Dragon Gate:The Gate of Destiny 10/21/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ジョニー・ガルガーノ、土井成樹(W1)vs.鷹木信悟、YAMATO(A) |
@ARフォックス、スペル・シーサー、しゃちほこBOYvs.ジミー・カゲトラ(J)、琴香、三代目超神龍
Aオープン・ザ・お笑いゲート王座戦:新井健一郎(ch)vs.ストーカー市川(VR)
Bサイバー・コング、Kzy、問題龍(MB)vs.堀口元気H.A.Gee.Mee!!(J)、斎藤ジミー了(J)、豊中ドルフィン
Cオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:ドラゴン・キッド(VR)(ch)vs.Eita
Dオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:BxBハルク、戸澤陽、谷崎なおき(VR)(ch)vs.Gamma、マグニチュード岸和田、HUB(VR)
Eジョニー・ガルガーノ、土井成樹(W1)vs.鷹木信悟、YAMATO(A)
(23分)
ガルガーノのキレのある動きを前面に出し、
それをベースにYAMATOの控えからのカットや鷹木のタフ設定で調整していきます。
土井とガルガーノは同スタイルなだけに連携は中々取れていますね。
一方で似ているが故に当然あくの無さは補ってもらえず。
YAMATOの堅実な対応と着実にタッグの形をつけることで試合を高めていきます。
我慢所の中盤を過ぎると土井とYAMATOが真っ向から打撃のぶつかり合い。
入り乱れつつも単純性から少し離れた打ち合いに転じます。
土井とYAMATOが非常に素晴らしい攻防を見せると
ガルガーノが土井に移り変わり、そして鷹木も別のパワフルさで同じ高みに食い込んできます。
USインディーらしいアイディアも盛り込まれていてブッキングが成功した内容です。
ぎりぎり好勝負。
Fオープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦:望月成晃、ドン・フジイ(VR)(ch)vs.ジミー・ススム、ジミー神田(J)
(21分)
神田とフジイが火花を散らし単純な張り合いでスタート。
続いて望月の孤立においてはススムが上目線で絡みます。
かつて子分であった立場を踏まえて、
今はお前の子分じゃないんだ、とストーリーを雄弁に語ります。
対する望月も衰え知らずのハード・ヒットで応じていましたね。
ススムの腕を攻め孤立させます。
望月、フジイがタッグとして足並み合わせてススムを攻めるので相手の個を際立たせていましたね。
終盤も良い感じに刺激しあいながら攻防。
フジイ、神田がインパクトに欠けるため王座戦としては激戦味がなく、
物足りない部分もあるがしっかりとした試合でした。
中々良い試合。
Gオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.吉野正人(W1)
(27分)
抑え目のレスリングでスタート。
探りあいの意味合いをつけられていますね。
ダイブもブーストさせずに単なる区切りの意味合いに押さえ込むことができていますね。
丁寧なグラウンドで地盤を作っていきます。
派手さはないが小さなことを積み重ねる理は面白い。
グラウンドの技の後の両者の静止した身振りは
決してスポット間を繋げるものではないが表現として味があります。
吉野が腕攻めにいく際、フライング・アーム・バー・テイク・ダウンを使っていたのもユニークですね。
息の合ったかわしあいを混ぜてビートをつけ、CIMAの脚攻めにつなげます。
これで完全に舞台は整って終盤へ、というところですが
それまでの緻密さに比べるとオーソドックスな攻防で少々面白みに欠けたことは否めなかった。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:12/31/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ARフォックス、スペル・シーサー、しゃちほこBOYvs.ジミー・カゲトラ(J)、琴香、三代目超神龍Aオープン・ザ・お笑いゲート王座戦:新井健一郎(ch)vs.ストーカー市川(VR)
Bサイバー・コング、Kzy、問題龍(MB)vs.堀口元気H.A.Gee.Mee!!(J)、斎藤ジミー了(J)、豊中ドルフィン
Cオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:ドラゴン・キッド(VR)(ch)vs.Eita
Dオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:BxBハルク、戸澤陽、谷崎なおき(VR)(ch)vs.Gamma、マグニチュード岸和田、HUB(VR)(新チャンピオン!)
Eジョニー・ガルガーノ、土井成樹(W1)vs.鷹木信悟、YAMATO(A)
Fオープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦:望月成晃、ドン・フジイ(VR)(ch)vs.ジミー・ススム、ジミー神田(J)
Gオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.吉野正人(W1)