Highspots:Hart Family in Japan Disc Fiveの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約2時間です。
@デイビー・ボーイ・スミス、阿修羅原vs.ハク、谷津嘉章(SWS 12/12/91)
(途中から)
スミスはアピール出来ておらず阿修羅原のパートナーでしかないが、
それがかえって試合の中でバランスを取る役割を担う結果にもなっています。
ハクの方がアピールできていましたね。
取りあえず体裁は保っていた内容。
悪くない試合です。
A初代タッグ王座リーグ戦:デイビー・ボーイ・スミス、阿修羅原vs.仲野信市、北原光騎(SWS 1/6/92)
仲野、北原のコンビネーションはまずまずですね。
スミスはWWF入りの影響かキャラが濃くなってきていて
日本の志向する攻防との乖離が大きくなってきている事は否めません。
もう一つ試合が盛り上がりきらない中、あっさりと決着。
少し悪い試合です。
B初代タッグ王座リーグ戦:デイビー・ボーイ・スミス、阿修羅原vs.ジョージ高野、高野俊二(SWS 1/8/92)
タッグの戦略なんてほとんどありません。
一発一発体格任せの迫力ある技を打ち合っています。
それは見応えあるのですが、受けの意識なんてないのでどうしても深みは出てこない。
平均レベル。
Cデイビー・ボーイ・スミス、マーティ・ジャネッティvs.ハク、谷津嘉章(SWS 2/14/92)
佐野が負傷した事によりリーグ戦から脱落、代役はジャネッティとなっています。
スミスは急遽組んだジャネッティの事を
まるでパートナーとして考えていません。
そのジャネッティこそがタッグとしての展開を他よりも一番考えているんですけどね。
ジャネッティのタッグ・ワークもハクの手抜きな受け身、
スミスの不十分なパワー・アピールで活かされず、
結局としては悪くない試合程度にしかならなかった。
ハク
Dジム・ナイドハートvs.佐々木健介(新日本プロレス 8/7/92)
(ハンドカメラで撮影)
ジムの下手な受け身と健介の1分の理を追及して全体でバランスの取れていない攻め。
ジムが攻めに転じてみても恐ろしく退屈なのは変わりません。
最後は健介がカウンターのパワー・スラムを決めあっさり決着。
カードから想像するパワー対決などまったく見られません。
ひどい試合。
Eジム・ナイドハート、ペガサス・キッドvs.ヒロ斉藤、ストロング・マシーン(新日本プロレス 8/16/92)
斉藤、マシーンが連携を取って動いていて、
ジムも先ほどの試合とは打って変わりタッグの形式の中で歯車となっている。
悪くない試合です。
@デイビー・ボーイ・スミスvs.天龍源一郎(SWS 9/18/91?)
(ハンドカメラ撮影)
序盤はゆったりと格式を作り上げていきます。
中盤はスミスがラフ・ファイトに打って出て椅子攻撃。
天龍が最後に逆転しめでたしめでたし、と
日本らしからぬベビーフェイスvs.ヒールの単純な流れの展開となっていますが、
それはともかくとして王道を地で行き、粗さもありつつも魅力的に仕上げています。
まあまあ良い試合。
Aジム・ナイドハートvs.蝶野正洋
ジムがパワーをわかりやすく示したのにも関わらず
無意味に細かいファイトに拘って接点を示せない蝶野。
お互いにすれ違って魅力が出せない退屈な内容です。
ひどい試合。
Bデイビー・ボーイ・スミスvs.川田利明
川田は相手を見ている割に解決策を示せていないですね。
スミスとのずれをすり合わせずグダグダなまま試合は進行。
途中から川田の打撃を耐えてスミスがパワーで魅せる、という
このカードで見せるべき形が出てきますが、ここからという所で決着。
悪い試合です。
(執筆日:6/26/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@デイビー・ボーイ・スミス、阿修羅原vs.ハク、谷津嘉章(SWS 12/12/91)A初代タッグ王座リーグ戦:デイビー・ボーイ・スミス、阿修羅原vs.仲野信市、北原光騎(SWS 1/6/92)
B初代タッグ王座リーグ戦:デイビー・ボーイ・スミス、阿修羅原vs.ジョージ高野、高野俊二(SWS 1/8/92)
Cデイビー・ボーイ・スミス、マーティ・ジャネッティvs.ハク、谷津嘉章(SWS 2/14/92)
Dジム・ナイドハートvs.佐々木健介(新日本プロレス 8/7/92)
Eジム・ナイドハート、ペガサス・キッドvs.ヒロ斉藤、ストロング・マシーン(新日本プロレス 8/16/92)
@デイビー・ボーイ・スミスvs.天龍源一郎(SWS 9/18/91?)
Aジム・ナイドハートvs.蝶野正洋
Bデイビー・ボーイ・スミスvs.川田利明