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Highspots:Best of Eddie Guerrero in Japan Disc Twoの分析


名勝負 BoSJ準決勝:ブラック・タイガーvs.ワイルド・ペガサス(6/11/96)
好勝負 なし

Highspots製。

@ジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ブラック・タイガー(2/3/96)
 意外に噛み合いませんね。
 技が持っている効果が発揮されず
 見ていてもどかしい内容でした。
 平均レベル。

ABoSJ公式戦:ブラック・タイガーvs. 大谷晋二郎(6/5/96)
 エディが攻めで、大谷が受けで
 それぞれジュニア級ならではのスパイスを利かせて
 面白い脚攻めを演出しました。
 終盤も攻防含め良いですね
 只敢えて脚へのダメージ表現を枷にしない程度に抑えたのなら
 もう1段階爆発させて欲しかった。
 好勝負に届かずも中々良い試合です。

BBoSJ準決勝:ブラック・タイガーvs.ワイルド・ペガサス(6/11/96)
 昨年の一戦を超えてきたこのカードのマスター・ピース。
 とにかく完成度が高いです。
 まずこれまでに蓄積した素材を整理整頓し
 適材適所に配置しています。
 次に非常に意識しあって力が入っています。
 当然の事ではありますが、ここまでエネルギッシュなものも中々見られませんよ。
 3番目としては中盤に見られたペガサスによる執拗なスリーパー攻め。
 一般的にチン・ロックによるこの戦略を
 スリーパーでやるという事は難しく、また挑戦的でしたが
 見事に成功させています。
 4番目。
 終盤も素晴らしい。
 新日ジュニアの過激化、登山道を登りながら
 激しさの頂を通り越して上空に舞い上がりポートレイト化。
 美しいの一言です。
 この中ではついでの部類に入りますけれども
 フィニッシュが去年の雪崩式ツームストンに1ムーブ加えた攻防なのもにくいですね。
 文句なしに名勝負です。

CBoSJ決勝:ブラック・タイガーvs.獣神サンダー・ライガー(6/12/96)
 ちょっと相性が 悪いのかな。
 中盤まで本来両者が高めあって出てくるはずのムーブを
 単発で出して積み重ねているんですね。
 一応丁寧には行われているのですが
 この2人ならより面白く調理できるはずなのに、と惜しまれます。
 しかし終盤の派手な撃ち合いは素晴らしく
 決勝としての体裁は保ちました。
 好勝負に届かずも中々良い試合です。

Dジュニア級王座戦:グレート・サスケ(ch)vs.ブラック・タイガー(6/17/96)
 サスケがベノワのスリーパー戦略をパクるも見劣りしていたり
 噛み合わない動きも見られたりと凄い試合にはならず。
 只サスケはフィニッシュ含め素晴らしい動きを見せましたし
 良い攻防もありました。
 一応次第点の平均的な良試合か。

Eブラック・タイガーvs.大谷晋二郎(9/16/96)
 初っ端から大谷が奇襲し必殺技まで持っていくという
 つまらない展開で冷めます。
 その後も見るもの無くミスも出ます。
 少し悪い試合。
 この頃の大谷はセールが下手な印象を受けますね。
 Gも意図的なものじゃなかったのか?
  
総評
 良いカードが揃っているだけに十分なクオリティを誇っています。
 中でも盟友ペガサスとの数え歌が収録されているのは
 ファンとして嬉しい所ですね。
DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:10/31/08)

