Highspots:The Best of Jumbo Tsuruta Disc Threeの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | NWA王座戦、3本勝負:ケリー・フォン・エリック(ch)vs.ジャンボ鶴田(5/22/84) |
Highspots製。
ディスク3と4で約4時間15分です。
@UN王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.トミー・リッチ(2/25/83)
早い段階で技を打つ事で、振りを使って構築していく内容です。
そのために動かすのが早く下地が弱く、特別な広がりは持ちません。
まあまあ良い試合。
Aジャンボ鶴田vs.タイガー・ジェット・シン(3/3/83)
静かで印象が薄いレスリングですが
ペースの変化は流石シンですね。
しかし焦らしたフォークを使い始めると
意味不明なテーブル投入に4の字で、
最後は両リンではないが反則で終了です。
平均レベル。
BAWA王座戦(レフェリー:テリー・ファンク):ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ジャンボ鶴田(2/23/84)
ニックは蛸、イカ的なぬめっとした上下のグラウンドを見せ
そこに鶴田が重要なポイントに技をのせてきます。
素晴らしい内容でしたが場外を使い出してから見所に欠けるようになりますね。
原因はレフェリーのせいですね。
ファンクを採用した事で彼を目立たせるために
いらぬ事を色々と加えています。
普通のレフェリーだったら好勝負になっただけに惜しまれます。
好勝負に届かずも中々良い試合。
CNWA王座戦、3本勝負:ケリー・フォン・エリック(ch)vs.ジャンボ鶴田(5/22/84)
ケリーのレベルは決して高くないけれども
それが故に形を重視しているし、鶴田が責任感を持ってキャリーしています。
多めに仕切ったり、攻防は崩れたりしていますが見得による補佐もあります。
2本目は打撃で1本目の勢いを引き継ぎ、流血もしてみせる。
タイガー・クローによるフィニッシュも良い表現でしたね。
3本目はこれまた引き継いで手攻めを絡めてきました。
ジャンクから組み立てたような内容だが掘り出し物の好勝負です。
文句なしに好勝負。
Dインターナショナル王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.テリー・ゴディ(10/29/84)
テリーの重量感と鶴田の大流血。
それに場外を挟む構築でヘビー級らしい内容に仕上げています。
ニア・フォールの応酬も出来ているが、
もう少し飾りが欲しいし、最後はヘイズ乱入という弱いもの。
中々良い試合です。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:12/5/09)
注目試合の詳細
CNWA王座戦:ケリー・フォン・エリック(ch)vs.ジャンボ鶴田(5/22/84)握手を交わす。
組むとケリーがロープに押し込む。
クリーンに離れる。
鶴田が腕を取る。
ケリーが腕を取り返す。
腕を取り返されるもすぐドロップ・キック。
仕切りなおし。
組むと鶴田がバックを取る。
ケリーがバックを取る。
鶴田はバックを取るとテイク・ダウン。
ケリーが逃れ構える。
仕切りなおし。
組むと鶴田がヘッド・ロック。
グラウンドに倒す。
起き上がられるもグラウンドに倒す。
ケリーは起き上がると力で腕を押し上げる。
鶴田が戻して後頭部にエルボー。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに走る。
ケリーがリープ・フロッグからアーム・ドラッグで腕を取る。
鶴田は起き上がると担ぐ。
コーナーの上にのせる。
組むと鶴田がエルボー。
ケリーが近づいてきた鶴田に蹴り。
鶴田がエルボー。
蹴り。
腕を取ると蹴り。
バタフライ・スープレックスの構え。
ケリーが耐える。
鶴田が何とか持ち上げバタフライ・スープレックス。
ケリーはロープ際に寄り追撃させない。
ケリーが腕を取り腕を殴りつけていく。
腕を取る。
ロープに振りチョップへ。
鶴田は避けるとクロス・ボディ。カウント2。
仕切りなおし。
鶴田が組んでアブナミドル・ストレッチ。
グラウンドに倒す。
カウント2で返されるもレッグ・ロック。
ケリーがアイアン・クローを狙う。
鶴田はレッグ・ロックを外すと手を掴んで防ぐ。
ケリーは狙いを変えストマック・クロー。
鶴田が強引に外す。
ケリーが近づいてきた鶴田に蹴り。
鶴田は張り手を決めるとバック・ブリーカー。
カバーするもカウント2。
フロント・ヘッド・ロック。
バックに回り腕を取る。
フロント・ヘッド・ロック。
ケリーは鶴田を持ち上げるとコーナーの上にのせる。
胸を突いてから離れる。
鶴田が組んでコーナーに押し込む。
ケリーが胸を突く。
組むと鶴田がロープに押し込もうとする。
ケリーが体勢を入れ替える。
鶴田が胸を突く。
ケリーは倒れるもすぐ起き上がり構える。
ケリーが鶴田の脚を取ろうとする。
鶴田はフロント・ヘッド・ロックでガードするとバックを取る。
エルボー。
ロープに振りハイ・ニー。
ロープに振りハイ・ニー。
ケリーは場外に転がり落ちる。
ケリーはエプロンに上がるとショルダー・ブロック。
サンセット・フリップを決める。カウント2。
ナックル・ロックへ。
鶴田が腕を取り延髄切り。
ロープの方へ崩れたケリーを引き起こしバック・ドロップ。
カバーし1,2,3!
