Highspots:Footloose The Best of Toshiaki Kawada & Samson Fuyuki Disc Oneの分析
名勝負 | アジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.石川敬士、マイティ井上(4/21/88) |
好勝負 | アジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.仲野信市、高野俊二(7/19/88) |
約2時間です。
@ジャンボ鶴田、グレート・カブキ、サムソン冬木vs.天龍源一郎、阿修羅原、川田利明(8/21/87)
序盤、セコンドの川田、冬木がヒートしトリオに変更となりました。
カブキ含めてテンポを維持できています。
冬木の野人ムーブは独特の魅力を持っていますが粗っぽいですね。
試合自体も完成度は高くなく、終盤はなんか賑やか、というレベルです。
悪くない試合。
Aアジアタッグ王座戦:石川敬士、マイティ井上(ch)vs.フットルース(川田利明、サムソン冬木)(1/29/88)
(途中から)
フットルースが連携技など押せ押せで技を打っていきます
しかし石川、井上は王者とは思えぬ程手数が足りず、最後も丸め込み。
ファン・マッチならともかく王座戦としてはバランスが悪すぎます。
悪くない試合。
Bアジアタッグ王座戦:石川敬士、マイティ井上(ch)vs.フットルース(3/8/88)
前回に比べると良くなっていますね。
川田への腰攻め、冬木に対する脚攻めといった一極攻めで土台を作ると、
情熱的な中でそれぞれが色を出して盛り上がっています。
最後は誤爆スポットから合体技でフィニッシュ。
平均的な良試合です。
Cジャンボ鶴田、グレート・カブキ、石川敬士vs.阿修羅原、フットルース(3/11/88)
1対1をちょっと長めに取っておりスピードは不十分。
それぞれがインパクトは強くない物の見るべき物を見せています。
乱戦、孤立を挟んで川田が勢いをつける可能性があったものの
阿修羅がリーダーとして振舞えず足を引っ張ってしまいます。
平均レベル。
Dアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.石川敬士、マイティ井上(4/21/88)
細かいタッチ・ワーク、独創的な合体技と連携技。
場外への投げなど過激な要素。
絶妙なポイントで思い出させる脚攻め。
気持ちによるブーストでの緩急付け。
豊富なタッグ要素と革新性があります。
まるで20年後のROHタッグを見ているかのような内容には衝撃を受けました。
終盤も控え介入からの両者タッチで始まり、
畳み掛けに椅子攻撃、4人入り乱れての打ち合いに権利違いを敢えて意識して行ったフィニッシュですからね。
脱帽です。
石川、井上がずんぐりレスラーでハイ・フライの絵が不細工なのと
最後に裁定が覆えるのだけがケチのつけ所です。
ぎりぎり名勝負。
Eフットルースvs.ロックン・ロール・エクスプレス(5/24/88)
全然リズムに合っていない進行ですね。
攻防とかほんと意味がないですよ。
孤立シーンもないし、R&Rの魅力がまるで出ません。
フットルース側も無駄な技打ち。
悪い試合。
Fアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.仲野信市、高野俊二(7/19/88)
序盤から弱連携技や瞬発技で飛ばしながらも地道に高めていきます。
コブラの弟の高野は余り試合運びは上手くないですが、
スケールがでかく最後までど迫力で魅せてくれました。
和製ブロディと呼ばれていたけれど、その体格ではなく行動に源泉があるという点ではブロディ以上かもしれない。
この高野に隠れていますが仲野はコントロール力で試合を支えており優れたタッグでしたね。
一極攻めという展開、素晴らしい緩急もあり優れた内容。
ぎりぎり好勝負です。
Gアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.仲野信市、高野俊二(9/9/88)
(途中から)
仲野らの活きの良い投げと重いサブミッションに対し、
フットルースはいつでも反撃して良いと考え、カットも多用して全力でぶつかります。
