Highspots:The Many Faces of MUTO Disc Fourの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
Highspots製。
約2時間10分です。
@蝶野正洋vs.武藤敬司(3/26/97)
NWO JAPANの首魁、蝶野が武藤を誘うも
断られてこの試合に。
試合は10分ないため
持ちネタを軽く組み合わせた内容。
当然安定していて、まあまあ良い試合に。
A蝶野正洋vs.グレート・ムタ(4/12/97)
14分の試合の内半分をカット。
試合後ムタから握手を求め
これに蝶野が応じた事でムタのNWO入りが決定。
@に比べると今ひとつかな。
B武藤敬司、スタイナー・ブラザーズvs.蝶野正洋、ケビン・ナッシュ、スコット・ホール(5/3/97)
あくまでムタという事で武藤は正規軍側にいます。
武藤と蝶野の絡みはかなり控えめにして
最後に武藤が去ってのフィニッシュ。
これが武藤としてもNWO入りする事につながりました。
試合は上記筋を適切に演じましたし
スタイナーズ、アウトサイダーズ共に一定のレベルを満たしました。
まあまあ良い試合でしょう。
Cグレート・ムタ、蝶野正洋、NWOスティングvs.橋本真也、中西学、小島聡(6/22/97)
あっという間に6分なく終了。
適当な試合でなぜこれが収録されているのか
まったく分からないです。
悪い試合。
Dグレート・ムタvs.スティーブン・リーガル(8/3/97)
2年前の試合が名勝負だっただけに
この試合も相当に期待していたのですが
唐突に毒霧を吹くとムーンサルトで幕・・・。
まさか6分40秒で終わるとは思いませんでしたよ。
リーガルも前回に比べると調子を落としているように見受けられましたし
平均レベルに終わる。
E武藤敬司、小島聡vs.橋本真也、永田裕志(10/24/98)
裏切ってNWO入りした小島との打撃の打ち合いを
要所要所に挟みながら良い感じに試合を進めていましたが
この試合、映像の質が悪いので余りのれませんでしたね。
まあまあ良い試合かな。
Fバーブド・ワイヤー・ランド・マイン・ダブル・ヘル・デス・マッチ:グレート・ムタvs.グレート・ニタ(8/28/99)
ニタの珍妙な動きだけが見ものの出オチ・マッチ。
鎌が使われますけど、こういう凶器らしい凶器って
使い方が限られるだけに、逆に白けてしまいます。
悪い試合。
G武藤敬司vs.蝶野正洋(1/4/00)
欠場中、武藤にリーダーの地位を奪われた
蝶野は脱退してTEAM 2000を結成。
この試合が両ユニット抗争の最終決着戦ですね。
武藤の調子が悪いか
武藤色が薄い上、ミスのムーブも見られます。
その分蝶野がキャリーすると共にミスの後始末をしているんで
初期数え歌ほどではなくても十分なクオリティに達していますね。
好勝負に少し届かず。
Hグレート・ムタvs.蝶野正洋(4/7/00)
やけに流れをとぎらせて
何も高まっていないのにバクリ合いになり
フィニッシュも微妙と
この2人にしてはかなりの失敗試合で期待外れです。
悪くない試合。
総評
vs.蝶野、リーガルがあって期待していたのに
NWOの毒は日本においても試合のクオリティを下げたようで・・・。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:?/?/09)
注目試合の詳細
G武藤敬司vs.蝶野正洋(1/4/00)まずはレスリング。
蝶野が主導を握りショルダー・タックル。
リスト・ロックからロープに振りビッグ・ブーツへ。
武藤はかわし低空ドロップ・キックへ。
蝶野が下がり直撃を避ける。
仕切り直し。
四つに組む。
武藤がスープレックスを決めヘッド・ロック。
ロープに振られた所でショルダー・タックル。
続けてエルボー・ドロップを決めるとキー・ロック。
蝶野は起き上がると蹴りつける。
武藤がソバットを打ち返しスペース・ローリング・エルボーへ。
蝶野は避けると蹴りつけ水車落とし。
ロープに走る。
武藤がハリケーン・ラナを決めるも頭部を打ちつける。
先に起き上がった蝶野がパイル・ドライバーからインバート・バタフライ・ロック。
武藤がロープに脚をかける。
蝶野が頭部にヤクザ・キックを決めカバー。カウント2。
ヤクザ・キックへ。
武藤が受け止めドラゴン・スクリューへ。
蝶野は防ぐとアーム・バー。
武藤がロープに脚をかける。
蝶野がパイル・ドライバーからインバート・バタフライ・ロック。
武藤がロープに脚をかけエプロンに出る。
蝶野がダイビング・ショルダー・タックルを決める。
テーブル上でのパイル・ドライバーを狙う。
武藤が逃れ、テーブル上からのドラゴン・スクリュー。
低空ドロップ・キックにドラゴン・スクリュー。
リングに戻すとミサイル・キック。
雪崩式ハリケーン・ラナを決める。
低空ドロップ・キック。
ドラゴン・スクリュー。
そして4の字。
蝶野が反転させる。
更に反転されロープに逃れる。
武藤が低空ドロップ・キック。
蝶野が殴りつける。
武藤が低空ドロップ・キック。
ドラゴン・スクリュー。
両脚を取りにいく。
蝶野がその動きを利用してインバート・バタフライ・ロックに持っていく。
武藤がロープを掴む。
武藤が低空ドロップ・キック。
ドラゴン・スクリューから4の字。
蝶野がロープを掴む。
武藤がロープに走る。
蝶野がカウンターでレッグ・ラリアット。
武藤がペイレイ・キック。
両者ダウン。
武藤がバック・ブリーカーからムーンサルトもカウント2。
4の字へ。
蝶野が丸め込みからインバート・バタフライ・ロックに持っていく。
武藤がロープを掴む。
蝶野がロープに走る。
武藤がカウンターでハリケーン・ラナを決めアーム・バー。
蝶野がロープを掴む。
武藤がバック・ブリーカーからムーンサルトへ。
蝶野は両膝を立てて防ぐとSTF。
武藤がロープを掴む。
リング中央に戻し再びSTF。
武藤がギブ・アップし蝶野の勝利!
