 そのためタイガーのムーブも控えめで
 盛り上がりは薄かったですが完成された試合で、
 これは好勝負に届かずも中々良い試合でした。
 (執筆日:4/11/08)

DVD Rating:★★★☆☆
 (執筆日:4/25/10)

注目試合の詳細

@タイガーマスクvs.ダイナマイト・キッド(5/1/81)
  タイガーが軽いステップで周る。
  牽制のソバット・キック。
  蹴りを受け止め払い蹴り。
  自分が蹴りを受け止められればミュール・キック。
  腕の取り合いからタイガーがショルダー・タックル。
  キッドがバック・エルボーを決めカバー。カウント2。
  キッドがロープに振りヒップ・トス。
  タイガーは着地に失敗するもアーム・ドラッグに返す。
  腕の取り合い。
  キッドはロープ・ブレイクに持っていくとチョップを打ちチン・ロック。
  タイガーが体勢を入れ替えエルボー。
  キッドがアッパーカートを打てばタイガーもソバット・キック。
  タイガーが華麗な動きから脚を取る。
  苦戦を強いられたキッドがマスクに手をかける。
  キッドがペースを掴む。
  キッドは握手に応じると見せかけ蹴りつけカナディアン・バック・ブリーカーを狙う。
  タイガーはアーム・ドラッグに切り返そうとする。
  失敗するも腕にダメージは与えられた様子。
  コーナーのキッドにサマーソルト。
  向かってきたキッドにショルダー・スルー。
  キッドは腰を痛めたとタイムを要求。
  と思いきや突然襲い掛かり場外戦へ。
  柵にぶつけリングに戻す。
  攻め立てダイビング・ヘッド・バッドへ。
  タイガーは避けるとドロップ・キックで落とす。
  タイガーはキッドを柵にぶつけると蹴りを連発。
  キッドが延髄切り。
  一足先にリングに戻るとタイガーにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  タイガーは後ろに着地するとジャーマンで1,2,3!


JWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスクvs.ダイナマイト・キッド(1/1/82)
  組むとタイガーが腕を押さえニー。
  キッドが耐えバックを取りロープに押し込む。
  ニーをいれ殴りつける。
  タイガーがソバット。
  仕切り直し。
  組むとタイガーがバックを取る。
  キッドがバックを取り返しテイクダウン。
  クラバート。
  起き上がられたのでスナップ・メアからヘッド・ロック。
  タイガーは起き上がるとアーム・ロックに返す。
  リスト・ロック。
  キッドが回転から取り返す。
  タイガーが取り返し腕を取り返す。
  キッドが飛びおきフォア・アームズ。
  ヘッド・バッドにダブル・チョップ。
  カバー。カウント1。
  ガット・レンチ・スープレックス。
  カバー。カウント2。
  ニー。
  脚を取るとロープに絡め蹴り飛ばす。
  体を倒しストンピング。
  中央に引っ張ると脚にニー。
  脚にレッグ・ドロップ、ニー。
  レッグ・ロック。
  タイガーがヘッド・ロックで離させる。
  キッドは起き上がると脚をロープに絡め殴りつける。
  蹴りを入れる。
  レフェリーが引き離す。
  キッドがタイガーの脚にニー。
  レフェリーがタイガーの脚をロープから解き仕切り直し。
  キッドがドロップ・トー・ホールドからレッグ・ロック。
  脚を踏みつける。
  脚を取り引っ張って倒すとニー。
  レッグ・ロック。
  タイガーが蹴り飛ばして逃れると起き上がりロー・キックを連打。
  コーナーを背にしたキッドを引っ張り話そうとするも耐えられる。
  ロー・キックで倒す。
  キッドが蹴り。
  ブレーン・バスターへ。
  タイガーが後ろに着地。
  キッドがバックを取り返しバック・ドロップ。
  変形ツームストン。
  更にダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするも自らカウント2で止める。
  変形ツームストン。
  ダイビング・ヘッド・バッドへ。
  タイガーが避けて自爆させる。
  両者ダウン。
  キッドが先に起き上がり変形4の字。
  タイガーが何とかロープを掴む。
  キッドが全然離さない。
  ようやく離すも脚を取って倒し4の字を狙う。
  タイガーが蹴り飛ばす。
  キッドが脚を取って倒し4の字を狙う。
  タイガーが蹴り飛ばす。
  キッドがタイガーをコーナーに振ろうとする。
  タイガーはコーナーを使って裏に回る。
  突進してきたキッドに変形ラ・マヒストラルを決め1,2,3!
  タイガーが新チャンピオンに!


KWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ダイナマイト・キッド(1/28/82)
  組むとキッドがロープに押し込みフォア・アームズへ。
  タイガーがガード。
  仕切り直し。
  キッドが蹴りを入れコーナーに振る。
  フォア・アームズを入れコーナーに振ろうとする。
  タイガーが振り返し突進。
  かわされるもサマーソルトで着地。
  蹴りを放つ。
  受け止められるもミュール・キック。
  ロープに振りフライング・クロス・チョップへ。
  キッドが避け蹴りを放つ。
  タイガーが受け止め払い蹴り。
  脚を取って倒すと脚にけり。
  キッドは起き上がると延髄切り。
  起こすとヘッド・バッド。
  タイガーが場外に転がり出る。
  キッドは追うとタイガーを柵に振ってぶつける。
  リングに戻るとコーナーに上ろうとするも止める。
  エプロンに上がってきたタイガーを殴りつけコーナーにぶつける。
  レフェリーが引き離す。
  キッドがエプロンのタイガーにショルダー・ブロック。
  レフェリーが引き離す。
  キッドがリングに入ってきたタイガーにスナップ・メア。
  チン・ロック。
  タイガーが逃れリスト・ロック。
  キッドが回転から腕を取り返す。
  タイガーが回転から腕を取り返す。
  キッドが回転から脇の下に頭をいれスープレックス。
  タイガーが着地。
  仕切り直し。
  キッドが脚を取って倒しレッグ・ロック。
  タイガーのマスクの紐を解いている。
  注意するレフェリーを突き飛ばす。
  殴りつける。
  タイガーを起こすとロープに振ろうとする。
  タイガーが前転で止まる。
  ロープに走ったキッドに巴投げ。
  コーナーに振るとモンキー・フリップ。
  腕を取るとコーナーに振る。
  キッドが一回転してコーナーに激突。
  ガット・レンチ・スープレックス。
  カバー。カウント2。
  ニー・ドロップからカバー。カウント2。
  アーム・ロック。
  アーム・バー。
  キッドが体勢を変え上になる。
  頭にニー・ドロップ。
  頭を踏みつける。
  タイガーを場外に捨てる。
  リングに入ってきたタイガーを殴りつけダブル・アーム・スープレックス。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザース。
  タイガーが反転してすり抜けるとシャープ・シューター。
  キッドがロープを掴む。
  タイガーがキッドに回転してレッグ・ロック。
  数回繰り返し4の字。
  キッドがロープを掴む。
  キッドがタイガーに蹴り。
  エルボーをいれニーを突き上げる。
  ガット・レンチ・スープレックスでカバー。カウント2。
  アッパーカート。
  アッパーカート。
  タイガーがソバット。
  セントーンでカバー。カウント2。
  バタフライ・スープレックス。
  カバー。カウント2。
  両肩を押し付ける。
  カウント2だったのでハンマー・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザース。
  キッドが体勢を変え倒立。
  タイガーがキッドの頭部をマットに叩きつける。
  キッドが倒立。
  タイガーがキッドの頭部をマットに叩きつける。
  キッドはすり抜けると上にかぶさりチョーク。
  キッドがバック・ブリーカー。
  カバー。カウント2。
  カバー。カウント2。
  タイガーが腹にパンチを入れヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  キッドがタイガーを捕らえツームストン。
  カバー。カウント2。
  コーナーに振る。
  担ぎ上げる。
  タイガーがもがいたので落としてしまう。
  ストンピングを打つとコーナーに上がる。
  ダイビング・ヘッド・バッドへ。
  タイガーが避けて自爆させる。
  タイガーがキッドにDDT。
  ダイビング・ヘッド・バッドへ。
  タイガーが避けて自爆させる。
  両者ダウン。
  キッドが先に起き上がりロープに振る。
  タイガーがカウンターでヒップ・トスを狙う。
  キッドがアーム・ドラッグに切り返す。
  突き飛ばし場外に落とす。
  トペ・スイシーダで追撃する。
  エプロンに連れて行く。
  リングに戻りリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  キッドが後ろに着地。
  タイガーがバックを取り返す。
  キッドがバックを取り返す。
  タイガーがバックを取り返しジャーマンで1,2,3!
  タイガーの防衛!