高いベース・ラインから更に激しい攻め合いに発展させられているし、
合体技をかけて冬木が脚を痛める等面白い展開もある。
好勝負に少し届かず。
途中からのために7分しか無いのですが、もしフルだったら評価は更に上がったかもしれませんね。
(執筆日:8/26/10)
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
Dアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.石川敬士、マイティ井上(4/21/88)冬木と井上が軽く握手。
石川対川田で試合開始。
組むと石川がヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに振ろうとする。
川田が振り返しスピン・キック。
もう1発。
ボディ・スラム。
立ち上がった石川にムーンサルトを決めカバー。カウント2。
起こすとスリーパーを決めボディ・シザース。
後頭部にニー・ドロップ。
ストンピング。
ロープに振りスリーパーへ。
石川がバック・ドロップに切り返す。
タッチ。
井上がネック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
ロープに振りフライング・ショルダー・タックル。
ショルダー・タックル。
ボディ・スラム。
レッグ・ロック。
ハーフ・ボストン・クラブ。
ロープを掴んだ川田にSTF。
脚に蹴りをたたき込む。
タッチした石川が顔に張り手。
起こしてブレーン・バスターへ。
川田が後ろに着地し丸め込む。
カウント2で返されるなりタッチしてロープに振る。
冬木がバック・エルボーで倒す。
ストンピング。
張り手。
張り手。
首4の字。
ストンピング。
ターン・バックルにぶつけタッチ。
場外に捨てる。
川田が石川を柵に振ってぶつけリングに戻す。
リングに戻りボディ・スラム。
冬木を持ち上げ石川の上に落とす。
川田がカバー。カウント2。
殴りつけストンピング。
タッチするとコーナーに振る。
川田がクローズライン。
冬木がクローズライン。
パイル・ドライバーへ。
石川は耐えるとリバース・スープレックス。
交代した井上が殴りつけていく。
ヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
フライング・ヘッド・シザース。
もう1発。
変形ハリケーン・ラナ。
担いでスラム。カウント2。
パイル・ドライバーを狙う。
冬木が場外へのリバース・スープレックスに返す。
エプロンに上がってきた所をリング内へのブレーン・バスターを狙う。
井上は耐えると腹にパンチ。
ロープ越しに跳んでサンセット・フリップ。カウント2。
スナップ・メアを決めると変形チン・ロック。
タッチすると前に持ち上げる。
石川がダイビング・ニー・ドロップ。
ロープに振りクローズライン。
カバー。カウント2。
ニー・クラッシャー。
変形アキレス腱固め。
井上が入りセントーン。
川田が入りストンピング。
石川は耐え離さず。
交代した井上がスピニング・トー・ホールド。
4の字へ。
冬木は完全にロックさせず耐えている。
川田が入りニー・ドロップ。
交代した石川が冬木を場外に投げ捨てる。
井上が冬木を観客席に叩きつける。
椅子を背中に叩きつける。
リングに戻すとスパイク・パイル・ドライバー。
石川がカバー。カウント2。
タッチするとベア・ハグ。
井上がロープに走りフライング・クロス・チョップで合体させる。
カバー。カウント2。
ブレーン・バスターを狙う。
冬木が後ろに着地しジャーマンを狙う。
井上が脚をかけて防ぎバックを取り返すとジャーマン。
川田がカウント2でブリッジ。
井上がすぐに4の字を決める。
川田が入るもレフェリーに戻される。
冬木がロープを掴む。
タッチして押さえつける。
石川が脚にダイビング・ニー・ドロップ。
ハーフ・ボストン・クラブ。
交代した井上がキャメル・クラッチ。
川田が入り蹴り。
冬木が張り手。
ロープに振りエルボーへ。
井上はかわすと担いでマットに叩きつける。
ハーフ・ボストン・クラブ。
冬木がもがいてロープを掴む。
交代した石川が脚へのエルボー・ドロップを連発。
レッグ・ロック。