注目試合の詳細

BBoSJ準決勝:ブラック・タイガーvs.ワイルド・ペガサス(6/11/96)
  握手を求めるペガサスに対しタイガーは応じない。
  最初のレスリングはペガサスがやや優位。
  ペガサスがアーム・バーを狙う。
  タイガーは組んで防ぐとパワー・ボムの体勢へ。
  ペガサスを持ち上げゴーリー・スペシャル。
  カバーに持っていく。
  丸め込みの応酬に。
  両者相対して仕切り直し。
  ペガサスは腕を取って倒すと手を掴んで押し込む。
  タイガーはペガサスの腹に足を当て跳び上がるとハリケーン・ラナ。
  仕切り直し。
  組むと見せかけタイガーがドロップ・キックを放つ。
  読んでいたペガサスが離れて避ける。
  組むと見せかけペガサスが脚を取りに行く。
  変形ムタ・ロックを決める。
  タイガーが腕のロックを外しロープを掴む。
  仕切り直し。
  タイガーが脚を取りドラゴン・スクリュー。
  すかさずレッグ・ロックを決める。
  ペガサスは食らいながらもレッグ・ロックを決める。
  タイガーが先に放して起き上がろうとする。
  ペガサスは脚をかけて倒すとボストン・クラブ。
  タイガーがロープを掴む。
  タイガーがサミングを決めボディ・スラム。
  続けてヒーロを決める。
  花道に蹴りだすともう1発。
  起き上がったペガサスに向け突進。
  ペガサスがカウンターでリング内へのショルダー・スルーを決める。
  バック・ドロップでカバー。カウント2。
  スリーパーに捕らえる。
  タイガーが何とかロープを掴む。
  ペガサスがタイガーをロープに振り打ち上げる。
  タイガーがハリケーン・ラナに切り返す。
  ペガサスはカウント1で返すとスリーパーに捕らえる。
  レフェリー・チェックが入る。
  タイガーは3度目で腕を挙げると起き上がりエルボー。
  ロープに走りショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ペガサスがカウンターでクロス・チョップ。
  すかさずスリーパーに捕らえる。
  レフェリー・チェックが入る。
  タイガーは3度目で腕を挙げると起き上がる。
  ペガサスは自ら解くとタイガーをロープに振る。
  タイガーにヘッド・シザースを食らうも素早く起き上がりスリーパー。
  タイガーが何とかロープを掴む。
  ペガサスがロープに振りキッチン・シンクを狙う。
  タイガーが避けると同時にスクール・ボーイ。
  ペガサスはカウント2で返すとスリーパー。
  タイガーがロープを掴む。
  ペガサスが首切りポーズからパワー・ボム。
  続けてダイビング・ヘッド・バッドへ。
  タイガーが避けたため自爆。
  ペガサスがタイガーに突進。
  タイガーはカウンターで場外へのショルダー・スルーを決める。
  ブランチャで追撃を狙う。
  ベノワは防ぐとタイガーを柵に振ってぶつける。
  リングに戻るとトペ・スイシーダを決める。
  リングに戻すとパワー・ボムを狙う。
  タイガーは後ろに逃れるとブレーン・バスター。
  コーナーに登りフロッグ・スプラッシュ。カウントは2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  ペガサスが後ろに着地しスリーパー。
  タイガーがロープを掴む。
  ペガサスがタイガー・スープレックスを狙う。
  タイガーがロープを掴む。
  ペガサスは解くもタイガーが安心してロープを放すやタイガー・スープレックス・カウントは2。
  ロープに振りバック・ブリーカーを狙う。
  タイガーが耐えツームストンを狙う。
  ペガサスが体勢を入れ替えツームストン。
  カバーするもカウントは2。
  コーナーに乗せると雪崩式バック・ドロップ。
  起き上がったペガサスはコーナーのタイガー目がけ突進。
  タイガーは避けて激突させるとトルネードDDTを狙う。
  ペガサスが押し飛ばして防ぐ。
  タイガーは着地するとクローズラインを受け止めBTボム。カウントは2。
  ペガサスをコーナーに乗せると自身も登っていく。
  ペガサスが隙を突いてツームストンの体勢に持っていく。
  タイガーはエプロンに逃れるとペガサスを殴りつける。
  雪崩式ハリケーン・ラナを決める。カウントは2。
  コーナーに乗せトップ・ロープからのスーパープレックス。
  カバーし1,2,3!
  タイガーの勝利!


