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Highspots:Best of Stan Hansen Disc Sevenの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

Highspots製。
約2時間5分です。

@ハルク・ホーガンvs.スタン・ハンセン(レスリングサミット 4/13/90)
 リアル・アメリカンとして久々の来日を果たしたホーガン。
 技らしい技はなしに張り合う乱戦になっています。
 ホーガンが軽くヒール寄りに立っているのとハンセンがいつも程支配権を握ろうとしていないのが興味深いですね。
 大味ながら最後のアックスボンバー/ラリアットの絡みは良し。
 平均レベル。
 (執筆日:12/3/09)

Aスタン・ハンセン、ダニー・スパイビーvs.ジャンボ鶴田、小橋健太(4/17/90)
 通常以上に長い孤立パートをまかされた小橋ですが、ハンセンに反撃するには技が軽いですね。
 Jrヘビー級でもない中途半端さが目立つ。
 ただしスパイビーに対しては問題は起きていません。
 スパイビーが知的に攻防を生み出しているおかげもありますけどね。
 また鶴田とハンセン、という相性の悪い組み合わせですが
 ハンセンが衰えた事で自然と受けに回る事が出来、鶴田のスケールの大きさは出ていましたね。
 一方のハンセンは小橋相手に力を見せ付ければよい形ですので万事快調。
 タッグとしてはそんなに優れていないが個性は出ているし、
 観客のノリが良く技1つ1つにリアクションしていましたね。
 中々良い試合。

BIWGP王座戦:ビッグ・ヴァン・ベイダー(ch)vs.スタン・ハンセン(新日本プロレス 6/12/90)
 最強外人対決。
 ヒートしながら打撃の力押しでペースを握ろうとし合います。
 流石にハンセンは一歩引いた形でしたが
 それでも手綱を一瞬たりとも放さず相手の体力を削り取う様は
 この2人にしか出来ない闘いです。
 只武器であるフットワーク、場外を使いすぎで
 前半こそ上手く作用していましたが
 終盤は逆にエスカレーションを防ぐ形となっています。
 IWGP王座戦という事に囚われずにダブルDQというフィニッシュを選択したのは正解。
 序盤に前振りもしていますしね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:9/19/09)

C三冠王座戦:スタン・ハンセンvs.三沢光晴(3/4/92)
 そもそもこの2人は噛み合わない気がしますね。
 今回はやけにサブミッションが多過ぎて退屈極まりない。
 もう少し技の配分を考えて欲しいですね。
 平均より少し上。
 (執筆日:6/4/08)

DCC優勝決定選:三沢光晴vs.スタン・ハンセン(4/17/92)
 三沢が強烈なエルボーによりハンセンと対等な打撃戦を実現させています。
 細かい打撃での削りあいと、支配シーンでの重い打撃、ねちっこい腕狙いで
 死闘の雰囲気を着実に作り上げていきました。
 そうなると持ち技を活かした攻防が大きな盛り上がりを生んで行く。
 微妙な格付け関係の中で上手くまとめ工夫したクライマックスでしたよ。
 好勝負に少し届かず。

ECC優勝決定選:三沢光晴vs.スタン・ハンセン(4/21/93)
 前年と同一カードですが内容は見劣りします。
 まずハンセンの受けが大きすぎ。
 三沢の成長も考慮したのでしょうがエルボー一発でダウンすれば表現的に小さくなる。
 その分動く事になる三沢も空間使いは余り美しくなく、無駄に仕切ったりする。
 雰囲気が出来ていないので前回大きな盛り上がりを生んだ
 三沢の持ち技も並列的に配置されただけで盛り上がりを維持するのが精一杯。
 終盤に披露したエルボーとラリアットの相打ちもドラマチックだけどその後に痛がって動けない時間を空けすぎでしょう。
 また腕を痛めた事を考慮するとハンセンは悪い意味で技に迫力がありすぎです。
 平均レベル。

DVD Rating:★★☆☆☆
 (執筆日:8/26/10)

