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Highspots:Jushin"Thunder"Liger TV Special Disc Threeの分析


名勝負 なし
好勝負 TOTSJ公式戦:オーエン・ハートvs.獣神サンダー・ライガー(4/28/91)

マスク対マスク:獣神サンダー・ライガーvs.ペガサス・キッド(7/4/91)

Highspots製。
ディスク3とディスク4で合計約3時間35分です。

@TOTSJ公式戦:獣神サンダー・ライガーvs.ネグロ・カサス(4/19/91)
 ディスク2の試合ではネグロが日本のプロレスを分かっているな、
 という印象を受けましたけれどもこの試合はいまいち。
 ネグロが微妙なヒール・ムーブと共に試合を支配し
 ライガーは所々で大技を出すだけ。
 短くても全然惜しくない内容でしたね。
 少し悪い試合。

ATOTSJ公式戦:オーエン・ハートvs.獣神サンダー・ライガー(4/28/91)
 素早い攻防とハ イ・フライングの打ち合いが素晴らしいのは勿論
 レスリングが単なる緩急をつけるためだけでなく
 戦法として活かしているのは流石オーエン。
 中々差別化が難しいジュニア選手の中で個性もありますし
 もし新日に留まっていたなら、と考えずにはいられませんね。
 所々で少しまだ若さ故の至らぬ部分も見られましたが
 決勝にしてもふさわしい内容でぎりぎり好勝負です。

BTOTSJ決勝、ジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(4/30/91)
 序盤から土台を 積み上げるのに仕切り直しを繰り返さざるをえない状況で
 中盤もギア・アップをテーブルや鉄柱に頼り
 終盤は冗長な大技の打ち合い。
 一応はまあまあ良い試合なんですけれども
 課題が多く保永には荷が重かったって言うのが率直な印象ですね。

Cジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.AKIRA(3/21/91)
 彰を捨てたAKIRAが腕攻めに脚攻めで苦しめるものの
 依然としてライガーの引き立てが他と比べ少し雑ですね。
 一応見所はあるものの王座戦としては見劣りする内容になっています。
 平均より少し上。

Dマスク対マスク:獣神サンダー・ライガーvs.ペガサス・キッド(7/4/91)
 マスク対マスクという試合形式にふさわしい
 力の入りようで、それが伝わってくる程密度の高い内容です。
 中でも要所で挟まれる攻防のチェーンが
 非常に素晴らしい組み合わせで見応えがあります。
 終盤の大技の打ち合いも過剰と感じさせないレベルに到達しており
 文句なしに好勝負です。

DVD Rating:★★☆☆☆
 (執筆日:11/1/08)

注目試合の詳細

ATOTSJ公式戦:オーエン・ハートvs.獣神ライガー(4/28/91)
  素早い腕の取り合いからライガーが脇の下に頭を入れスープレックス。
  力比べへ。
  ライガーが押し込む。
  オーエンは盛り返すと片方のロックを外しロープで一回転。
  ヒップ・トスを決める。
  ロープに走る。
  ライガーがヒップ・トスを狙う。
  オーエンが体勢を入れ替える。
  ライガーに耐えられるも頭部に脚をかけて一回転。
  ヒップ・トスを決める。
  ヘッド・シザースにドロップ・キックで落とすとブランチャで追撃。
  柵に振ってぶつけドロップ・キック。
  リングに戻すとブレーン・バスターでカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  ライガーはオーエンをロープに振るとキッチン・シンク。
  もう1発。
  エプロンに出ると場外へのブレーン・バスターを決める。
  柵にぶつけドロップ・キック。
  リングに戻りアピール。
  リングに戻ってきたオーエンにレッグ・ロック。
  オーエンがアーム・バーに切り返そうとする。
  ライガーのロックを引き離し決めることに成功。
  ライガーがロープに脚をかける。
  オーエンが腕を攻める。
  バタフライ・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  アーム・ロック。
  ライガーはコーナーに押し込む。
  オーエンはクリーンに離れるかと思いきや殴りつけアーム・バー・テイク・ダウン。
  アーム・バーに捕らえる。
  ライガーがロープに脚をかける。
  オーエンはライガーをロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ライガーがバック・スライドに切り返す。
  オーエンはカウント2で返すとライガーの腕を蹴りつける。
  腕を取りスープレックス。
  カバーするもカウント2。
  アーム・ロック。
  起こしてブレーン・バスターへ。
  ライガーがアーム・バーに切り返す。
  オーエンがロープを掴む。
  ライガーがロメロ・スペシャルを決める。
  続けて変形バタフライ・ロック。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  オーエンが背を通り背後に着地。
  ライガーは振り向きざまにウィール・キック。
  クローズラインで落とすとダイビング・クローズラインで追撃。
  リングに戻る。
  オーエンもリングに戻る。
  ライガーはオーエンをロープに振る。
  オーエンは外すとロープに走ったライガーにカウンターでベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするもカウント2。
  ジャーマンを決めるもカウント2。
  ロープに振りクローズラインへ。
  ライガーがクルーシーフィックスへ切り返す。カウント2。
  オーエンはライガーをコーナーに振ろうとする。
  振り返されるもコーナーに駆け上がってダイビング・クロス・ボディへ。
  ライガーがドロップ・キックで迎え撃つ。
  ニール・キックへ。
  オーエンは避けるとライガーに近づく。
  ライガーがショルダー・スルーでオーエンを落とす。
  オーエンが先に回復しエプロンに上がってくる。
  ライガーをターン・バックルにぶつけるとコーナーに跳び上がりダイビング・クロス・ボディへ。
  ライガーが体勢を入れ替える。カウント2。
  ライガーがツームストンを狙う。
  オーエンが体勢を入れ替えツームストン。
  そしてダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウントは2。
  ボディ・スラムを決めるとムーンサルト。カウントは2。
  再びコーナー上へ。
  ライガーは起き上がるとオーエンを捕らえセカンド・ロープからのエレクトリック・チェアー。
  カバーするもカウントは2。
  雪崩式の技を狙う。
  オーエンがライガーを殴りつける。
  ライガーは落ちるもドロップ・キックでオーエンの体勢を崩すと雪崩式DDT。
  カバーし1,2,3!
  ライガーの勝利!