タッチした井上がロープに振ろうとする。
前転した冬木をフライング・ヘッド・シザースから丸め込む。カウント2。
担いでガット・バスター。
セントーン。
もう1発。
川田が入りクローズライン。
井上は食らいながらもカバー。カウント2。
両者タッチ。
川田がクローズラインへ。
井上はかわすとスクール・ボーイ。
川田がカウント2で返しスピン・キック。カウント2。
ネック・ブリーカーへ。
井上がバック・スライドに返そうとする。
耐える川田に石川が張り手。
バック・スライドが決まる。カウント2。
冬木が入り石川にクローズライン。
タッチした冬木が石川に張り手。
フィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2。
ストンピング。
ロープに振りスピン・キックへ。
石川が受け止めマットに叩きつける。
ロープに振りラリアット。
シャープ・シューター。
川田が入り胸を蹴りつけていく。
耐えられたのでロープに走り往復。
石川がシャープ・シューターを離しカウンターでラリアット。
冬木にシャープ・シューターを決め直す。
井上が場外に落ちた川田を柵に振ろうとする。
川田が振り返して井上をぶつける。
椅子を持ってリングに入る。
レフェリーは井上に注意を取られて見ていない。
川田がシャープ・シューターを決めている石川に椅子を叩きつける。
両者ダウン。
冬木が川田にタッチ。
川田はダウンしている石川を起こすとコーナーに振る。
冬木がラリアット。
井上が冬木を場外に落とす。
川田がコーナーの石川にラリアットを狙う。
石川はレフェリーを盾にする。
川田がコーナーの石川にラリアットを狙う。
石川がカウンターで蹴り。
井上が川田にドロップ・キック。
川田が衝撃でロープにもたれながらもラリアットへ。
井上がかわしクルーシーフィックス。
1,2,3!
井上、石川の勝利!
フットルースは権利があるのは石川の方だろうと抗議。
突っかかっていく。
井上、石川はぐっとルースを場外に投げ捨てる。
石川が川田に物をぶつける。
井上が冬木を柵の外に出し椅子を叩きつける。
椅子を喉に押しつける。
石川、井上が反則負けという裁定に変わる。
Fアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.仲野信市、高野俊二(7/19/88)
川田が仲野にヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ボディ・スラムでカバー。カウント1。
仕切り直し。
組むと川田が腕を取る。
タッチしロープに振る。
冬木がラリアット。
カバー。カウント2。
仲野が脚を取って倒しレッグ・ロック。
タッチ。
高野は距離を取ろうとする冬木を捕まえヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ボディ・スラム。
ランニング・レッグ・ドロップ。
カバー。カウント2。
バタフライ・スープレックス。
カバー。カウント2。
チン・ロック。
冬木が自陣に押し込む。
タッチした川田がロープに振りフライング・バック・エルボー。
頭部にエルボーを打ち込んでいく。
ヘッド・ロックへ。
高野がバック・ドロップに切り返す。
タッチすると2人でロープに振り張り手。
仲野がレッグ・ドロップを決めカバー。カウント2。
ロープに振りショルダー・スルー。
ボディ・スラム。
ボストン・クラブを決める。
ストンピング。
高野の出した足にぶつける。
交代した高野がチョップで倒す。
ストンピング。
延髄切りからキャメル・クラッチ。
冬木が入り高野の顔に張り手。
高野がむっとして起きあがり張り手の打ち合い。
川田が脚を取って倒しタッチ。
冬木が顔に張り手。
ロープに振りスピン・キック。
カバー。カウント2。
ドロップ・キック。
スナップ・メア。
変形ネック・ロック。
クルーシーフィックスで締め上げる。
タッチした川田がストンピング。
コーナーに振りクローズライン。
冬木が続けてクローズライン。
川田がカバー。カウント2。
蹴りを放つ。
高野が受け止めて倒し膝十字。
タッチした仲野がエルボー・ドロップ。
脚を蹴りつけアキレス腱固め。
川田がロープを掴む。
仲野が脚にストンピング。
