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Highspots:Holy Demon Army Kawada & Taue Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 世界タッグ王座戦:川田利明、田上明(ch)vs.三沢光晴、小橋健太 (6/1/93)

川田利明、田上明vs.カンナム・エクスプレス(11/17/93)

約2時間5分です。

田上vs.川田の抗争決着戦を最後だけ収録。
これで和解し聖鬼軍結成へ。

@川田利明、田上明vs.小橋健太、菊池毅(5/14/93)
 タッグとして初の試合ですから
 連携を軽くお披露目しただけで終わるかと思いきや
 激しい打ち合いで攻防、緩急を作るという方向性を見せると
 控えもリングに入って同時にサブミッションをかけたり、
 控えもリングで叩きのめして決着といった
 新たなステージに進めるスポットも披露しており
 好勝負に届かずも中々良い試合になっています。

A世界タッグ王座戦:テリー・ゴディ、スティーブ・ウィリアムス(ch)vs.川田利明、田上明(5/20/93)
 前述の通り田上、川田は新たな様式を探っていました。
 しかしゴディ、ウィリアムスは旧様式を代表するタッグであるので
 幾つかのスポットだけで挑戦的な内容にはならず@のような爆発力も見られません。
 また旧様式ではチームのためにある程度個性を抑える必要があり、
 シングル・レスラーとしての完成度がストレートには反映されませんから
 タッグ王座戦としては少し物足りず
 終盤の伸び具合もちょっとあざとく見える。
 まあまあ良い試合程度。

B世界タッグ王座戦:川田利明、田上明(ch)vs.三沢光晴、小橋健太 (6/1/93)
 お待たせしました。
 名目は川田、田上のタッグ物ながら
 実質四天王タッグの特集物といって良いほどこのカードは魅力があります。
 さて9番行われた内の初試合がこれ。
 三沢vs.川田を目玉に添えながら
 持てる力を全て尽くしたファイトで
 最後にはどの組み合わせも目玉になり
 今後名勝負数え歌になる事が約束されました。
 只前述のように川田、田上が、また三沢、小橋にしても
 タッグとして未完の部分が多く30分近くもの試合時間は
 長く、くどい印象をうけてしまいますね。
 文句なしに好勝負です。

C世界タッグ王座戦:川田利明、田上明(ch)vs.スタン・ハンセン、テッド・デビアス(10/14/93)
 乱戦からいきなり場外ダイブにいく等荒れた展開と
 田上への脚攻めが同居した一戦。
 この切り替えを、控えの自分を落としに来た相手を
 場外に引き摺り下ろし脚を柵にぶつける、という
 やり方で演出したハンセンは素晴らしいですね。
 デビアスが一人綺麗過ぎるファイトで
 相手の魅力を引き出しきれなかったのが少しマイナスですが
 見応えのある内容で中々良い試合です。

D川田利明、田上明vs.カンナム・エクスプレス(11/17/93)
 カンナムのベスト・ワークじゃないでしょうか。
 カット、介入を多用し素晴らしいペースで
 目まぐるしく展開させていきます。
 いつもみたいに流れが切れがちという事もないですしね。
 川田、田上もこれに追いつけている、という事で
 これまでの努力、タッグとしての完成を証明しました。
 ぎりぎり好勝負。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

