Highspots:British Bulldogs in Japan Disc Twoの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ブリティッシュ・ブルドッグスvs.スタン・ハンセン、テリー・ゴディ(1/28/89) |
@ブリティッシュ・ブルドッグスvs.ハーリー・レイス、ジェシー・バー(12/12/85)
バーが使えない新人だからか、
ブルドッグスがかなり雑に大技連発へと走っています。
美獣の素晴らしいインサイド・ワークだけが見所でしょうか。
少し悪い試合です。
Aブリティッシュ・ブルドッグスvs.ダン・クロファット、ダグ・ファーナス(5/12/89)
Gから4年。
ストロイドをやめた事でキッドは筋肉がすっかり落ちてますね。
まあ視覚的に寂しいだけで試合能力はそれほど落ちてません。
さてこの試合ですが5番勝負の内の第1戦です。
ファーナスとスミスが意地を張りパワーと身軽さを競う様は中々見応えがあります。
全部最初に持ってきたのは残念ですけれどもね。
それ以外もバランス良く仕上がっていて
平均的な良試合です。
Bブリティッシュ・ブルドッグスvs.ダン・クロファット、ダグ・ファーナス(5/20/89)
こちらは第4戦ですが
連戦によるマンネリ化が起きてますね。
お互い淡々と試合をこなしているだけで
特筆すべき物はありません。
平均レベル。
Cタッグ王座戦:ジャンボ鶴田、谷津嘉章(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグス(5/24/89)
鶴田相手だとキッドの筋肉が落ちたのは大きい。
そのため腕攻めで対処していますね。
全体的に高いレベルを保っている物の
弱いフィニッシュですし
何よりブルドッグスの連係が弱まっているのが気になります。
この頃から関係が悪化していたのでしょうか?
中々良い試合です。
Dブリティッシュ・ブルドッグスvs.スタン・ハンセン、テリー・ゴディ(1/28/89)
ドリーム・マッチみたいで
観客は大いに盛り上がっています。
これは両タッグ分かっているようで
普段やらないようなスポットも盛り込んできます。
今回目立ったのはゴディの素晴らしいセール。
前述のキッドの体格、ブルドッグスのタッグ力の衰退を
補って余りあります。
いつも通りハンセンはキャラに似合わずタッグが上手いし
ぎりぎり好勝負です。
総評
ブルドッグスの力が完全に引き出された試合はなかったですが
ブルドッグスの魅力を堪能するには十分な試合が幾つかあります。
個人的にはスミスをタッグ屋として再評価するに至ったのが大きい。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
Cタッグ王座戦:ジャンボ鶴田、谷津嘉章(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグス(5/24/89)ブルドッグスが急襲し谷津にダブル・ショルダー・タックル。
谷津は場外に出て間を置く。
リングに戻ると得意のレスリングで勝負を仕掛ける。
スミスが起き上がりロープに振る。
谷津がショルダー・タックルを決めるもスミスは倒れず。
脚を取って鶴田と交代するも距離を取られる。
鶴田がフルネルソン。
スミスは力技で解き交代。
キッドがスピードをつけてショルダー・タックルで倒す。
続けて高速ブレーン・バスターでカバー。カウント2。
鶴田を捕まえ腕攻め。
鶴田はスミスをロープに振るとハイ・ニー。
交代した谷津が連続攻撃からバック・ドロップでカバー。カウント2。
エルボーを入れていく。
スミスが打ち返す。
挑発し合う。
スミスが脚を取られそうになりながらもタッチ。
キッドが谷津を蹴り落とす。
谷津はリングに戻るとキッチン・シンクを決め交代。
キッドがエルボーをいれ交代。
スミスが鶴田をコーナーに振り突進するもカウンターでビッグ・ブーツを食らう。
スミスにダブル・ハイ・ニーを決める。
谷津がダブル・アーム・スープレックスから監獄固めの入りで極める。
パワー・スラムを打ち監獄固め。
キッドがカットし交代に結びつく。
キッドは谷津を落とすとレフェリーの注意を逸らす。
その隙にスミスが谷津を柵にぶつける。
リングに戻った谷津にキッドがヘッド・バッド・ドロップ。
カバーするもカウント2。
スミスと交代。
谷津がブルドッグを決めるも交代ではなくカバーにいく。カウント2。
スミスが振り返しゴリラ・プレス。
続けてキッドがダイビング・ヘッド・バッドを決めカバー。
鶴田がカット。
谷津はキッドに延髄切りを決め交代。
鶴田がキッドにハイ・ニー。
スミスを殴りつけてからキッドにパイル・ドライバー。
カバーするもスミスがカット。
スミスは鶴田を落とすと肩から鉄柱にぶつける。
リングに戻った鶴田の腕を攻める。
鶴田は逃れるとスミスをコーナーに振り突進。
しかし避けられ鉄柱に激突してしまう。
ブルドッグスが鶴田の腕を攻める。
谷津がカットしようとするもレフェリーに止められる。
スミスがブレーン・バスターを決めカバー。
谷津がカット。
キッドがコーナーに登り頭を前に出す。
スミスはそこに鶴田の肩をぶつけようとする。
鶴田は避けて誤爆させるとカバーで1,2,3!