Hグレート・ムタvs.蝶野正洋(4/7/00)
リスト・ロックを食らったムタはコーナーに押し込むと離れ際にミュール・キック。
蝶野が不意をついたレッグ・ラリアットでお返し。
4つに組む。
蝶野はスープレックスを食らうも、すかさずグラウンド・ヘッド・シザース。
ロープに振りケンカ・キックへ。
ムタが避けドロップ・キック。
仕切り直し。
蝶野がフロント・ヘッド・ロック。
ムタはコーナーに押し込んで逃れる。
武藤が組むと見せかけ蹴りつける。
サミングからスナップ・メアにエルボー・ドロップ。
ロープに振りドロップ・キックへ。
蝶野が避けて自爆させると4の字。
ムタがロープを掴む。
蝶野がドラゴン・スクリューから4の字。
ムタがロープを掴む。
ムタが不意をついたドラゴン・スクリューからSTF。
FTSに移行。
途中で解くと場外に落とす。
フェンスにぶつけ椅子を叩きつける。
リングに戻す。
蝶野はサミングを決めると武藤を場外に落とし椅子に叩きつける。
リングに戻すと脚を蹴りつけヤクザ・キック。
もう1発。
カバーするもカウント2。
ブレーン・バスターからカバー。カウント1。
グラウンド・ヘッド・シザース。
ムタが逃れてSTF。
蝶野はロックを外すとアーム・バーを狙うも逃げられる。
仕切り直し。
ムタが蹴りつけサミング。
花道に出すとブルドッグを決める。
蝶野が武藤を殴りつけ花道でのブレーン・バスターを決める。
蝶野がリングに戻す。
ムタもリングに戻る。
ムタがサミングを決めスペース・ローリング・エルボー。
雪崩式ハリケーン・ラナも決める。
ロープに走る。
蝶野がカウンターでヤクザ・キックを決める。
もう1発狙う。
蝶野が受け止めドラゴン・スクリューを決めるとレフェリーがまきこまれる。
ムタはテーブルをリングに入れるとコーナーに立てる。
蝶野を振るとスペース・ローリング・エルボーへ。
蝶野は避けて自爆させるとテーブル上でのパワー・ボム。
インバート・バタフライ・ロックを決める。
ムタが確認するレフェリーに毒霧。
思わず解いた蝶野にも毒霧。
ゴングが鳴らされる。
TEAM2000がリンチしようとする。
武藤は蝶野に毒霧を決めるとTEAM2000の手をすり抜け逃げ去っていく。
試合結果
@蝶野正洋vs.武藤敬司(3/26/97)A蝶野正洋vs.グレート・ムタ (4/12/97)
B武藤敬司、スタイナー・ブラザーズvs.蝶野正洋、ケビン・ナッシュ、スコット・ホール(5/3/97)
Cグレート・ムタ、蝶野正洋、NWOスティングvs.橋本真也、中西学、小島聡(6/22/97)
Dグレート・ムタvs.スティーブン・リーガル(8/3/97)
E武藤敬司、小島聡vs.橋本真也、永田裕志(10/24/98)
Fバーブド・ワイヤー・ランド・マイン・ダブル・ヘル・デス・マッチ:グレート・ムタvs.グレート・ニタ(8/28/99)
G武藤敬司vs.蝶野正洋(1/4/00)
Hグレート・ムタvs.蝶野正洋(DQ) (4/7/00)