注目試合の詳細

BIWGP王座戦:ビッグ・ヴァン・ベイダー(ch)vs.スタン・ハンセン(新日本プロレス 6/12/90)
  ハンセンが登場しリングに入る。
  続いてベイダーの登場。
  ハンセンはロープ越しにブル・ロープを振り回しぶつけようとする。
  ベイダーはテーブルをリングに投げ入れる。
  ハンセンはリングに入ってきたベイダーのクローズラインを避けると殴りつける。
  ベイダーはエプロンに出て距離を取らせる。
  場外に下りると椅子をリングに投げ入れる。
  ハンセンはその椅子を投げ返す。
  ベイダーがリングに戻る。
  マスクを脱ぐ。
  組むとベイダーが押し飛ばす。
  組むとベイダーが押し倒す。
  ハンセンは場外に出るとゴングを投げる。
  ブル・ロープをポストにくくりつける。
  リングに戻る。
  ハンセンが組むと見せかけ蹴り。
  チョップに張り手。
  ベイダーがヘッド・バッド。
  ハンマーを叩き込む。
  打ち返してきたハンセンにヘッド・バッド。
  ハンセンもヘッド・バッド。
  ベイダーがボディ・ブロー。
  ハンセンが顔を引っかく。
  ベイダーが何発もボディ・ブロー。
  コーナーに振り突進。
  ハンセンは避けるとバック・ドロップを狙う。
  ベイダーは掌を叩きつけ逃れる。
  ボディ・ブローを叩き込む。
  ロープに振りクローズラインを狙う。
  ハンセンが避けバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  ベイダーは顔に手を当てて逃れると顔を殴りつける。
  ハンセンが殴りつけて起き上がりヘッド・ロック。
  ベイダーはロープに振るとバック・エルボーを狙う。
  ハンセンは避けるとクローズラインを狙う。
  ベイダーは避けるとカウンターでクローズライン。
  ボディ・プレスを決めるもカウント2。
  パワー・ボムを狙う。
  耐えられたので狙いを変えサンセット・フリップ。
  ハンセンはヒップ・ドロップで潰すと顔を殴りつけエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ショート・レンジ・ラリアットを決める。
  ベイダーはたまらず場外に出る。
  リングに戻ってきたベイダーにハンセンが襲いかかる。
  ロープに振りバック・エルボー。
  ベイダーが蹴りを入れる。
  ロープに押すとラリアット。
  ハンセンが倒れながらも近づいてきたベイダーに蹴り。
  ベイダーは蹴り返して落とす。
  場外を降りてハンセンに襲いかかる。
  ボディ・ブローを叩き込んでいく。
  ハンセンも張り手にチョップ。
  ベイダーがヘッド・バッド。
  ハンセンが蹴り。
  もつれながらリングに戻る。
  ハンセンが殴りつけて起こすと顔にニー。
  ベイダーが殴りつける。
  ハンセンが裏拳。
  ベイダーがヘッド・バッド。
  ハンセンは脚を取って倒すとレッグ・ロック。
  ベイダーはドラゴン・スリーパーに捕らえて放させようとする。
  ハンセンはたまらず放してしまう。
  ベイダーは逃れられるもハンセンを起こすと前腕を叩きつけていく。
  ボディ・スラム。
  チン・ロック。
  マットに押し付けて圧力をかける。
  アーム・ロック。
  髪を掴むとヘッド・バッドを連発。
  アーム・ロック。
  起こすとコーナーに振りスプラッシュ。
  起こして前腕を叩きつける。
  ボディ・ブロー。
  殴りつける。
  ハンセンが張り手。
  ベイダーが突進。
  ハンセンはカウンターで蹴りを入れるとショルダー・タックル。
  もう1発ショルダー・タックルを叩き込む。
  場外に落ちたベイダーを追うと突進してエルボー。
  柵にぶつける。
  場外カウントをカットしてから椅子を叩きつける。
  もう1発。
  リングに戻る。
  ベイダーは流血。
  ハンセンはエプロンに出ると顔を蹴りつけリングに戻る。
  エプロンに上がってきたベイダーを捕まえると頭部にエルボー。
  チョップを入れるとスナップ・メアでリングに投げ入れる。
  起こそうとする。
  ベイダーがボディ・ブロー。
  ハンセンは殴りつけるとブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  エルボー・ドロップ。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ベイダーが場外に転がり出る。
  ハンセンが追って頭部を殴りつけていく。
  15分経過。
  ベイダーが殴り返す。
  ハンセンはエルボーを打ち込むとベイダーをリングに戻す。
  ロープを使ってエルボー・ドロップ。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振りウェスタン・ラリアットへ。
  ベイダーは避けるとスクール・ボーイ。カウント2。
  ハンセンが殴りつけコーナーに振る。
  ショルダー・タックルを狙うもベイダーがカウンターでベイダー・タックル。
  両者ダウン。
  ベイダーが先に起き上がり両膝をついたハンセンを殴りつける。
  ハンセンが前から突っ伏す。
  ハンセンを起こそうとする。
  ハンセンが場外に転がり出る。
  ベイダーは場外に下りると張り手にヘッド・バッド。
  殴りつけてきたハンセンに裏拳を叩き込みヘッド・バッド。
  リングに戻すとアバランシュ・スラム。カウントは2。
  ロープに走りボディ・プレス。カウントは2。
  ハンセンがエプロンに転がり出る。
  ベイダーが倒れながら殴りつけるとハンセンが場外に出る。
  ベイダーは後を追うと鉄柱にぶつける。
  マウントで殴りつけていく。
  リングに戻る。
  20分経過。
  ハンセンも流血。
  ハンセンがリングに戻ろうとする。
  ベイダーが蹴り飛ばし場外に下りる。
  テーブルに叩きつける。
  テーブルを持つとぶつける。
  リングに戻しカバーするもロープの外に体が出ている。
  ベイダーがロープに振り技を狙う。
  ハンセンがロープを掴んで場外へ。
  ベイダーは後を追うとハンセンを鉄柱にもたれさせる。
  距離を取り技を狙う。
  ハンセンがカウンターでラリアット。
  ベイダーがハンセンの背中を殴りつける。
  ハンセンはブル・ロープを掴むとリングに戻る。
  追ってきたベイダーにブル・ロープを巻きつけ締め上げる。
  ベイダーもロープをハンセンに巻きつけている。
  両者反則という裁定が下る。
  両者はなれるもハンセンがブル・ロープで襲いかかり殴りつける。

試合結果

@ハルク・ホーガンvs.スタン・ハンセン(レスリングサミット 4/13/90)
Aスタン・ハンセン、ダニー・スパイビーvs.ジャンボ鶴田、小橋健太(4/17/90)
BIWGP王座戦:ビッグ・ヴァン・ベイダー(ch)vs.スタン・ハンセン(ダブルDQ)(新日本プロレス 6/12/90)
C三冠王座戦:スタン・ハンセン(新チャンピオン!)vs.三沢光晴(3/4/92)
DCC優勝決定選:三沢光晴vs.スタン・ハンセン(優勝!)(4/17/92)
ECC優勝決定選:三沢光晴vs.スタン・ハンセン(優勝!)(4/21/93)