鶴田が先取(13分半)!
鶴田がケリーを殴りつけていく。
ターン・バックルにぶつける。
殴りつけていく。
ケリーは流血。
鶴田はケリーを殴りつけていく。
ケリーが蹴り。
鶴田が殴りつける。
ケリーが殴り返す。
鶴田を殴りつける。
スナップ・メアからニー・ドロップ。
殴りつける。
ロープに振りスリーパー。
鶴田はコーナーに走りケリーをターン・バックルにぶつける。
ケリーがドロップ・キック。
鶴田を殴りつけようとする。
鶴田はガードすると張り手。
コーナーに崩れるケリーを殴りつけていく。
殴りつけ中央に戻す。
ケリーが殴りつけブレーン・バスターを狙う。
鶴田は体勢を入れ替えブレーン・バスター。
カバーするもカウント2。
ヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ケリーを捕まえパイル・ドライバー。
カバーするもカウントは2。
アッパーカート。
アッパーカート。
ケリーが鶴田を殴りつけていく。
鶴田が張り手。
張り手とパンチの打ち合い。
ケリーがディスカス・パンチ。
タイガー・クロー。
鶴田が崩れて肩がつくもカウント2。
鶴田はブリッジで起き上がる。
しかし再び崩れ1,2,3!
これで1−1(6分半)!
ケリーはゴングが鳴っても外さない。
押し飛ばすように外す。
ケリーが蹴り。
殴りつけていく。
タイガー・クローへ。
鶴田は手を取って耐える。
ケリーの手が近づいていく。
鶴田は自らダウンして場外に逃げる。
リングに戻る。
ケリーが蹴り。
コーナーに振り突進。
鶴田がカウンターでニー。
ケリーの手を取ると金具にたたきつける。
もう1回。
腕を取って倒す。
手を踏みつけていく。
ケリーの手をロープに絡めこすりつける。
ケリーが蹴り。
蹴り。
殴りつける。
鶴田がケリーの手を掴んで金具にぶつける。
場外に出ると手を掴んでケリーを引きずり出す。
鉄柱にぶつける。
リングに戻る。
エプロンに上がってきたケリーを捕まえリング内へのブレーン・バスター。
カバーするもカウント2。
エルボー。
腕を取ると腕折。
もう1回。
3回目。
腕を取りアーム・バー。
起き上がったケリーにヘッド・ロック。
ケリーがバック・ドロップ。
エルボー・ドロップ。
カバーするもカウント2。
パイル・ドライバー。
コーナーにのぼるとダイビング・バック・エルボー・ドロップへ。
鶴田は避けて自爆させる。
ケリーをロープに振るとハイ・ニー。
ボストン・クラブを決める。
ケリーが上体を起こして座り込む。
鶴田が体勢を変える。
ケリーがカウント2で逃れ押さえ込む。カウント2。
鶴田が殴りつけ張り手。
ケリーが殴りつけていく。
鶴田が腹に足を当てケリーと共に場外に一回転して落下。
リングに戻ろうとする。
ケリーがパンツを掴んで防ぐ。
リングに戻ろうとする。
鶴田が脚を払う。
ケリーがタイガー・クロー。
鶴田がバック・ドロップ。
リングに戻るもその前に10カウント!
両者リング・アウトとなる(8分)!
試合結果
@UN王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.トミー・リッチ(2/25/83)Aジャンボ鶴田vs.タイガー・ジェット・シン(DQ)(3/3/83)
BAWA王座戦(レフェリー:テリー・ファンク):ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ジャンボ鶴田(新チャンピオン!)(2/23/84)
CNWA王座戦、3本勝負:ケリー・フォン・エリック(ch)vs.ジャンボ鶴田(両者リングアウト)(2−2)(5/22/84)
Dインターナショナル王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.テリー・ゴディ(DQ)(10/29/84)