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Highspots:Pegasus Kid Chris Benoit The Final Ride Disc Oneの分析


名勝負 ペガサス・キッドvs.スティーブ・リーガル(9/23/95)
好勝負 ジュニア級王座戦:金本浩二(ch)vs.ペガサス・キッド(9/25/95)

Highspots製。
2枚組み約2時間55分です。

@ペガサス・キッドvs.スティーブ・リーガル(9/23/95)
 WCWからの参戦者同士の対決ですが
 新日ジュニアにおいては異質な内容となりました。
 総時間21分の内15分、つまりほとんどですけれども
 これがレスリングのみというまさかの純ランカシャー・スタイル。
 キッドも上手いんですが、ここはもうリーガルの真骨頂ですね。
 サブミッションの動かし方といい 
 かけた状態で打撃を織り交ぜたりしながらの緩急のつけ具合といい
 まさにリング・マスター。
 残りの6分もまた異形なり。
 投げを織り交ぜながらも打撃主体の乱戦。
 多少崩れてはいましたが
 最後はしっかり丸め込みで締め名品を完成させました。
 ぎりぎり名勝負。

Aジュニア級王座戦:金本浩二(ch)vs.ペガサス・キッド(9/25/95)
 一方こちらは正統な新日ジュニア・マッチ。
 軽快な攻防でリズムを刻みハイ・テンションに持っていくと
 投げを常用してそれを維持します。
 そしてクライマックスは一進一退で大技を打ち合う。
 素晴らしい内容でしたが
 今回はこのクライマックスがやや過剰でしたね。
 時代上ムーブが被るものもある状況で
 ほとんどの技を出し尽くした格好となっていますから。
 これで1ランク落としましたがぎりぎり好勝負。
 王座戦にふさわしい内容です。

B獣神ライガー、橋本真也vs.ペガサス・キッド、スコット・ノートン(3/13/96)
 ライガーとキッドの素早い攻防と
 橋本とノートンの重厚感ある攻防、
 そしてキッドとライガーは体格差をのりこえられるのか・・・
 というのが売り文句なんでしょうが
 5分ではまったくもって足りない。
 少し悪い試合。

C3本勝負:タカ・ミチノク、大谷晋二郎、金本浩二、石沢常満vs.グラン浜田、ペガサス・キッド、エル・サムライ、獣神ライガー(3/14/96)
 豪華な面子が揃っており
 年代の割りには多人数スポットも頑張っているので
 見所の多い試合になりましたね。
 しかしゴングが鳴るなり乱闘を起こして序盤をスキップしたので
 途中から食傷気味になってしまうのが難点。
 中々良い試合。

D橋本真也、平田淳嗣、西村修vs.ペガサス・キッド、ブッカーT、スティービー・レイ(3/17/96)
 カード通り何という事もない試合。
 可もなく不可もなくの平均レベル。

DVD Rating:★★★☆☆
 (執筆日:7/21/08)

注目試合の詳細

@ペガサス・キッドvs.スティーブ・リーガル(9/23/95)
  リーガルがヘッド・ロック。
  その状態で拳を叩き込む。
  ロープに振られショルダー・タックルを決める。
  フロント・ヘッド・ロック。
  リスト・ロックに返されるも
  それをリスト・ロックに返しヘッド・ロックへ移行。
  キッドが力技で外そうとする。
  リーガルはその動きに合わせてヘッド・ロックに返す。
  ロープに振られショルダー・タックルを決める。
  カバーするもカウント2。
  ヘッド・ロック。
  キッドがドロップ・トー・ホールドに切り返しヘッド・ロック。
  リーガルは膝を曲げるとリスト・ロックに返す。
  ヘッド・ロックに移行。
  キッドはロープに振るとヒップ・トスを決める。
  仕切り直し。
  力比べと見せかけキッドがアーム・ロック。
  リーガルが倒してリスト・ロック。
  キッドは跳び起きるとリスト・ロックに返す。
  リーガルがアーム・ドラッグに返しグラウンド・ヘッド・ロック。
  その状態で掌底を叩き込む。
  リスト・ロック。
  キッドが倒して返そうとするも阻止される。
  リーガルはリスト・ロックを決めた状態でエルボー。
  キッドは起き上がるとアーム・ドラッグに返しグラウンド・ヘッド・ロック。
  外されるも続けて腕を取る。
  リーガルがニーをいれ体勢を入れ替える。
  キッドがロープに脚をかける。
  仕切り直し。
  リーガルは脚を取って倒すとリスト・ロック。
  腕にヒップ・ドロップを落としハンマーロック。
  キッドはバック・エルボーを入れ逃れる。
  キッドがリスト・ロック。
  リーガルは周りを回っていきフォア・アームズ。
  アーム・ドラッグで腕を取る。
  その状態で掌底。
  起き上がられるもアーム・ドラッグでグラウンドに戻す。
  再び起き上がられるもアーム・ドラッグで戻す。
  腕にニーを落としリスト・ロック。
  キッドは肩によじ登るとキー・ロックに返し倒す。
  リーガルがカバーの体勢に持っていく。
  キッドはカウント2で返しロックも離さない。
  リーガルはニーを落とし逃れると両手を押し込みカバーへ。
  カウント2。
  押し込む。
  カウント2。
  キッドがブリッジで起き上がる。
  リーガルがヘッド・バッド。
  もう1発。
  コーナーに押し込むとモンキー・フリップ。
  キッドはリーガルの腹に足を当て起き上がる。
  キッドが脚をかけ倒す。カウント2。
  リーガルは蹴って左腕を離そうとする。
  無理と見るや跳び起きる。
  キッドがモンキー・フリップ。
  リーガルが腹に足を当て起き上がろうとする。
  キッドはその瞬間に手を離しリーガルを落とす。
  15分経過。
  エプロンに上がったリーガルにスプリングボード式フォア・アームズで落とす。
  フェンスにぶつける。
  キッドはリングに戻る。
  リーガルは脚を押さえており中々リングに戻れない。
  キッドは場外に出ると蹴りつけチョップ。
  鉄柱にぶつける。
  リングに戻す。
  リーガルは耳の辺りから流血。
  フォア・アームズを浴びせていく。
  キッドがボディ・スラムからダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウントは2。
  フォア・アームズに蹴りを叩き込んでいく。
  リーガルは体勢を入れ替えるとアッパーカート。
  しかし体力の差は大きい。
  キッドは打ち返すとコーナーに乗せ雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウントは2。
  コーナー上へ。
  リーガルが捕まえるも脚の痛みからコーナー上に登れない。
  セカンド・ロープからダブル・アーム・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  何度もカバーするがカウント2。
  キッドがクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  何度もカバーするがカウント2。
  ツームストンを決めカバー。カウント2。
  リーガルが場外に転がり出る。
  キッドがチョップを浴びせるとリーガルはリング内へ。
  キッドはコーナー上に跳び乗ると
  そこから飛びサンセット・フリップ。
  リーガルは流れに合わせて逃れるとジャックナイフ固め。
  1,2,3!でリーガルの勝利!
  信じられないキッドは決まった時こそ蹴りつけるも
  冷静になるとハグしリーガルを気遣う。


