Highspots:Jushin"Thunder"Liger TV Special Disc Twoの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
Highspots製。
@ジュニア級王座戦:獣神ライガー(ch)vs.佐野直喜 (8/10/89)
ライガーが肩を怪我しているため
佐野はアーム・バー狙いで
ライガーは腕を使わない蹴りに頼る、という内容。
腕の痛みの表現をしっかりやり過ぎて
素材が単調になっているという皮肉な結果が残念ですけれども、
概して間を取って上手く試合を構成したと思います。
相変わらずハードなスポットもあり
好勝負に少し届かず。
A獣神サンダー・ライガーvs.ヒロ斉藤(1/18/90)
(途中から収録)
所々で場外乱闘が挿入されていてジュニアらしさは薄いですね。
特に面白さは無く平均レベル。
B獣神サンダー・ライガーvs.野上彰(1/25/90)
この試合も勿体無いな。
良い攻防はできそうなんですが
終盤に思ったほど盛り上がりが生まれないんですよね。
今回はフィニッシュがアルゼンチン・バック・ブリーカーだったし
そんなに格の違いがある組み合わせなんでしょうか。
まあまあ良い試合。
C獣神サンダー・ライガーvs.ヴィジャノIII(9/30/90)
フィニッシュ含めルチャ寄りに試合を作っており
ライガーがジュニアの顔にふさわしい実力がついてきている事を証明するような1戦でしたね。
いつもと違う内容で面白かったです。
まあまあ良い試合。
Dジュニア級王座戦:ペガサス・キッド (ch)vs.獣神 サンダー・ライガー(11/1/90)
いきなりミサイル・キックを打つ等
導入部分は?な感じがありましたけれども
試合が進むにつれ密度の濃い攻防を繰り出します。
終盤は雪崩式の技から丸め込みまで
全力を出し尽くてぶつかり熱い物に。
好勝負に届かずも中々良い試合です。
Eジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ネグロ・カサス(12/26/90)
(後半から収録)
ヴィジャノに続いてルチャ・レスラーと対戦。
前回はややライガー色が抑えられていましたが
今回はそのままで、スタイルの融合を図れていますね。
普通に完全収録しても良かったのに。
中々良い試合かな。
総評
キャリアの浅い時代なので
そこまで好勝負はありませんが
この頃から流石の安定振りを見せています。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:11/1/08)
注目試合の詳細
@ジュニア級王座戦:獣神ライガー(ch)vs.佐野直喜(8/10/89)ライガーは肩を痛めたためアーマー付のコスチュームを着ている。
ライガーが組むと見せかけ蹴り。
佐野が組むと見せかけソバット。
佐野が腕を取る。
ライガーがすぐにロープに逃げる。
ライガーが不意をついてウィール・キック。
グラウンド・ヘッド・シザース。
佐野は反転させて逃れるとアーム・バー。
ライガーが体をロープに出す。
佐野が腕を蹴りつけるとライガーはうずくまる。
アーム・バーに捕らえる。
ライガーが腕をロープの外に出す。
ライガーが変形バタフライ・ロック。
佐野は逃れるとハンマー・ロック。
起こすとロープの反動を利用して腕にダメージを与える。
ロメロ・スペシャルを決める。
ライガーは佐野の脚を取り倒すとレッグ・ドロップ。
蹴りを浴びせヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックルを決める。
もう1発狙う。
佐野はかわすと同時に投げ落とすとスライディング・キック。
リング内へのブレーン・バスターを狙う。
耐えるライガーを肩から鉄柱にぶつけコーナー上へ。
ライガーが捕らえると場外へのスーパープレックスへ。
無理やり決めたため佐野はエプロンにぶつける形に。
続けてダイビング・ボディ・プレスへ。
佐野が両膝を立てて防ぐ。
トペ・スイシーダへ。
ライガーは避けて自爆させる。
リングに戻る。
流血した佐野が遅れて戻ってくる。
ライガーが佐野の頭部を蹴りつける。
拳を落とす。
ヘッド・バッド。
蹴りを入れていく。
パイル・ドライバーを決めカバー。カウント2。
頭部を蹴りつける。
場外に落とすとマットの無い場所でパイル・ドライバー。
リングに戻る。
佐野がリングに戻る。
佐野を振りクローズライン。
頭部を蹴りつける。
スーパープレックスを狙う。
佐野はライガーを突き飛ばすとミサイル・キック。
場外に落ちた所をブランチャで追撃する。
佐野がリングに戻る。
ライガーもリングに戻る。
佐野がバックを取る。
ライガーが取り返そうとする。
佐野が防いでアーム・バーに捕らえる。
ライガーの脚がロープにかかる。
佐野がツームストンを決めカバー。カウント2。
アーム・バーに捕らえる。
ライガーがロープを掴む。
ライダーをロープに振る。
ライガーがスクール・ボーイ。カウント2。
佐野がライガーをコーナーに振ろうとする。
ライガーは振り返すとムーンサルトで裏に回ろうとした佐野にクローズライン。
カバーするもカウント2。
ブレーン・バスターを狙う。
佐野がアーム・バーに捕らえる。
ライガーがロープを掴む。
佐野がジャーマン。カウント2。
コーナー上にのせると雪崩式バック・ドロップ。
カバーしにいき1,2,3!