CBoSJ決勝:ブラック・タイガーvs.獣神サンダー・ライガー(6/12/96)
  ライガーが握手を求めるもタイガーは応じない。
  一進一退のレスリング。
  相対して仕切り直し。
  タイガーが脚を取る。
  キャメル・クラッチを決める。
  ライガーは抜けるとサブミッションを決めようとするもタイガーがその前にロープを掴む。
  タイガーが場外に出て間をおく。
  ライガーはロープに走って牽制。
  タイガーがリングに戻ってくる。
  四つに組む。
  タイガーは腹に足を当てると跳び上がりハリケーン・ラナ。
  ライガーは場外に出て間をおく。
  タイガーがコーナー上に駆け上り牽制。
  ライガーがリングに戻る。
  タイガーが低空ドロップ・キック。
  エプロンにライガーの脚をぶつけるとロープ越しに飛び脚を攻撃。
  4の字を決める。
  ライガーが食らった状態でアンクル・ロック。
  そこから反転させる。
  タイガーがロープを掴む。
  ライガーがタイガーの脚をリングに叩きつける。
  ロメロ・スペシャルを決める。
  続けてキャメル・クラッチ。
  離すとタイガーをロープに振りバック・ブリーカー。
  グラウンド・サブミッションを決める。
  アーム・バーを狙う。
  タイガーは手を掴み抜けるとロープに振りレッグ・ラリアット。
  パワー・ボムを決めヒーロ。
  レッグ・ロックを決める。
  ライガーもレッグ・ロックを決める。
  タイガーが先にロープに逃げる。
  ライガーがグラウンド・ヘッド・シザース。
  ハンマー・ロックに移行する。
  タイガーがロープに脚をかける。
  ライガーはコーナーに振るとウィール・キック。
  タイガーがコーナーに振り返し突進。
  ライガーがカウンターで場外へのショルダー・スルーを狙う。
  タイガーは着地するとショルダー・ブロックを決めコーナー上へ。
  ライガーが掌底で叩き落す。
  そしてダイビング・クロス・ボディ。
  タイガーがカウント9でリングに戻る。
  ライガーがパワー・ボム。カウント2。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  パワー・ボムを狙う。
  後ろに逃れられるも蹴りをいれ突進。
  タイガーは避けると同時にロープを下げて落とす。
  ブランチャへ。
  ライガーは避けると柵に振ろうとする。
  タイガーが振り返して柵にぶつける。
  コンクリート上にボディ・スラム。
  更にダイビング・クロス・ボディを決める。
  ライガーをリングに戻すとコーナー上へ。
  登ってきたライガーを落とすとダイビング・ボディ・プレスへ。
  ライガーは両膝を立てるとラ・マヒストラル。カウント2。
  フィッシャーマンズ・バスターもカウント2。
  ロープに振る。
  タイガーがボディ・シザースで丸め込む。カウント2。
  ライガーがクローズラインへ。
  避けられるも掌底を決めカバー。カウント2。
  投げっぱなしジャーマン。
  アピールするとライガー・ボム。カウントは2。
  トルネードDDTを狙う。
  タイガーは潰すとニーをいれブレーン・バスター。
  ライガーを起こすとBTボム。カウント2。
  コーナーに乗せトップ・ロープからのスーパープレックスを狙う。
  ライガーがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  ライガーがタイガーの腕にダイビング・ダブル・ニー・ドロップ。
  すかさずアーム・バーに捕らえるもタイガーがロープに脚をかける。
  コーナーに乗せようとする。
  タイガーは蹴り飛ばして防ぐと向かってきたライガーを担ぎコーナーに乗せる。
  殴りつけるとトップ・ロープからのスーパープレックス。
  カバーし1,2,3!
  タイガーの優勝!

試合結果

@ジュニア級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ブラック・ タイガー(2/3/96)
ABoSJ 公式戦:ブラック・タイガーvs.大谷晋二郎(6/5/96)
BBoSJ準決勝:ブラック・タイガーvs.ワイルド・ペガサス(6/11/96)
CBoSJ決勝:ブラック・タイガー(優勝!)vs.獣神サンダー・ライガー(6/12/96)
Dジュ ニア級王座戦:グレート・サスケ(ch)vs.ブラック・タイ ガー(6/17/96)
Eブラック・タイガーvs.大谷晋二郎(9/16/96)