Highspots:Abdullah the Butcher and The Sheik in Japan Disc Oneの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約2時間10分です。
@PWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.ザ・シーク(4/28/73)
シークが卑怯なラフ・ファイトをして馬場が激情に駆られて反撃ですが、
一方的なシーンが多く、動きも少ないので試合はヒートせず。
馬場は乱戦系を相手にするとイマイチですね。
悪い試合。
Aアブドゥーラ・ザ・ブッチャーvs.デストロイヤー(4/27/74)
デストロイヤーがエルボー等で気持ちを見せたのは良いけど
打撃一発に対し綺麗な受身をとり過ぎですね。
そのせいで試合が乱戦スタイルになっていかない。
両者流血してからは乱戦のテンポになりかけるも、同時に両リンが見えて盛り上がらず。
ひどい試合。
Bチャンピオン・カーニバル優勝決定戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャーvs.ジャイアント馬場(5/8/75)
最初のアビーの勢いは良かったのだけど馬場が長い事何もしないのでダラダラ。
ようやく馬場が反撃。
地味にえぐいが、下手な打撃スタイルでチマチマしている。
最後は人を馬鹿にしたようなフィニッシュ。
とてもCC優勝決定戦とは思えない内容です。
ひどい試合。
CUN王座戦、3本勝負:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー(ch)vs.ジャンボ鶴田(10/10/75)
UN王座戦という事で気合が入っているのか
アビーは打撃に間を持たせているので、試合を作れる打撃スタイルです。
ただ鶴田の方が問題ですね。
打撃スタイルに合わせたものの慣れないので単調になっており、
完勝されたといっても良い試合展開に納得してしまう。
悪くない試合。
Dアブドゥーラ・ザ・ブッチャーvs.ハーリー・レイス(5/13/76)
レイスの流血量が多く、早い段階で割れた松葉杖で反撃するという面で
他の試合よりもデス・マッチというレベルにまで踏み込んでいる。
しかしアビーの攻め、レイスの攻め、と2ターンだけでカーティスが乱入する展開の少なさはいつも通り。
試合後の戦いが思ったより長くて補ってはいましたが・・・。
平均より少し上。
Eオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(12/2/77)
シングルと同じようにやっていても
タッグだと控えで変化をつけられたり、勝手に積み重なる事があるから
この2人を組ませたのは良い選択でしたね。
ただこの試合には意図がなくゴチャゴチャとしていて盛り上がりを作らないまま終了する。
いっそトルネード式でやったら良かったのにね。
試合後に現われたファンクスとのやり取りの方が見所です・・・。
ひどい試合。
Fオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ザ・デストロイヤー、テキサス・レッド(12/6/77)
覆面タッグが”かわし”でブッチャー、シークのペースに持っていかせない。
テンプレートに行く前にこれで時間を稼ぐのか、
良い考えだな、と思っていたらシーク、ブッチャーが一発でひっくり返して決着・・・。
雰囲気のための土台だけのような内容。
悪い試合です。
Gオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.大木金太郎、キム・ドク(12/10/77)
最初から丸分かりの噛ませ犬っぷり。
6分もかかったのが不思議な程です。
ひどい試合。
Hオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ビル・ロビンソン、ホースト・ホフマン(12/14/77)
相手の土俵に入りながらも世界観の違いは決定的で形になりません。
ヒートしないのに両リンという結末に終わる。
ひどい試合。
Iオープン・タッグ・リーグ決勝:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ファンクス(12/15/77)
2年後に比べると特別な盛り上がりはないし、
双方が輝くアイディアも最後に軽くネタ・レベルで出ただけです。
しかしアビー、シークはタッグの中で意図的に煽れているし、
ファンクスは受けも見事なら、仕返しでも魅せれている。
他と違って特別になっていったカードとしての素地は十分感じさせましたね。
決勝にも関わらず反則で決着だったりとまだ序章といった部分が多く、クオリティとしては平均レベル。
(執筆日:6/27/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@PWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.ザ・シーク(リングアウト)(4/28/73)A
アブドゥーラ・ザ・ブッチャーvs.デストロイヤー(両者失格)(4/27/74)
Bチャンピオン・カーニバル優勝決定戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー(優勝!)vs.ジャイアント馬場(DQ)(5/8/75)
CUN王座戦、3本勝負:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー(ch)vs.ジャンボ鶴田(2−1)(10/10/75)
Dアブドゥーラ・ザ・ブッチャーvs.ハーリー・レイス(DQ)(5/13/76)
Eオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(12/2/77)
Fオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ザ・デストロイヤー、テキサス・レッド(12/6/77)
Gオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.大木金太郎、キム・ドク(12/10/77)
Hオープン・タッグ・リーグ戦:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ビル・ロビンソン、ホースト・ホフマン(両者リングアウト)(12/14/77)
Iオープン・タッグ・リーグ決勝:アブドゥーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークvs.ファンクス(優勝!)(DQ)(12/15/77)