Highspots:Hart Family in Japan Disc Oneの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@WWFジュニア・ヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ブレット・ハート(新日本プロレス 2/5/82)
ブレットがクラ イマックスまで
殴る、蹴るによる間だけで試合を構成していたのには驚きました。
そのためタイガーのムーブも控えめで
盛り上がりは薄かったですが完成された試合で、
これは好勝負に届かずも中々良い試合でした。
(執筆日:4/11/08)
Aブレット・ハート、ダイナマイト・キッドvs.タイガー・マスク、木村健吾(新日本プロレス 7/16/82)
タイガーのやや逸脱した活躍に
負けじと印象を残そうとブレット、キッドも刺激を受けている。
木村は十分な動きが出来ていないが、
ブレット、キッドが動かないなら動かないでタイガーとは違う扱い、
ラフで雰囲気を高める孤立のさせ方で補っていますね。
最後はオーバー・ザ・トップ・ロープ・ルールがある全日では見られない、
派手なダイブへのスポットから一気に盛り上げフィニッシュ。
平均的な良試合です。
BWWFジュニア・ヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ブレット・ハート(新日本プロレス 7/30/82)
タイガーが押せ押せで技を打つので
ブレットは守勢に回り、何とかバランスを保とうとするので精一杯。
前回と同じ打撃による構築に追いつきますが、
後手に回った事でどうしても良さを出すよりも取り繕う、という方向になっています。
タイガーも受けに回った際にずっとダウンしていて
バランスを取り戻すのには役に立たない。
最後はトペとセコンドのキッド絡みで強引にまとめました。
平均より少し上。
C3本勝負:タイガー・マスク、藤波辰巳、木村健吾vs.ダイナマイト・キッド、ブレット・ハート、グレッグ・ヴァレンタイン(新日本プロレス 7/31/82)
6マン・タッグのテンポの良いリズムの中で
それぞれが引かずに激しくぶつかっています。
木村の受けやキッド、ブレットのこざかしさも良いですよ。
ただ3本勝負にしては大きな展開が、木村が脚攻めで掴まる、だけなのが残念。
これだけなら2−0で終わらせても良かったですよ。
後は木村が孤立からの脱出がしょぼかったのと
フィニッシュ時のフォローが遅かったのがマイナス。
平均的な良試合。
(執筆日:4/30/10)
@前田日明vs.ブレット・ハート(新日本プロレス)
(他のディスク含め特典として収められているのは画質が相当悪いです)
前田がまだ新人な頃なんでしょう。
ブレットが淡々と組み立て技を決めると5分でフィニッシュ。
前田はブレットの枠の中でもう少し何とかならなかったものかと思いますけど。
ひどい試合。
A3本勝負:タイガー・マスク、藤波辰巳、木村健吾vs.ダイナマイト・キッド、ブレット・ハート、ベビーフェイス(新日本プロレス)
ここぞで攻防のスピードを思うように上げていけるのはJrならではですね。
タイガーとキッドを焦らしながら、木村が受けを一手に引き受ける形。
組み合わせとしてはバランスが取れているように見える日本人勢ですが
どうも試合をダイナミックに作る意識が薄いですね。
ハード・ファイトだから良いけれど、
木村がタッチしたシーンからキッドxタイガーで盛り上げておいて
何故そこで2本目をきりよく終わらせなかったのか。
外国人勢ももう少しヒール要素で抑揚をつけるべきです。
場外で持ち上げてエプロンに叩き落とすなど
激しくぶつかっているので面白いけれどもトリオとして試合を作り上げたらもっと高みにいける。
まあまあ良い試合。
(執筆日:6/26/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@WWFジュニア・ヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ブレット・ハート(新日本プロレス 2/5/82)Aブレット・ハート、ダイナマイト・キッドvs.タイガー・マスク、木村健吾(新日本プロレス 7/16/82)
BWWFジュニア・ヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.ブレット・ハート(新日本プロレス 7/30/82)
C3本勝負:タイガー・マスク、藤波辰巳、木村健吾vs.ダイナマイト・キッド、ブレット・ハート、グレッグ・ヴァレンタイン(2-1)(新日本プロレス 7/31/82)
@前田日明vs.ブレット・ハート(新日本プロレス)
A3本勝負:タイガー・マスク、藤波辰巳、木村健吾vs.ダイナマイト・キッド、ブレット・ハート、ベビーフェイス(2-1)(新日本プロレス)