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Dragon Gate:Best of Dragon Gate 2013 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 KoG1回戦:YAMATO(A)vs.望月成晃(VR)(Infinity 295 5/10/13)

①KoG1回戦:YAMATO(A)vs.望月成晃(VR)(Infinity 295 5/10/13)
 望月がアンクル・ロックに引きずり込んだ際のYAMATOのリアクション。
 過剰にはせず抑えつつもしっかりキャラを作りこんでいます。
 そこから両者の感情と色合いののったぶつかり合い。
 何をやろうか考えながらもその思考の時間を
 上手くリアル・タイムの中に落とし込んでいます。
 スター対決として魅せる間もできているし、
 YAMATOの受け表現も素晴らしいので
 終盤の二ア・フォールも一つ一つ大きく盛り上がりました。
 ぎりぎり好勝負。

②CIMA(VR)、K-ness(MG)、ジミー・ススム(J)vs.戸澤陽(MB)、Kzy(MB)、ウーハー・ネイション(MB)(Infinity 295 5/10/13)
 序盤は形から。
 場外戦で始まり、そこから普通にリングに戻っての演舞です。
 それぞれの組み合わせでしっかりとアピールできていますね。
 CIMAの細やかな上手さや戸澤の観客を乗せる仕草、
 多彩な面子のアピールによって中盤以降もクオリティは安定。
 中々良い試合でした。

③Gamma復帰戦:Gamma、HUB、ドラゴン・キッド、CIMA(VR)vs.K-ness、斉藤ジミー了、ジミー影虎、堀口元気H.A.Gee.Mee.(J)(Infinity 297 5/25/13)
 ここは相手の見せ場だと認知していて
 それを軽妙につないでいく統一感がありますね。
 Gammaの定番、唾たらしにいくも逆にGamma孤立へ。
 まだ体が重そうな感があり孤立シーンは改善の余地がありますね。
 4連ダイブから逆転すると
 CIMAのテクニックやHUBの技術が光る脚攻め、
 キッドのめまぐるしいアクションなどそれぞれの見せ場がコンパクトにつまっています。
 中々良い試合。

④KoGトーナメント決勝:リコシェ(W1)vs.鷹木信悟(A)(Infinity 297 5/25/13)
 リコシェが身体能力を見せつけダイブを決めるも鷹木がポンと放り投げて逆転。
 確かにそれが個々の色合いながらコネクションが弱いのが残念。
 カウンターで徐々にギアをあげるも
 それぞれのカラーが只そこにあるだけ。
 決勝という舞台設定、ドラマに弱く、
 最後を敢えて丸め込みで終えるだけのものが見られなかった。
 平均的な良試合。
 (執筆日:7/?/13)


注目試合の詳細

なし

試合結果

①KoG1回戦:YAMATO(A)vs.望月成晃(VR)(Infinity 295 5/10/13)
②CIMA(VR)、K-ness(MG)、ジミー・ススム(J)vs.戸澤陽(MB)、Kzy(MB)、ウーハー・ネイション(MB)(Infinity 295 5/10/13)
③Gamma復帰戦:Gamma、HUB、ドラゴン・キッド、CIMA(VR)s.K-ness、斉藤ジミー了、ジミー影虎、堀口元気H.A.Gee.Mee.(J)(Infinity 297 5/25/13)
④KoGトーナメント決勝:リコシェ(W1)(優勝!)vs.鷹木信悟(A)(Infinity 297 5/25/13)