B世界タッグ王座戦:川田利明、田上明(ch)vs.三沢光晴、小橋健太(6/1/93)
  小橋対田上で試合開始。
  田上はロープに押し込むもクリーンに離れる。
  腕の取り合い。
  田上が顔を掴んで押し飛ばす。
  ロープに押し込むと張り手を連打。
  ロープに飛ばされるとショルダー・タックルを決める。
  ロープに走る。
  小橋がカウンターでドロップ・キックを決める。
  頭部にビッグ・ブーツを決める。
  ロープに走る。
  田上がビッグ・ブーツを狙うも外される。
  仕切り直し。
  両者交代する。
  川田がロープに押し込みチョップ。
  三沢はエルボーで打ち返すとロープに振りドロップ・キックを決める。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるも直撃を避ける。
  川田が蹴りを放つ。
  受け止められるも先にエルボー。
  三沢はコーナーにもたれかかるもエルボー。
  三沢がビッグ・ブーツへ。
  川田は避けるとラリアットへ。
  三沢は避けるとスピン・キックへ。
  川田は避けるとビッグ・ブーツにいくも避けられる。
  仕切り直し。
  三沢がハンマー・ロックを決め交代する。
  小橋がチョップを浴びせていく。
  川田は耐えると蹴りを放っていく。
  小橋がチョップにスピン・キック。
  ブレーン・バスターを狙う。
  川田が体勢を低くして耐える。
  逃れると小橋にバタフライ・ロック。
  自陣に持って行き交代。
  田上は小橋をロープに振るとドロップ・キック。
  パワー・ボムを狙う。
  小橋はリバース・スープレックスに返すとタッチ。
  入ってきた三沢に田上が襲いかかる。
  三沢は返り討ちにするとロープに振りクロス・ボディ。カウント2。
  チン・ロック。
  起こすとエルボー。
  交代した小橋が田上をロープに振りフライング・ショルダー・タックル。
  カバーするもカウント2。
  滞空式ブレーン・バスターでカバー。カウント2。
  田上はコーナーに振り返すとブルドッグ。
  ロープの上に落とし交代。
  川田は小橋をロープに振りニール・キック。
  カバーするもカウント2。
  ストレッチ・プラグを狙う。
  小橋がロープに逃げる。
  フェイス・ロックを狙う。
  小橋がロープに逃げる。
  交代した田上は小橋を場外に落とす。
  柵にぶつけ柵の上に落とす。
  リングに戻すとアブナミドル・ストレッチ。
  交代した川田がアブナミドル・ストレッチを狙う。
  小橋がローリング・クレイドルに切り返す。カウント2。
  交代した三沢がジャンピング・キックを叩き込んでいく。
  川田がロー・キックで打ち返す。
  ダウンした三沢にハーフ・ボストン・クラブ。
  三沢がロープを掴む。
  交代した田上がニー・クラッシャーを狙う。
  三沢がヘッド・ロックで防ごうとする。
  田上が狙いを変えバック・ドロップ。
  もう1発狙う。
  三沢は着地するとエルボー。
  交代した小橋がチョップにレッグ・ドロップでカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  田上はジョー・ブリーカーに切り返すと川田にタッチ。
  小橋が川田にチョップを入れロープに振る。
  川田は振り返すと小橋を持ち上げ場外に落とす。
  エプロンに上がってきた小橋にリング内への滞空式ブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  サッカーボール・キックを決める。
  挑発するように頭部を蹴りつけチョップ。
  タッチすると田上と共に小橋を振りダブル・ショルダー・タックル。
  田上はブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  バック・ドロップの要領で背中に担ぐと投げ捨てる。
  カバーするもカウント2。
  タッチすると小橋をロープに振り川田にラリアットを決めさせる。
  続いて田上がチョーク・スラム。
  15分経過。
  川田がストレッチ・プラグを決めようとする。
  ヒップ・トスに返されるも体勢を建て直しストレッチ・プラグ。
  田上は三沢にショルダー・タックルを決め落としておく。
  三沢がエプロンに上がり必死に手を伸ばす。
  小橋も手を伸ばし何とかタッチ。
  川田は入ってきた三沢の頭部を蹴り上げまくる。