川田は脚をつかまれながらも起きあがるとラリアット。
タッチすると2人でロープに振りスピン・キック+ハイ・キック。
冬木がコーナーに振ろうとする。
振り返されるもセカンド・ロープからクロス・ボディへ。
仲野がカウンターでガット・バスター。
ストンピング。
バック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
自陣コーナーに叩きつける。
交代した高野が蹴りを打ち込む。
ロープに振りフライング・ラリアット。
カバーするもカットされる。
アブナミドル・ストレッチ。
川田が入り蹴りつける。
交代した仲野がロープに振りパワー・スラム。カウント2。
バック・ブリーカー。
カバー。カウント2。
キャメル・クラッチ。
川田が入り蹴りつけるも離さない。
それに気づいて戻り何度も蹴りつけ離させる。
仲野がボディ・スラム。
交代した高野がロープに走りエルボー・ドロップ。
カバー。カウント2。
たまらず場外に出た冬木を仲野が柵にぶつける。
リングに戻す。
高野が胸に蹴り。
喉に足を押し当てる。
エプロンに出すと起こしてリング内へのブレーン・バスター。
交代した仲野がストンピング。
アルゼンチン・バック・ブリーカー。
高野がコーナー上から飛びパンチを合体。
仲野がカバーするもカットされる。
交代した高野がコーナーに振りバック・エルボーへ。
冬木がかわしタッチ。
川田がコーナーの高野にラリアット。
冬木が続くもカウンターでスーパー・キックを食らい場外に転がり出る。
川田が高野にブレーン・バスターを狙う。
逆に持ち上げられるも後ろに着地しジャーマン。カウント2。
スピン・キックへ。
高野は受け止めると押し倒す。
タッチ。
川田は入ってきた仲野を丸め込む。
カウント2で川田が体勢を入れ替える。カウント2。
サンセット・フリップ。
仲野がジャックナイフに切り返す。カウント2。
ヒップ・トスを狙う。
川田が押し飛ばして倒しタッチ。
冬木はコーナー上へ。
高野が入ってきて捕まえるとデッドリー・ドライブ。
仲野がコーナーに上りダイビング・クロス・ボディ。
冬木が体勢を入れ替える。カウント2。
仲野がボディ・スラム。
タッチした高野がダイビング・ニー・ドロップ。
カバー。カウント2。
交代した仲野がフィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2。
川田、高野が入る。
川田は誘うと高野に場外へのショルダー・スルーを決める。
仲野が冬木にノーザンライトを決める。
川田がカット。
場外の高野にプランチャを狙うもかわされる。
仲野が冬木を押さえつける。
高野がコーナーに上りミサイル・キック。
仲野がすかさずスモール・パッケージ。
場外の川田に気を取られていてレフェリーが遅れる。カウントは2。
交代した高野がロープに振りスーパー・キック。
カバー。カウント2。
ジャーマン。
カウント2で川田がカット。
川田は殴りかかってきた仲野からマウントを取りパンチ。
高野が冬木のバックを取る。
冬木が一瞬の隙をついて丸め込み1,2,3!
フットルースの防衛!
試合結果
@ジャンボ鶴田、グレート・カブキ、サムソン冬木vs.天龍源一郎、阿修羅原、川田利明(8/21/87)Aアジアタッグ王座戦:石川敬士、マイティ井上(ch)vs.フットルース(川田利明、サムソン冬木)(1/29/88)
Bアジアタッグ王座戦:石川敬士、マイティ井上(ch)vs.フットルース(新チャンピオン!)(3/8/88)
Cジャンボ鶴田、グレート・カブキ、石川敬士vs.阿修羅原、フットルース(3/11/88)
Dアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.石川敬士、マイティ井上(DQ)(4/21/88)
Eフットルースvs.ロックン・ロール・エクスプレス(ダブル・リングアウト)(5/24/88)
Fアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.仲野信市、高野俊二(7/19/88)
Gアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.仲野信市、高野俊二(新チャンピオン!)(9/9/88)