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Dragon Gate:Best of Dragon Gate 2012 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 CIMAロワイヤル5:土井成樹(W1)vs.鷹木信悟(A)vs.BxBハルク(MB)vs.吉野正人(W1)vs.YAMATO(A)vs.戸澤陽(MB)(Infinity 261 6/4/12)

オープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦、CIMAロワイヤル:鷹木信悟、YAMATO(A)(ch)vs.土井成樹、吉野正人(W1)(Inifinity 264 8/2/12)

望月成晃(VR)vs.鷹木信悟(A)(Infinity 269 9/14/12)

@CIMAロワイヤル5:土井成樹(W1)vs.鷹木信悟(A)vs.BxBハルク(MB)vs.吉野正人(W1)vs.YAMATO(A)vs.戸澤陽(MB)(Infinity 261 6/4/12)
 それぞれの個性を活かした見せ場を作っていきますが
 戦略性とはいえ他4人がコーナーで休むorダウンしているのは微妙。
 アクションとしていまいち面白味を感じませんね。
 10分経過しオーバー・ザ・トップ・ロープが有効になった所で一気に加速。
 人為的な最大レベルの緩急を生み出し、
 スリリングな見せ場で盛り上げました。
 オーバー・ザ・トップ・ロープの見せ方はDGが随一ですね。
 最後は戸澤vs.YAMATO。
 YAMATOは相変わらず雰囲気、ダウンの見せ方が素晴らしいですが、
 その点で言うと容姿も大事な要素です。
 今の短髪は中途半端なので早く長髪に戻って欲しいですね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/1/12)

Aイリミネーション・マッチ:望月成晃、ドン・フジイ、マグニチュード岸和田(VR)vs.鷹木信悟、YAMATO、富永千浩(A)vs.土井成樹、吉野正人、リコシェ(W1)vs.ジミー・ススム、斉藤ジミー了、堀口元気H.A.Gee.Mee(J)(Infinity 263 7/6/12)
 (39分)
 序盤は4ウェイならではのものには挑戦せず
 1対1をベースに着実なスタートを切ります。
 その中でリコシェが連続バク転を見せ会場を掴んでいましたね。
 吉野や望月が本物を見せ付ける一方で
 ファン・マッチ的ネタも随所に見られます。
 フジイの全員からチョップを受けまくるシーンに
 ゴムパッチン・ネタが重なりファン・マッチに大きく偏りましたが、
 ダイブ連発シーンで一気に引き戻してきました。
 両方のバランスが上手く取れていました。
 スピーディで個性を発揮した攻防で盛り上げ脱落。
 その後、変調を利かせながら盛り上げましたが、
 多人数マッチとはいえ流石に疲労が大きく、
 最後の1vs.1が一番とは言えなかったのが少し残念。
 好勝負に少し届かず。

Bオープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦、CIMAロワイヤル:鷹木信悟、YAMATO(A)(ch)vs.土井成樹、吉野正人(Inifinity 264 8/2/12)
 相手が相手だけに他とは違うスピード、パワーで最初から魅了します。
 スポットに持って行く導入もスムーズで
 軽やかな連携技と見せかけダイブを行うなど工夫も見られます。
 パワー・アピールで存在感を増した鷹木を
 土井吉野の連携の中に自然と収まりをつけます。
 他と比べると地味な動きだったYAMATOも完成度は高く見劣りしません。
 空間を上手く使って演出しながらタッグとして最上級のニア・フォール合戦へ。
 勝者がCIMAに挑戦できるというルールをいきなり持ち込んだのは唐突で、表現としてはもう少し前振りを利かせたい。
 しかしアクションを変える起爆剤としては十分機能していて
 クライマックスの4ウェイ・レベルの密度の濃い打ち合いは圧巻でした。
 文句なしに好勝負。

Cラウンド・ロビン・トーナメント:望月成晃、ドン・フジイ、ドラゴン・キッド(VR)vs.戸澤陽、BxBハルク、谷崎なおき(MB)(Infinity 266 8/12/12)
 (予定)

Dオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.YAMATO(A)(Infinity 267 8/22/12)
 ゆったりと様子を見ながらスタート。
 しかし的確なポイントでいますね。
 両者とも腕と脚への攻めの織り交ぜ方は上手く、
 自身の攻めの際もそのダメージをしっかり引きずっている。
 最後までダメージ観を引きずり、スピードに頼らなかった、
 良くも悪くもDGらしさは乏しい試合でした。
 好勝負に少し届かず。

E望月成晃(VR)vs.鷹木信悟(A)(Infinity 269 9/14/12)
 (25分中15分)
 それぞれにとって特別な相手なようで
 打ち込む打撃の重みが他のカードと桁違いです。
 鷹木のタフな設定と望月の常にトップ・レベルの打撃が
 ユニークな緩急と自在の攻防を生み出しています。
 ダイナミックな一発と相対の攻防で規律も取れている。
 技の決めあいが人為的になりすぎている所がネックですね。
 その世界観の中で決まる理由を示す必要がありますが、
 エプロンDVDからのリングアウトは特殊という意味ではOKだが、
 説得力でいうとちょっと足りないかもしれない。
 尤も後者に関しては試合がカットされていることがその印象を助長させているでしょうね。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:12/31/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@CIMAロワイヤル5:土井成樹(W1)vs.鷹木信悟(A)vs.BxBハルク(MB)vs.吉野正人(W1)vs.YAMATO(A)vs.戸澤陽(MB)(Infinity 261 6/4/12)
Aイリミネーション・マッチ:望月成晃、ドン・フジイ、マグニチュード岸和田(VR)vs.鷹木信悟、YAMATO、富永千浩(A)vs.土井成樹、吉野正人、リコシェ(W1)vs.ジミー・ススム、斉藤ジミー了、堀口元気H.A.Gee.Mee(J)(Infinity 263 7/6/12)
Bオープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦、CIMAロワイヤル:鷹木信悟、YAMATO(A)(ch)vs.土井成樹、吉野正人(W1)(Inifinity 264 8/2/12)
Cラウンド・ロビン・トーナメント:望月成晃、ドン・フジイ、ドラゴン・キッド(VR)vs.戸澤陽、BxBハルク、谷崎なおき(MB)(Infinity 266 8/12/12)
Dオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.YAMATO(A)(Infinity 267 8/22/12)
E望月成晃(VR)vs.鷹木信悟(A)(リングアウト)(Infinity 269 9/14/12)