Dマスク対マスク:獣神サンダー・ライガーvs.ペガサス・キッド(7/4/91)
  キッドは組むと押し倒す。
  今度は後ろに流して投げる。
  ライガーがやり返す。
  キッドがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ライガーがアーム・ドラッグを決めて行きドロップ・キック。
  場外に落ちたキッドを追撃しようとするもキッドが察知して逃げる。
  キッドがリングに戻る。
  ポジションの取り合い。
  仕切り直し。
  キッドは脚を取って倒すとエルボーへ。
  ライガーは避けるとアーム・ドラッグ連発で腕をとる。
  腕を踏みつける。
  キッドが距離をとる。
  ライガーは脚を取るとレッグ・ロック。
  キッドがチン・ロックに返す。
  ライガーは起き上がるとロープに振ろうとするも防がれる。
  キッドがグラウンド・ヘッド・シザース。
  ライガーは反転させて逃れるとロメロ・スペシャルを決める。
  キッドを起こしヘッド・ロック。
  キッドが不意をつきバック・ドロップに切り返す。
  腰を攻撃しロープに振る。
  クロス・チョップからカバー。カウント2。
  グラウンド・ヘッド・シザース。
  ライガーがロープに脚をかける。
  ロープに振りバック・ブリーカーを狙う。
  ライガーが逃れロープに走る。
  今度はリフト・アップを狙う。
  ライガーは再び逃れるとロール・アップへ。
  キッドがロープを掴んで防ぐ。
  ライガーが突進。
  キッドが場外へのショルダー・スルーを狙う。
  ライガーはエプロンに着地するとフォア・アームズへ。
  キッドは受け止めるとフォア・アームズ。
  そしてスプリングボード式クロス・ボディで両者場外へ。
  キッドは更にミサイル・キックを決める
  何とかリングに戻ってきたライガーをロープに振りクロス・チョップ。
  カバーするもカウント2。
  ロープの上に投げ落とす。
  ダイビング・レッグ・ドロップでカバー。カウント2。
  ボストン・クラブに捕らえる。
  離すとチョップを浴びせボディ・スラム。
  ダイビング・ヘッド・バッドを決めカバー。カウントは2。
  殴りつけていく。
  ロープに振る。
  ライガーがヘッド・シザース。
  キッドが突進。
  ライガーは飛び越えると振り向きざまにウィール・キック。
  ニール・キックで落とすとトペ・コンヒーロ。
  キッドをリングに戻すとツームストン。
  コーナー上へ。
  キッドが素早く転がりおきてエプロンへ。
  ライガーはキッドを蹴り落とすと飛び技へ。
  キッドは避けて自爆させるとリングに戻りスライディング・キック。
  そしてブランチャ。
  リングに戻る。
  ライガーも何とかリングに戻る。
  キッドはブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  スーパープレックスを狙う。
  ライガーがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  ライガーは起き上がるとジャーマンを狙う。
  キッドが体勢を入れ替えジャーマン。カウントは2。
  ロープに振る。
  ライガーがクルーシーフィックスを狙う。
  キッドは耐えるとサモアン・ドロップに切り返す。
  コーナー上からダイビング・ボディ・プレスへ。
  ライガーが両膝を立てて迎え撃つ。
  ロープに振りキッチン・シンク。
  カバーするもカウント2。
  側転からのバック・エルボーへ。
  キッドは受け止めるとそのままジャーマン。
  コーナー上へ。
  ライガーが捕らえ雪崩式DDT。
  カバーし1,2,3!
  ライガーの勝利!
  キッドはマスクを脱ぐことに!

試合結果

@TOTSJ公式戦:獣神サンダー・ライガーvs.ネグロ・カサス(4/19/91)
ATOTSJ公式戦:オーエン・ハートvs.獣神サンダー・ライガー(4/28/91)
BTOTSJ決勝、ジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(優勝!)(4/30/91)
Cジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.AKIRA(3/21/91)
Dマスク対マスク:獣神サンダー・ライガーvs.ペガサス・キッド(7/4/91)