Highspots:Best of Stan Hansen Disc Twoの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
Highspots製。
約2時間15分です。
@NWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs.スタン・ハンセン(4/17/81)
猪木が雰囲気を作るはずが仕掛けにいったりと狙いが安定しません。
ハンセンとの意思疎通も空振り気味ですね。
後半、フットワークの知略で良くなりますが、
それぞれの攻防がずれていて積み重なりません。
最後もわざといったように見えるフェンス・アウト・フィニッシュでした。
悪くない試合。
ANWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs.スタン・ハンセン (5/1/81)
前回と違って序盤は雰囲気と行動が一致しています。
中盤はレスリング主体ですがそうなるとハンセンは余り魅せれませんね。
しかしハンセンの大技、猪木の一極狙いで確実にステージをあげて行く。
最後は単純ながらそれぞれ適切な技数のバランスで攻防。
まあまあ良い試合です。
Bスタン・ハンセン、ボビー・ダンカンvs.アントニオ猪木、長州力(5/8/81)
ダンカンがハンセン並のブローラーで良いですね。
レスリングは出来ないのですが、それを認めてサブミッションに捉えられればがむしゃらに抵抗する。
ハイ・テンポによる打撃のリズムが心地よく、
ここぞでの動きの重ね方にも感心させられます。
最後こそ両リンでしたが十分満足行く。
平均的な良試合。
Cスタン・ハンセン、ハルク・ホーガンvs.アントニオ猪木、ダスティ・ローデス(5/26/81)
ホーガンとハンセンのタッグとしての完成度が上がっていて
速いペースのスタートには惹きつけられました。
しかしダスティが出ると、そのリズムがフィットせず試合が壊れていきます。
ハンセン−猪木が救いになる事もなく、そのままシンの乱入というエンドへ。
悪くない試合。
(執筆日:12/3/09)
D第4回MSG優勝決定戦:スタン・ハンセンvs.アントニオ猪木(6/4/81)
当日に猪木はシンと決勝進出をかけて試合をしているのでこの試合は奇襲ラリアートを食らって基本やられています。
十分な反撃、新しい見せ場も出来ず、最後は浮いた場外の攻防で幕。
優勝決定戦と期待していると肩透かし。
猪木が勝てば良い、という内容になっています。
少し悪い試合。
Eスタン・ハンセン、ハルク・ホーガンvs.長州力、ディノ・ブラボー(10/8/81)
ディノは良い動きを見せていますが自分勝手で
全体で見たときにぎくしゃくした配置になっています。
それに伴い長州は相変わらずパッとしない。
少し悪い試合。
(執筆日:12/3/09)
Fスタン・ハンセンvs.キラー・カーン(12/1/81)
カーンの強さが不安定ですね。
ハンセンもどう受けるべきか掴みかねて適当に対応しています。
それはそれで荒さが光る結果となっているのが救いか。
少し悪い試合。
Gスタン・ハンセン、ローランド・ボックvs.アントニオ猪木、藤波辰巳(12/8/81)
ハンセンの見た目どおりの強さと、ボックの底知れぬ強さ。
進行、連携も不細工だけど面白いタッグですね。
猪木が適切な対抗馬になれず、藤波の頑張りが前に出た内容です。
悪くない試合。
H第2回MSGタッグ・リーグ準決勝:スタン・ハンセン、ディック・マードックvs.アントニオ猪木、藤波辰巳(12/10/81)
猪木はこの試合に限らずハンセンに対してちょこまか動きすぎですね。
ハンセンに対して強さが崩れています。
ところで、この試合の主役はマードックでしたね。
時流を呼んだ試合運び、テンポ・チェンジ、上手い大技の織り交ぜ。
飛びぬけて光る技量です。
このマードックがブレーン・バスターを控えに崩された形でカウント3を奪われるのだものなぁ。
本当のトップとして扱われるべき逸材でした。
平均レベル。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:8/26/10)
注目試合の詳細
なし試合結果
@NWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs.スタン・ハンセン(フェンス・アウト)(4/17/81)ANWF王座戦:アントニオ猪木(ch)vs.スタン・ハンセン (5/1/81)
Bスタン・ハンセン、ボビー・ダンカンvs.アントニオ猪木、長州力(ダブル・リングアウト)(5/8/81)
Cスタン・ハンセン、ハルク・ホーガンvs.アントニオ猪木、ダスティ・ローデス(DQ)(5/26/81)
D第4回MSG優勝決定戦:スタン・ハンセンvs.アントニオ猪木(優勝!)(リングアウト)(6/4/81)
Eスタン・ハンセン、ハルク・ホーガンvs.長州力、ディノ・ブラボー(10/8/81)
Fスタン・ハンセンvs.キラー・カーン(リングアウト)(12/1/81)
Gスタン・ハンセン、ローランド・ボックvs.アントニオ猪木、藤波辰巳(12/8/81)
H第2回MSGタッグ・リーグ準決勝:スタン・ハンセン、ディック・マードックvs.アントニオ猪木、藤波辰巳(ダブル・リングアウト→延長)(12/10/81)