佐野が新ジュニア級チャンピオンに!
Eジュニア級王座戦:ペガサス・キッド(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(11/1/90)
キッドがライガーをロープに振りクロス・チョップ。
もう1発。
持ち上げて場外に落とすとミサイル・キックを決める。
エプロンに上がったライガーにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
ライガーが後ろに着地。
バックを取り返してきたキッドにバック・エルボーを入れ丸め込み。カウント2。
キッドがバック・ブリーカーを決めカバー。カウント1。
バックを取る。
逃れられるも倒してエルボーへ。
ライガーは避けるとアーム・ドラッグ。
ドロップ・キックで落とすとスライディング・キックで追撃。
キッドがリングに戻る。
力比べへ。
キッドがスープレックスを決めアーム・ドラッグ。
アーム・バーへ。
キッドは反転してすり抜けると弓矢固めを決める。
バック・ドロップを決めカバー。カウント2。
ムタ・ロックを決める。
ブレーン・バスター。
グラウンド・ヘッド・シザースに捕らえる。
ライガーは反転させすり抜けるとレッグ・ロック。
キッドが張り手で逃れようとする。
ライガーは倍返しするとロメロ・スペシャル。
屈んだキッドの頭部にドロップ・キック。
キッドが場外に落ちる。
キッドはそのまま場外で間を置く。
リングに戻ってきたキッドにライガーがヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに走る。
キッドがカウンターでバック・ブリーカーを決める。
ロープに振りもう1発狙う。
ライガーは防ぐと掌底を浴びせて行きウィール・キック。
ロープに振る。
キッドがクルーシーフィックス。カウント2。
延髄切りを決める。
ショルダー・スルーからカバー。カウント2。
グラウンド・ヘッド・シザース。
ブレーン・バスターを狙う。
ライガーは着地するとロープに走りニール・キック。
場外に落ちたキッドにトペ・コンヒーロで追撃する。
ライガーがリングに戻る。
キッドがエプロンに上がる。
近づいてきたライガーにヘッド・バッドを入れるとコーナーに飛び乗る。
ライガーが捕らえ雪崩式バック・ドロップ。
カバーしに行くがカウント2。
コーナー上へ。
キッドが捕らえスーパープレックス。
カバーするもカウント2。
ボストン・クラブを狙う。
ライガーが丸め込みに返す。カウント2。
キッドがボディ・スラムを狙う。
ライガーは後ろに逃れるとサンセット・フリップを狙う。
キッドが潰してカバーの体勢に。カウント2。
キッドはツームストンを決めるとダイビング・レッグ・ドロップへ。
ライガーは避けて自爆させるとツームストン。
そしてシューティングスター・プレス。
1,2,3!でライガーが新ジュニア・チャンピオンに!
試合結果
@ジュニア級王座戦:獣神ライガー(ch)vs.佐野直喜(新チャンピオン!)(8/10/89)A獣神サンダー・ライガーvs.ヒロ斉藤(1/18/90)
B獣神サンダー・ライガーvs.野上彰(1/25/90)
C獣神サンダー・ライガーvs.ヴィジャノ III(9/30/90)
Dジュニア級王座戦:ペガサス・キッド (ch)vs.獣神サンダー・ライガー(新チャンピオン!)(11/1/90)
Eジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ネグロ・カサス (12/26/90)