Aジュニア級王座戦:金本浩二(ch)vs.ペガサス・キッド(9/25/95)
  キッドはロープに押し込むもクリーンに離れる。
  一進一退のレスリング。
  金本が軽快な動きを見せている。
  力比べへ。
  金本が押し込む。
  キッドは起き上がると押し込む。
  上にのろうとする。
  その動きを利用しか金本がモンキー・フリップ。
  キッドは腹に足を当て起き上がると
  モンキー・フリップと見せかけ丸め込み。
  丸め込みの応酬。カウント2。
  カウント2で返した金本が首投げ。
  キッドがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  金本は倒立から上にかぶさる。
  キッドはブリッジで起き上がると腹にニー。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるも股下を通るとスリング・ショットで落とす。
  ベースボール・スライドにトペ・スイシーダで追撃。
  柵にぶつけリングに戻る。
  金本がリングに戻ってくる。
  キッドにロー・キックを浴びせレッグ・ロック。
  チン・ロック。
  キッドは起き上がるとエルボー。
  ロープに振られショルダー・タックルを決める。
  金本が跳び起きる。
  キッドがロープに走る。
  金本がカウンターでベリー・トゥー・ベリー。
  ブレーン・バスターを狙う。
  キッドは防ぐと逆にブレーン・バスター。
  場外へのブレーン・バスターを狙う。
  金本はエプロンに着地すると場外へのブレーン・バスターを決める。
  エプロンからドロップ・キックを決める。
  リングに戻ってきたキッドにレッグ・ロック。
  キッドはかけられたままハンマーロックを決める。
  金本が嫌ってヘッド・ロックに体勢を変える。
  アーム・バーに移行する。
  キッドは手を掴んで伸びないようにする。
  金本が引っ張って離そうとする。
  キッドは脚のロックを解き起き上がると蹴りつける。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるも蹴りつけコーナー上へ。
  金本がアーム・ドラッグで落としコーナー上へ。
  キッドが捕まえ雪崩式バック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ボディ・スラムからダイビング・ヘッド・バッドへ。
  金本が避け自爆させる。
  金本がセカンド・ロープからセントーン。
  カバーするもカウント2。
  ムーンサルトへ。
  キッドは避けると着地した金本に蹴りを入れパワー・ボム。
  続けてダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウントは2。
  コーナーに乗せ雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  ミサイル・キックを決めると突進。
  金本がカウンターでハリケーン・ラナ。カウント2。
  キッドはボディ・スラムを決めるとコーナー上へ。
  金本が捕まえ雪崩式ハリケーン・ラナ。
  そしてムーンサルト。
  しかしカウントは2。
  ミサイル・キックを決める。
  ロープに振りドロップ・キックへ。
  キッドは潜り抜けるとジャーマン。
  カウント2で返されるも離さずドラゴン・スープレックス。カウント2。
  首切りポーズからパワー・ボムを狙う。
  金本がアーム・ドラッグに切り返す。
  キッドがロープに走りクローズラインへ。
  金本もクローズラインを放ち相打ち。
  両者ダウン。
  先に起き上がった金本がコーナー上へ。
  スーパープレックスを狙う。
  金本が背後に着地しジャーマン。
  続けてムーンサルト・セントーンを決めるもカウント2。
  ならばとタイガー・スープレックスを決め1,2,3!
  金本の防衛!

試合結果

@ペガサス・キッドvs.スティーブ・リーガル(9/23/95)
Aジュニア級王座戦:金本浩二(ch)vs.ペガサス・キッド(9/25/95)
B獣神ライガー、橋本真也vs.ペガサス・キッド、スコット・ノートン(3/13/96)
C3本勝負:タカ・ミチノク、大谷晋二郎、金本浩二、石沢常満vs.グラン浜田、ペガサス・キッド、エル・サムライ、獣神ライガー(2−0)(3/14/96)
D橋本真也、平田淳嗣、西村修vs.ペガサス・キッド、ブッカーT、スティービー・レイ(3/17/96)