Dブリティッシュ・ブルドッグスvs.スタン・ハンセン、テリー・ゴディ(1/28/89)
ゴディ対キッドで試合開始。
キッドがショルダー・タックルを決めるも倒れない。
5度目にして倒す。
6,7度目も倒し高速ブレーン・バスター。
カバーするもカウント2。
ゴディがアーム・ドラッグから交代。
キッドの腕を攻める。
キッドは食らいながらももう片方の手を伸ばしタッチする。
ゴディが気づいて素早く離れる。
腕の取り合いからゴディがショート・レンジ・ラリアット。
交代したハンセンがボディ・スラムにエルボー・ドロップでカバー。カウント2。
スミスはハンセンのコーナーへの攻撃を避け自爆させると交代。
ブルドッグスはハンセンの腕を攻める。
ハンセンはロープ・ブレイクで逃れるとスミスを蹴りつけ交代。
ダブル・バック・エルボーを決める。
ゴディがカバーするもカウント2。
ゴディがショルダー・タックル。
ロープに走る。
スミスはかわしていくとまさかのボディ・リフト。
ゴリラ・プレスを食らったゴディはたまらず場外に出る。
控えのはずのハンセンがスミスに襲いかかるもボディ・スラムを食らう。
レフェリーがゴディに入るよう言う。
ブルドッグは交代してキッドが待ち構える。
キッドはヘッド・バッドを決めるとグラウンド・ヘッド・シザース+リスト・ロック。
ハンセンがカットしキッドを落とす。
キッドはハンセンが降りると同時にリングに戻るが、そこにゴディが襲いかかる。
キッドが捕まる。
キッドがハンセンにボディ・スラムを狙うも持ち上がる訳も無く殴りつけられ防がれる。
ならばとハンセンを自陣に押し込んでタッチ。
ハンセンをロープに振りスミスがボディ・スラム。
リングに入ってきたゴディにもボディ・スラム。
ハンセンは組むと見せかけスミスにニーを入れる。
交代したゴディがドロップ・キックを決めカバーするもロープに脚がかかる。
ブレーン・バスターでカバーもカウント2。
2人でダブル・ショルダー・スルーに連続のエルボー・ドロップを決める。
カバーするもカウント2。
ハンセンがブレーン・バスターを決めカバー。
キッドがカット。
これに怒ってハンセンがキッドに襲いかかる。
キッドはショルダー・ブロックを連発するもエルボーを食らう。
再びスミスが攻められていく。
スミスはショルダー・スルーを狙ったゴディを蹴り上げるとタッチ。
キッドはゴディにクローズライン。
リングに入ろうとしたハンセンにはヘッド・バッド。
ゴディが振り返しコーナーにぶつけとパワー・ボムの体勢。
スミスがカット。
ゴディが再び狙う。
キッドは持ち上げられながらも蹴りつけて逃れる。
そしてボディ・スラムからダイビング・ヘッド・バッド。
カバーするもハンセンがカット。
スミスがオクラホマ・スタンピード。
カバーするもカウント2。
ゴディはショルダー・スルーを狙ったスミスを蹴り上げ交代。
ハンセンがエルボー・ドロップへ。
避けられるもロープに振りウェスタン・ラリアートへ。
スミスが避けクロス・ボディ。
ゴディがカット。
スミスがハンセンにボディ・スラム。
続けてボディ・リフトで持ち上げたキッドをハンセンの上に落としカバー。
ゴディがカット。
スミスがクローズラインへ。
ハンセンは避けるとカウンターでバック・エルボー。
そしてウェスタン・ラリアートを決める。
ゴディがキッドを押さえつけている間にカウント3でハンセン、ゴディの勝利!
試合結果
@ブリティッシュ・ブルドッグスvs.ハーリー・レイス、ジェシー・バー(12/12/85)(両者リングアウト)Aブリティッシュ・ブルドッグス vs.ダン・クロファット、ダグ・ファーナス(5/12/89)
Bブリティッシュ・ブルドッグス vs.ダン・クロファット、ダグ・ファーナス(5/20/89)
Cタッグ王座戦:ジャンボ鶴田、谷津嘉章(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグス(5/24/89)
Dブリティッシュ・ブルドッグスvs.スタン・ハンセン、テリー・ゴディ(1/28/89)