  三沢は耐え切ってみせる。
  川田が再び頭部を蹴り上げまくる。
  三沢は耐え切るとエルボー。
  川田が張り手連打。
  三沢は打ち返すとエルボー。
  田上をエルボーで落とすと川田にフライング・ラリアット。
  カバーするもカウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  川田がリバース・スープレックスに返しビッグ・ブーツへ。
  三沢は受け止めるとローリング・エルボー。
  カバーにいくがカウント2。
  フェイス・ロックに捕らえる。
  田上が救い出そうとする。
  小橋が田上をスリーパーに捕らえる。
  川田が何とかロープに脚をかける。
  三沢は川田をロープに振ろうとする。
  川田が防いでスピン・キックを狙う。
  三沢は受け止めると押し飛ばす。
  川田はダウン状態から不意を突いて蹴りを入れる。
  ロープに走るとビッグ・ブーツを決め田上に交代。
  田上はロープに振るとラリアット。
  カバーするもカウント2。
  ならばとチョーク・スラムを狙う。
  三沢はアーム・ドラッグに切り返すとエルボーへ。
  田上は受け止めるとチョーク・スラムを狙う。
  耐える三沢に川田が延髄切り。
  田上がチョーク・スラムを決めるもカウントは2。
  田上は三沢を起こすとチョーク・スラムを狙う。
  小橋がカットで防ぐ。
  三沢は自陣に戻ろうとする。
  邪魔しに来た田上にエルボーを入れると小橋にタッチ。
  小橋が田上にミサイル・キック。
  三沢は田上をスライディング・キックで落とす。
  フェイクを入れてエプロンに移動するとフライング・エルボー。
  リングに戻す。
  小橋は田上にハイ・ニーを決めるとマシンガンズ・チョップ。
  川田のムーブをパクリ側頭部に蹴り。
  コーナーに振ろうとする。
  田上が振り返しラリアットへ。
  小橋は避けるとスーパー・キック。
  田上が近づいてきた小橋にビッグ・ブーツ。
  もう1発。
  ひるまない小橋にチョーク・スラム。
  川田にタッチする。
  川田は小橋の頭部を蹴りつけていく。
  チョップを浴びせていく。
  小橋はダウンしながらも起き上がるとチョップを耐えていく。
  そしてチョップを打ち返していく。
  ショルダー・スルーを狙うも防がれる。
  ドロップ・キックを狙うも外される。
  川田が蹴りを入れる。
  小橋はふらつきながらもラリアット。
  DDTを決める。
  もう1発。
  更に狙う。
  田上が邪魔しに来る。
  三沢が田上にDDT。
  小橋も川田にDDT。
  更にムーンサルトを決めるも田上がカット。
  三沢が田上を落とす。
  小橋が川田にパワー・ボムを決めブリッジ。カウント2。
  再びムーンサルトを狙おうとする。
  川田が起き上がり登らせまいとする。
  ならばとボディ・スラムからレッグ・ドロップを狙う。
  避けられ自爆。
  三沢にタッチする。
  三沢は川田にバック・ドロップを決める。
  25分経過。
  ダイビング・エルボーからカバー。カウント2。  
  ブレーン・バスター。
  ロープに走る。
  川田がカウンターでジャンピング・ハイ・キック。
  交代した田上は三沢をコーナーに投げてぶつける。
  もう1発。
  パワー・ボムを狙う。
  三沢がハリケーン・ラナに切り返すもカウント2。
  エルボーを入れロープに振る。
  ドロップ・キックを決める。
  小橋と共にダブル・ドロップ・キックを決める。
  川田が入ろうとする。
  小橋が襲いかかり頭部を蹴り上げまくる。
  DDTを決める。
  もう1発狙う。
  川田がスープレックスに返す。
  ビッグ・ブーツを決める。
  ラリアットへ。
  小橋が避けジャーマン。カウント2。
  ボディ・スラムからムーンサルトを狙う。
  田上が邪魔しに来る。
  三沢が田上を排除しようとする。
  川田が三沢をエルボーで落とす。
  田上が小橋に雪崩式チョーク・スラムを決める。
  川田がカバーするも三沢がぎりぎりでカット。
  田上が三沢にチョーク・スラムを決めている間に
  川田が小橋にパワー・ボム。しかしカウントは2。
  もう1発狙う。
  小橋が蹴りつけて逃れるもそこに田上が延髄ラリアット。
  続けてチョーク・スラム。
  田上が三沢を押さえつける。
  川田が小橋にパワー・ボムを決め1,2,3!
  29分の激闘に幕が閉じる!