Lジュニア級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ブレット・ハート(2/5/82)
  ブレットがロープに押し込み殴りつける。
  タイガーは跳び起きるとソバット。
  リバース・チン・ロック。
  ブレットが逃れて殴りつける。
  タイガーがコーナーに振り返しサマーソルト。
  アーム・ドラッグにソバット、セントーンとつなげカバー。カウント1。
  ブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  ブレットが打撃で攻めキッチン・シンク。
  タイガーがニー・ドロップを連発するも避けられ自爆。
  ブレットが脚を攻めブレーン・バスターを狙う。
  防がれるも優位は変わらない。
  タイガーが素早い動きで脚を取り弓矢固め。
  グラウンド・レスリングで押さえる。
  ヘッド・ロックを食らったタイガーはロープに振る。
  ショルダー・タックルを食らうも跳び起きてドロップ・キック。
  更にソバット・キック、パイル・ドライバー。
  カバーするもブレットの腕がロープを掴む。
  ブレットが攻める。
  タイガーは蹴りを受け止めると脚を払い攻守逆転。
  ハンマー・ロック。
  ブレットが逃れる。
  ブレットが殴りつけロープに振る。
  タイガーは持ち上げられるも逃れサイド・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  クロス・ボディ、サンセット・フリップもカウント2止まり。
  ブレットはタイガーを落とすと柵に振ろうとする。
  タイガーが振り替えして柵にぶつける。
  タイガーはブレットに4の字。
  ブレットがロープを掴む。
  タイガーが脚を攻める。
  ブレットが殴りつけパイル・ドライバー。
  カバーするもカウントは2。
  タイガーがブレットをロープに振りフライング・クロス・チョップ。
  セカンド・ロープから飛ぶも避けられ自爆。
  ブレットがバック・ブリーカーを決めカバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターもカウント2。
  ショルダー・タックル。
  タイガーがカウンターでソバット。
  ブレットを蹴り落とすとブランチャへ。
  ブレットは避けて自爆させるとエプロンのタイガーを蹴りつけロープに走る。
  タイガーはコーナーに飛び乗るとミサイル・キック。
  ダブル・アーム・スープレックスを決め1,2,3!

試合結果

@タイガー・マスクvs.ダイナマイト・キッド(4/23/81)
Aタイガー・マスク、藤波辰巳vs.クリス・アダムス、マイク・マスターズ(4/26/81)
Bタイガー・マスクvs.スコルピオ(8/2/81)
Cタイガー・マスク、藤波辰巳vs.エル・ソラール、エル・ソルタリオ(ダブル・リングアウト)(8/18/81)
Dタイガー・マスクvs.エル・ソラールI(9/23/81)
Eマスカラ・コントラ・マスカラ:タイガー・マスクvs.マスクド・ハリケーン(10/8/81)
Fタイガー・マスク、木村健吾vs.ネグロ・ナヴァーロ、エル・シグノ(10/30/81)
Gタイガー・マスクvs.グラン浜田(カウントアウト)(11/5/81)
Hタイガー・マスク、藤波辰巳vs.エル・カネック、スペル・マキナ(12/1/81)
Iタイガー・マスクvs.エル・カネック(ダブル・カウントアウト)(12/8/81)
JWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスク(新チャンピオン!)vs.ダイナマイト・キッド(1/1/82)
KWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ダイナマイト・キッド(1/28/82)
LWWF Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ブレット・ハート(2/5/82)