D川田利明、田上明vs.カンナム・エクスプレス(11/17/93)
  紹介を受け4人がリングに居るときに
  ファーナスがいきなり田上にドロップ・キックを決め落とす。
  2人で川田に襲いかかりダウンさせる。
  ファーナスが脚を蹴りつけていく。
  川田は起き上がるとチョップの打ち合いに。
  ファーナスが劣勢と見るやクロファットが入りカット。
  川田の脚に狙いをつけている。
  ファーナスが田上を挑発している隙に控えのクロファットがファーナスの脚を鉄柱にぶつける。
  クロファットが4の字を決める。
  離すとチョップ。
  川田が打ち返すも控えのファーナスが入ってきて川田を羽交い絞め。
  クロファットがクローズラインを狙う。
  川田は避けて誤爆させると田上にタッチ。
  田上が2人を叩きのめしクロファットにチョーク・スラムを狙う。
  ファーナスが殴りかかり2人で田上にダブル・ブレーン・バスターを狙う。
  田上がDDTに切り返す。
  ファーナス、クロファットは場外に転がり落ちる。
  田上はリングに戻ってきたクロファットに襲いかかりクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  アブナミドル・ストレッチ。
  ファーナスがドロップ・キックでカット。
  交代したファーナスがブレーン・バスターでカバー。カウント2。
  場外に落とすとクロファットと共に田上へダブル・ブレーン・バスター。
  リングに戻しカバー。
  田上の脚がロープにかかる。
  ボストン・クラブを決める。
  田上がロープを掴む。
  タッチしたクロファットがダイビング・セントーンを決めカバー。カウント2。
  ロープに振りニール・キック。
  カバーするもカウント2。
  膝を腰に当てチン・ロック。
  田上がロープを掴む。
  交代したファーナスがフロント・スープレックスでカバー。カウント2。
  張り手を打つ。
  田上は脳天チョップで打ち返す。
  張り手を連発して反対コーナーに押し込むとヒップ・トス。
  ショルダー・タックルを決めると自陣に向かおうとする。
  控えのクロファットが入り襲いかかる。
  ファーナスも加わり殴りつける。
  ファーナスはショルダー・タックルで川田を落としてから田上をカバー。カウント2。
  パワー・ボムを狙う。
  川田がカット。
  交代したクロファットがチン・ロック。
  離すとコーナーにやりスーパー・キック。
  田上はクロファットを投げ捨てると頭部を蹴り飛ばす。
  ロープの上に落とし交代。
  川田は打撃を入れていく。
  ハーフ・ボストン・クラブ。
  ファーナスが川田に蹴りを入れて行きカット。
  控えの田上が入りクロファットを落とすと柵にぶつける。
  リングに戻すとブレーン・バスターを狙う。
  クロファットは後ろに着地するとロープに走る。
  田上がカウンターでビッグ・ブーツ。
  クロファットは揺らぎながらもロープに走る。
  田上が再びビッグ・ブーツを狙う。
  クロファットが受け止めラリアット。
  カバーするもカウント2。
  交代したファーナスは田上をロープに振りドロップ・キック。
  ロープに振りパワー・スラム。カウントは2。
  控えの川田を殴り落とすとロープに振りハリケーン・ラナを狙う。
  田上がパワー・ボムに切り返す。
  カウント2で返されるやすぐに川田にタッチ。
  川田はファーナスの頭部を蹴り上げまくる。
  ストレッチ・プラグ。
  控えのクロファットが前蹴りでカット。
  タッチしたクロファットがダイビング・ラリアットを決めるもカウント2。
  川田が張り手にチョップを浴びせ交代。
  クロファットは入ってきた田上にスーパー・キックを決めると雪崩式DDT。
  カバーするもカウント2。
  バタフライ・スープレックスを狙う。
  川田がカット。
  控えのファーナスは川田を落とすとクロファットと田上をロープに振りダブル・スタンガン。
  川田を押さえに場外にいきクロファットが田上をカバーするもカウント2。
  クロファットがバタフライ・スープレックスを狙う。
  リバース・スープレックスに返されるもロープに走る。
  田上はクロファットを持ち上げマットに叩きつけるとパワー・ボム。カウントは2。
  ならばとチョーク・スラムを決め1,2,3!

試合結果

@川田利明、田上明vs.小橋健太、菊池毅(5/14/93)
A世界タッグ王座戦:テリー・ゴディ、スティーブ・ウィリアムス(ch)vs.川田 利明、田上明(新チャンピオン!)(5/20/93)
B世界タッグ王座戦:川田利明、田上明(ch)vs.三沢光晴、小橋健太(6/1/93)
C世界タッグ王座戦:川田利明、田上明(ch)vs.スタ ン・ハンセン、テッド・デビアス(新チャンピオン!)(10/14/93)
D川田利明、田上明vs.カンナム・エクスプレス(11/17/93)